219年7月　関羽包囲網

勢力図

漢中で曹操に勝利した劉備は、魏王・曹操に対抗せんと漢中王になった。続けて荊州の関羽に北上を命じると、これを恐れた曹操は密かに孫権との連携を画策する。今や孫劉同盟は形骸化し、孫権も荊州奪還を狙っていた。

勢力一覧 [添付]

各勢力分析 [添付]

曹操

夏侯淵は既に死に、伝説的英雄・曹操とその相棒、夏侯惇の死期が近い。早急に新野と長安と洛陽を全力で探索し、寿命延長名品を曹操と夏侯惇にあげよう。そうすれば10年は持つ。荀彧など、曹操を支えてきた親愛武将達の多くが亡くなっているため曹操も群雄割拠シナリオのようなチートぶりを発揮出来ず、一抹の寂しさを拭うことができないシナリオでもある。
とはいえ、国力は圧倒的な上、次世代の人材も台頭しつつある。いつも通り二方面作戦でも充分勝てるが、今回はイベントで孫呉と同盟を結ぶことになるので、先に蜀を攻めることになるだろう。

劉備

チート三兄弟と馬超、法正の寿命が近いものの、漢中を奪って人材・領地が最盛期。
三国鼎立シナリオ、かつ三兄弟生存中のシナリオで、唯一デフォルトで孫権との同盟がないのもこのシナリオの特色である。イベントを上手く利用して襄陽の兵を減らしてそのまま攻めとり、守りを固めたら南に目を向けよう。
呉軍の荊南を平定して地の利を得られれば大きい。登用の効率が上がる。孫呉は国を上げて裏切ったからか、甘寧や丁奉など、主力級にもかかわらず義理が低く登用しやすい武将が非常に多い。
また、初手で交易に誰か一人を派遣しておけば寿命を延長できる仏典が、 交州の士燮を降伏させて南海を攻めとってインドと交易すれば法典がそれぞれ手に入る。また曹操がまだ取っていなければ、新野の義陽の府を奪って探索すれば傷寒雑病論も手に入る。好きな人に持たせよう。
上庸は中原進出が漢中に比べて遥かに楽なルートなので、梓潼にいる張飛親子、成都にいる趙雲、黄忠らを派遣してでも守りきろう。襄陽を攻めとる事ができたら漢中、襄陽、上庸の三方面で連携して攻め上がるのがいい。
なお、時系列的に直前のシナリオである漢中争奪戦では蜀帝即位のイベントのためか、献帝が既に廃立されたことになってしまっている。しかし今シナリオではまだ漢王朝が存在している。
諸葛亮による隆中対がいよいよ実現段階に入った場面。史実の無念を晴らして裏切り者孫権に天罰を与え、献帝を救い出し、桃園の誓いを果たそう。

孫権

イベントで荊州南部と潘濬ら裏切り者組が手に入り、江陵もすぐに落とせる状況まで持って行ける。そのまま行ってもいいが、関羽は名品の赤兎馬を持っているので処断はできない点に注意。永安ルートからだと蜀に攻め込むことは簡単なので、チート共に気をつけながら天下を二分し、人材を手に入れたらじっくりと曹魏を滅ぼそう。

公孫恭

（極級）序盤で曹操に攻められると方円ばっかの人材では耐えきれない。初手から土下座外交で同盟を結ぼう。都市規模と兵糧・兵を貯めたら、同盟解除後の速攻で北平は簡単に落とせる。兵糧に余裕があれば次の城も落とせるだろうが、めぼしい武将がいないので闇雲に前線を広げるのは次の一手を失いかねない。まずは人材確保がおすすめ。船も楼船にされるので北平での水辺での迎撃は無理だった。建築を駆使して兵站切りしか道はない。攻めようにも、守ってばっかりでは輸送され兵を削れないので攻めの守りで高速でAIの兵を削る必要がある、異民族部隊で囲めばこちらの火力が勝るのでおすすめ。もっと上手くやる方法があるのかもだが、ずっとツライ

孟獲

近い年代の漢中争奪戦に比べ劉備が漢中をとってることで北から崩れることが減り、江州取ったあたりで魏がでかすぎて三国の体を成していないという状況は少ない。こちらも力を蓄えたら蜀の山岳地帯を暴れまわろう。
相互親愛武将が多いので（山岳地帯での）戦闘面では他国に引けは取らない。
（上級）武官ばかりと思いきや、孟獲の色塗り範囲が５なのに加えて、呂凱と朶思大王が見つかるので色塗りはできる（なお夷陵シナリオでは呂凱は劉備配下になってしまう）。
同盟切れ時に境界線に部隊を待機させての強襲で建寧は容易に陥落させられるが、問題はここから。
まず、成都と江州が連動して防衛してくるが、劉備軍の名将を相手にごり押しできる力はないので、工夫が必要。
また、こちらの侵攻で本来前線への増援に回す上記二都市に兵を貯めることが劉備軍の前線に悪影響を及ぼし、荊州争奪戦はたとえイベントを起こさなくても曹操の一人勝ちで終わるうえ、上庸も漢中も早期に陥落してしまう。
そうなると曹操の勢力が圧倒的になり侵攻速度が一気に加速してしまうため、劉備軍の制圧に余り時間をかけていると、曹操軍との差が開きすぎてその後が辛くなる。
反曹操連合のお誘いは適宜判断。蜀の文官を登用出来て内政したければ参加しても良い。222年ころに蜀の主将は寿命を迎えるので連合明けの対蜀の難易度は下がっていることが多い。

士燮

勢力の要の士燮の寿命は残り7年。交易で寿命を延ばしても趙氏貞の登場には間に合わない可能性が高い。
なので一人でも多く呉から捕虜を引き抜いて、さっさと攻勢に出よう。
運よく水軍育成出来れば南海。出来なければ零陵が侵攻先になるが、武将の質的に公孫氏よりはマシ程度の苦行。
根気よく！とも言ってられない年代なので辛いが、幸い士燮方面の敵はそこまで手強くない。

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