福神(機動旅団八福神)

Last-modified: 2021-04-19 (月) 22:35:54

福島聡の漫画「機動旅団八福神」に登場するスーツタイプの人型兵器。
人型兵器と言うにはかなり間抜けな外見をしている。

原作の世界観は近未来の日本。
日中戦争が起きて敗北した日本が中国寄りになって、それをアメリカ軍が攻撃してくる構図だが、作中ではあまり緊迫感はなく、政治的にも生活的にもあんまり変わらないまったり感がある。
一応軍事物だが、むしろキャラ個々人の日常生活をメインに描いている作品である。

 

パイロット

  • 名取不二雄
    SP:集中, 1, てかげん, 5, 挑発, 8, 隠れ身, 12, 鉄壁, 38, 魂, 49

運用

能力値だけ見ると得意な地形が地上しかなく、Sサイズでそこそこの運動性がある以外は火力、HP、装甲の全てが低いリアル系。
・・・だと思われるが、実際には特殊能力「絶対防御」*1により、武属性以外の攻撃全てになんと3000もの装甲値が加算され、そこそこの回避力を持ちながらマジンガー以上の固さを誇るグレー系ユニットである。
かなりの固さの割にHPが低めなため、敵が優先的に狙ってくれるので盾役にピッタリ。
特に強力な長射程武器持ちに仕掛ける際、他のユニットと同時にわざと射程内に入るとその性能を発揮する。
またCT+25のペイント弾で反撃すると敵を高確率で盲目状態にできるのでおすすめ。

 

ただ前述の通り、武属性攻撃は対象外になるので、ビームサーベルなどの武器を使用した格闘攻撃とブーメランの様な2P投擲攻撃にはとても弱い。
特に武器持ちで運動性と移動力に優れる敵オーラバトラーとの相性は最悪に近い。
なので基本的には敵と3マス程度のつかず離れずな距離感を上手く維持したい。
くっつかれそうだったり、残りHPに余裕がないなら隠れ身を使うなどで接近戦を避けよう。
あらかじめ集中をかけておくと事故防止になる。

だがいくら固いとはいえ、さすがに高レベル帯の雑魚相手には分が悪いので強化手段が欲しいが、肝心な部分を強化してくれる鉄壁と魂を覚えるのが遅いという欠点がある。
鉄壁を習得するまではパーツかアイテムでフォローしておきたい。

 

またてかげんと挑発を同時に持ち、機体の低火力&重装甲と不二雄のシャア並みの高技量*2も合わさって、説得作業に非常に向いている。
挑発で説得対象をおびき出し、説得しやすくなるまで削るにはうってつけの人材。
説得作業の為だけに出撃させる価値は十分ある。
ただ挑発した相手の特徴と移動力を考慮しないと、接近戦でやられてしまうので注意したい。

パーツ

パーツスロットは3個。
火力不足なのでV-UP(w)は欲しい。
壁役にするには移動力が3しかないので、味方から遅れがち。
味方についていける様、ブースターかアポジモーター程度で十分なので付けておこう。
残りは装甲系を付けて壁役ポジションを盤石なものにしておきたい。
ブースター系の代わりに装甲系×2でもいい。
宇宙Cなので宇宙での出撃時にはスラスターモジュールを忘れずに。

備考

  • 原作では福神の上位機種も存在するのだが、主人公の不二雄は搭乗していないため使用できない。
  • ここだけの話、フル改造した上でパーツスロットを特殊強化装甲で埋めると武属性相手以外に対し装甲値5800という冗談みたいな硬さになる。実用性はあまりないが。

*1 原作では斬撃以外の全てのダメージを吸収してしまう新型ジェル。ロボダンではアーマーLv30。
*2 レベル1で184