このページは、Mage-Flow-Editにおけるプロンプト実例の紹介を目的とした、補足ページです。
#contents
*概要 [#s48e179f]
-Microsoftよりリリースされた、Mage-Flowの編集可能モデル
-入力した画像に対して、編集したい要素を指示することで、その指示内容だけを出力画像に反映する。
-技術的には、Qwen3-VLの世代で導入された、画像&プロンプト関連付け機能を応用したもの。
*特徴 [#of441813]
-Mage-Flow-Editはパラメータ数が少なく、低スペックPCで導入しやすい
--2026年7月時点では、上記条件を満たす編集モデルとしては唯一のモデルである。
-Mageそのものが人体を得意としていないため、高精度とまではいかないものの、
どんな指示をしても安定して期待した結果が得られる。
-入力画像のアウトラインを維持した、要素の追加・削除の活用が中心。
--一方、入力画像の要素を切り貼りしてまったくの新画像を作り出すのは、検証した限りではできそうになかった。
--ポーズ変更といった大きな変更は、比較的反応しにくい、あるいは簡単なプロンプトでは反応しにくい
(例:正面向きのポーズに変更。)
--英語文を使用して正確に指示すればできないとは言い切れないが、検証不足
-まとめ
✅軽量。導入しやすい
✅ちょっとした画像の修正に便利
✅日本語の指示文で直感的に操作できる
✅元の構図を維持した保守的な変更が得意
✅Microsoft公式モデルという安心感
✅総じて初心者に向いている
❌Mageそのものが、瞳などの細部再現に弱い
❌大きな変更は苦手
❌クリエイティブ向けとしてはやや弱い
-類似モデルQwen-Image-Edit 2511の生成結果には明確に劣るが、
「Image-Editとは何か」を知るための入門編としては十分におすすめできる。
*導入方法 [#n7ca6ed8]
**モデルの入手 [#r997efe5]
-Mage-FlowのTextEncoder、VAEモデルに加えて、
Mage-Flow-Editモデルが必要
--ここからダウンロード
[[Comfy-Org/Mage-Flow(HuggingFace)>https://huggingface.co/Comfy-Org/Mage-Flow/tree/main/diffusion_models]]
**ComfyUI [#n79b5d94]
テンプレートを入手すればすぐに使える。
#shadowheader(3,テンプレートの入手)
-配布されているテンプレートを入手する。
--検索して下記のテンプレートを使えばOK
&ref(Mage_Flow_EditテンプレートDL.jpg);
*実例紹介 [#z8bb38a1]
目的別に使用する簡潔な指示例の紹介もとい検証結果
なお、出力結果にはマスクを使用していません。あくまでもMage-Flow-Edit単体の性能を示しています。
**画像を高画質化する [#df5625af]
-プロンプト
#pre{{
高解像度化。JPGノイズの除去。ブロックノイズの除去
}}
-出力結果
|入力|出力|h
|&ref(zko (30).png);|&ref(Mage_flow_edit_00033.png);|
-補足
--JPGノイズの除去の指示がよく効く
--「高解像度」というプロンプトはあまり効かず気休め。
**背景変更 [#ea320b89]
-プロンプト
#pre{{
背景を草原に変更
}}
-出力結果
|入力|出力|h
|&ref(zko (30).png);|&ref(Mage_flow_edit_00035.png);|
-補足
--背景変更は人体等に比べると比較的正確に適用される
--「背景を白にして」などでも可能