鋼(鋼の鬼)

Last-modified: 2025-08-11 (月) 16:12:42

OVA作品「大魔獣激闘 鋼の鬼」より参戦。

パイロット

  • タクヤ=クルーズ
    SP:友情, 1, 鉄壁, 1, 必中, 12, 気迫, 18, 決意, 30, 愛, 40

運用

原作が生まれた経緯*1からか、マジンガーの名前がついてないだけで実質マジンガーとほぼ同じ能力傾向。
そのため、スーパー系ながらボスよりも雑魚向きの機体性能となっている。
移動力は3と遅いが、EN50を消費すれば移動力+3とホバー移動を付与できる。
毎ターン進撃するような戦いには向かないが、ここぞという時の移動力は困らない。
気力110からは移動しながら攻撃を行う突進も使用できる事から、移動力に不満を感じるシーンは少ない。
加入時点でHP7000、装甲2400という自軍最高クラス……というかマジンカイザーに匹敵する硬さを活かしてザコの攻撃を受け止め、触手で反撃しながら敵を縛るのが基本。
技量が低いため中々安定しないが、試行回数で勝負しよう。
一応射程3という点を除けばMSのビームライフル並か、それに少し勝る火力があるので縛るのに失敗してもそのまま削りが可能。
鉄壁と必中を早期に覚える点も反撃戦法を後押ししている。

 

水中移動持ちかつ水適応が機体も全武器もAというロボダンでも最高峰の水中戦適正を持つ。
海マップを引いた時は装甲の厚さと敵の火力の減少により撃墜される事はほとんどなくなるため、本機の独壇場となる。
後述するが対空戦闘力をパーツ等でフォローすれば海マップ限定で単機で雑魚もボスも可能な無双ユニットになる。

 

覚悟発動時は最強武器の威力が実質3300を超えるため、決意持ちという事も含めて理論上では爆発的な火力を出せる。
気力での優位性は自前の気迫で確保できるため、雑魚の殲滅後にENの余裕があればそのままボスへのダメージソースにもなる。
ただしひらめき、忍耐といった対ボス向け防御SPを習得しないのは厳しい。
鉄壁こそ持っているものの、覚悟が発動しているという事は本機の装甲値を以てしても耐えきれない可能性が高いという点は留意しておこう。
更にマジンカイザー並の耐久力が逆に災いし、発動そのものが非常に難易度が高い。
実際のプレイではボスからの攻撃を受けた上で運が良ければ、もしくは稼ぎ向けの本機の装甲を抜ける程の威力のMAP兵器持ちを引いてるなら何とか狙える可能性はある程度。
覚悟の発動下で決意込みの攻撃をボスに叩き込むのはよほどの偶然が重なった時だけになるだろう。

 

加入時点でマジンカイザークラスと言えば強力に見えるが、弱点になる部分もそれなりに多い。
まず一つは空適応Cという点。触手含めてすべての武器が突属性or武属性持ちのため、パーツでフォローしなければ空相手にダメージが非常に下がる。
縛り屋として運用する分には攻撃が当たれば良いので楽だが、撃墜まで任せるのは難しい。
本機が一番活躍できるマップが海地形のマップである事、つまり地上なので飛行ユニットが出るという点から無視はできない。
空地形の敵に対しては基本的には縛属性撒きに徹し、ダメージは空適応をフォローするパーツを手に入れるか、もしくは他の味方に任せよう。
次に継戦能力の低さ。素のEN自体は非常に多いものの、無消費武器を持たず、上位武器やスラスター全開など消費が多い物も多いためコンスタントにENを消費する。
これに関しては本機の運用上どうしようもないので、EN自体をパーツで更に伸ばすか、母艦・補給持ちユニットでフォローするなりで対応しよう。
最後にパイロット能力。反応こそかなり高いが、反応以外は主役級としては低めという地味に使いづらいステータスをしている。機体性能の高さに助けられる事も多いだろう。

 

総評としては強力ではあるが、その強みを活かすにはパーツや味方機のフォローが必要といったピーキーな機体。
幸いにもどうフォローすればその強みを押し付けられるか、弱点を改善できるかという点に関しても非常に分かりやすいので、ピーキーな機体の中ではだいぶ使いやすいユニットではある。

パーツ

スロットは2つ。
装甲が非常に高いのでバリア系を持たせたい。EN消費が荒いのでENを消費しない人工オーラバリア推奨。
対空火力を期待するなら高性能バーニアやミノフスキークラフトを。
かなり珍しいパーツになるがミノフスキードライブがあった場合持たせておきたい。
弱点である対空攻撃力を補いつつ、素の移動力UPによってスラスター全開を使用する頻度を減らす事ができるので、結果的にENの節約にもなる。
装甲を伸ばすかどうかは運用方針次第。伸ばして平時の安定性を向上させるか、あえて伸ばさずに覚悟を発動させやすくするかで選ぼう。

 

しずかな心を持たせておくと覚悟を発動してボスに殴れるという状況で攻撃しやすくなる。
とはいえ運用欄で述べた通り本機は発動自体が大変という事情があるため、他のひらめき未所持キャラと比べると使用頻度は低め。

備考

  • 元々マジンガーZのリメイクとして企画されたOVA「大魔神我」が製作中止になった後、その「大魔神我」で志向されていたハードなドラマ部分を抜き出し、単独作品として作り直したものがこの「鋼の鬼」である。
    ロボダンでのステータスがマジンガーのような高装甲機体になっているのはそれが理由だろう。
    • ちなみに「大魔神我」の別の要素(荒唐無稽で派手なスーパーロボットもの)を抜き出して製作された、血を分けた兄弟と言える作品も存在している。その作品もまたロボダンに参戦済

*1 備考欄参照