【夜が来ても】白瀬咲耶

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思い出アピール

特徴

2024年2月23日～3月4日開催の新限定シリーズガシャ「My Songs Collection(咲耶・千雪)」で追加された咲耶のマイコレpSSR。恒常&限定(トワコレ)含めた咲耶のpSSRとしては通算10枚目となる。
マイコレ自体の仕様に関してはマイソングコレクションを参照。

ライブスキル
無凸ライブスキルはVi4倍アピール[興味無視]/自身のメンタルを20%減らし、Vi最大120%UP[減少値が多いほど効果UP][4ターン]。
４凸ライブスキルはVi5倍アピール[興味無視]/自身のメンタルを20%減らし、Vi最大180%UP[減少値が多いほど効果UP][4ターン]。

また、無凸ライブスキルは2ターン以前アンティーカ全員がライブに参加している場合、Plus（フレキシブル[1ターン]）、
４凸ライブスキルは3ターン以前アンティーカ全員がライブに参加している場合、Plus（フレキシブル[2ターン]）。

興味無視とメンタル減少率に応じてVisualUP付与が付いた単体アピール。
無凸でも4倍、4凸なら5倍と高火力な部類で、更に最大180%のステータスUpを4ターン付与と優秀な性能。
なお、ステータスUP効果は発動前のメンタル値を相当要求されるので注意。特に本アイドルは「メンタル減少率20%」の為、最大倍率を狙うなら残メンタル値5000が要求される。

Plusアピールはフレキシブルを付与する。無凸と4凸で持続ターン数が異なるので注意。
持続ターン数は１or 2ターンと少ないが、付与された次のターンから効果が消費されるので額面通りのターン数を保ってくれる。

ステータス効果値 = 最大値 * (メンタル減少値 - 500) / 500
※ただし、最大値*1 を上回らない。最大値*0.02を下回らない。

思い出アピール
最大でVisual2.5倍アピール[興味無視]+全観客にVisual3.5倍アピール[興味無視]。

固定で最大6倍アピールだが、[興味無視]の要素を持つ。
そこそこの火力を有している上に、興味DOWNが撒かれた状況からの突破方法として有用。他アイドルの興味無視パッシブスキル発動に左右されなくなるのは利点だが、他方で審査員に興味UPが撒かれても流れに乗れなくなるケースも。

パッシブスキル
１凸スキルは思い出ゲージ20%UP。
発動条件は「アンティーカ全員がライブに参加している」で、ユニット専用スキルとなる。
アンティーカとしては驚くほどシンプルな無条件での思い出ゲージ加速パッシブ。
常時発動が狙えるのはありがたいが、リーダー以外に配置した場合は後半ターンにうっかり発動するケースも想定すべき。
アンティーカのVi属性以外の編成においても思い出ゲージ加速担当としての採用が見込めるか。

２凸スキルはVisual100%UP。
発動条件は「最大メンタル4500以上メンタル84%以下」。
最大メンタル値の条件は他のViアンティーカ系列と同等で、メンタル84%以下とかなり緩い条件。
確率25％で最大2回発動と優秀。

4凸スキルはVisual150%UP/注目度50%DOWN。
発動条件は「最大メンタル4500以上メンタル49%以下」でやや強めの背水が必要。
150%は高倍率で、高確率に2回発動と非常に優秀。
注目度DOWNは審査員被弾を回避しやすくなる他、注目度が低い程～のアピールでは注目度Down50%以上で最大値を発揮できる。

寸評
Viアンティーカにおける不足要素をほぼ1人でカバーする八面六臂のアイドル。

ライブスキルはViアンティーカで切望されたフレキシブル付与を所持する。
従来は【空・風・明・鳴】幽谷霧子のみしか所持せず、付与行為が安定しない欠点を編成全体で抱えていたが、本アイドルで霧子以外の選択肢が増えた上に、両方を採用して2人体制を敷くのも可能になった。
更にメンタル減少ステータスUp効果も優秀で、最大180%・4ターン持続と1ターン目に放つ性能にコミットしている。
特に【ふりそそぐもの】月岡恋鐘の思い出アピールにおける[Visual強化]との相性が抜群で、思い出アピール時には実質360%分のバフとして機能する。これが4ターン目まで持続できるのは現状で本アイドルのみなので積極的に狙っていきたい。

思い出アピール性能も良好な部類。
固定で6倍追撃と安定しており、興味無視アピールは【鏡界フィクションレイン】三峰結華]や【ふりそそぐもの】月岡恋鐘で興味DOWNされた盤面を踏破するには最適。
興味UPも無視してしまう弱点は割り切るしかないが、咲耶をセンターで運用したいという願望を叶えるには実用的な性能と見做せる。

更にパッシブスキルも注目で、1凸の思い出ゲージ加速はViアンティーカではシンプルに嬉しい性能である他に、4凸の注目度50%DOWNは【フィドル・ファドル】田中摩美々などの注目度DOWNライブスキルを最大限発揮するのに適している。Viアンティーカにおける注目度DOWNパッシブスキルでは最も条件が緩い選択肢なので頼りにしていきたい。

欠点は、背水への対応力に欠けること。
ライブスキルは0凸・4凸ともメンタル減少率20%と微妙な数値となっており、Viアンティーカ全体においてメンタル減少の手段や減少値が乏しいという弱点が克服出来ていない。
従来は【1/60・NaturalHeart】白瀬咲耶のパッシブスキルを軸にメンタル49%～39%～34%以下まで到達する手法が採用されていたが、本アイドルに置き換えた際にこれらの手段が皆無となる。如何にして背水するか、プレイヤーは方策を捻り出さねばならない。

また、従前のViアンティーカで最大メンタル値を4500で揃えていた場合には、本アイドルのライブスキルでのステータスUPを最大限発揮したいなら4500ではなく5000以上を目安に編成構築する必要があるので注意したい。

本アイドルの実装をもって、Viアンティーカは全員が限定アイドル（マイコレ含む）で構築出来るようになった。
Pアイドルにおける属性強化の到達点とも見做せるが、咲耶以前のアイドル達が一癖も二癖もあった箇所をまとめて補強する性能は極めて有用。故に、編成での安定感を決定付ける上で本アイドルの存在価値は多大だ。
ライブを先導するか、センターとして起用するか、いずれにせよ「千夜アリア」のあの名セリフを彷彿とさせる活躍を期待したい。

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