ジャンル
- 楽曲を曲調や目的で分けたもの。前者はロックやワルツ等、後者はポップスやアニメ等がある。
- 太鼓の達人では後者で分類されている。
- ニジイロVer.のみ、曲の性質によって複数のジャンルに同時に属する場合もある(なお、メインジャンルはお気に入り曲と公式告知などで確認可能)。
■ポップス/J-POP
- テーマカラー:水色
- いわゆる「ポピュラー・ミュージック」のジャンル。平たく言えば、一般客層向けに作られている曲のジャンルということになる。映画やドラマの主題歌・CMソング・大衆に人気のアニソンなどの楽曲はここに属する場合が多い。
- 日本国内向けに作られた楽曲がメインのため、長い間J-POPという名前だったが、海外アーティスト収録曲などの増加によって、CSではPS4以降、ACではニジイロVer.から現行の名称ポップスへ変更された。
- 特にACではニジイロ2021Ver.から、日本語以外の楽曲も少しずつ収録されてきている。
- 日本国内向けに作られた楽曲がメインのため、長い間J-POPという名前だったが、海外アーティスト収録曲などの増加によって、CSではPS4以降、ACではニジイロVer.から現行の名称ポップスへ変更された。
- 最新の楽曲から懐かしの曲まで幅広く含まれ、難易度も低難度から高難度まで様々だが、最近では高難度譜面の収録が少ない傾向にある。
- ニジイロVer.2021において、ポップスから離脱・移動された曲が多い。
■キッズ
- テーマカラー:オレンジ色 (ひろば等)/黄色 (AC)
- 新筐体ニジイロVer.にて新設。旧Ver.のどうようジャンルの曲と、ボーカロイド™曲・クラシック・ナムコオリジナル以外の各ジャンルの曲から寄せ集めた、子供・親子ドンだー向けのジャンル。
- かつてのACではバンダイナムコパスポートを使うと子供・親子ドンだー向けの曲が入ったフォルダが表示されるようになっていたが、ニジイロVer.より楽曲の複数ジャンル対応に伴い専用ジャンルが作られた。
- AC唯一皆勤賞の曲はこのジャンルの曲である。
- この曲はAC15まではアニメに属していたが、ニジイロVer.2020ではアニメから離脱しキッズに入っていた。2021/4/21以降はサブジャンルとして再びアニメに属している。
- 低難易度になりやすく、パパママサポート対応曲が多いが、実はおにコースや裏譜面が難しい曲も多い。
■アニメ
- テーマカラー:オレンジ色 /ピンク色(AC ニジイロVer.)/水色(アニスペ)
- アニメ作品の関連楽曲。
- ここに属する曲がほとんどTVアニメのOP・ED曲もしくはアニメ映画の主題歌だったが、どちらにも該当しない物もある(Battaille Décisive、コットンキャンディえいえいおー!など)。
- グリーンVer.までのACとCS作品にて、特撮作品の曲はここに属する。
- ニジイロVer.以前は、原作の客層問わずこのジャンルに入っていたが、一般向けアニメと深夜アニメの曲の増加に伴い、子供向けアニメと特撮の曲がニジイロVer.にて新設された「キッズ」ジャンルへ移動・分離(あるいはアニメとキッズ同時所属だが、メインジャンルはキッズに変更)された。
- その以前にも、さまざまな理由から、最初から別のジャンルに属する、あるいは一定期間が経過すると「アニメ」から別のジャンルに移動される曲も多く存在する(ニジイロVer.基準以前のアーティストによるタイアップ曲など)。
- アニメサイズ(曲の長さ)の音源をそのまま収録することが多いためか、全体的に演奏時間が短い・低難度になりやすい傾向がある(特にパパママサポート対応曲のむずかしい以下の譜面)。
- サブタイトルの表記に規則性はあまりなく、以下のようなパターンがある。
- タイトル:(曲名)、サブタイトル:「(アニメ名)」より
- 例:God knows... 「涼宮ハルヒの憂鬱」より
- 選曲中に曲名ではなくサブタイトルが表示される曲もある。
- タイトル:(曲名)、サブタイトル:なし
- 例:夢をかなえてドラえもん
- タイトル:(曲名)、サブタイトル:(アーティスト名) 「(アニメ名)」より
- 例:Just Awake Fear, and Loathing in Las Vegas 「HUNTER×HUNTER」より
- タイトル:(曲名)、サブタイトル:「(アニメ名)」より
■ボーカロイド™曲
- テーマカラー:銀色
- 合成音声ソフトウェアの内の1つ、VOCALOID(ボーカロイド)を使用した楽曲。新筐体ソライロVer.にて新設された。
- ボーカロイドを使用した楽曲の替え歌さちさちにしてあげる♪は、グリーンVer.まではJ-POP(PS Vitaではバラエティ)、ニジイロVer.からはポップス・ボーカロイド™曲に属する。
- ボーカロイドによる歌唱版が初出であるドラマツルギー、ナンセンス文学の2曲は、ポップス(J-POP)の他、ニジイロVer.からはボーカロイド™曲にも属する。
- 上記の特殊なケースを除く、本ジャンルに属するか否かは文字通り「曲のボーカロイドの使用の有無」で決まる。
- これは、ボーカロイドを使用した作品を業務用作品で利用する場合には、「VOCALOID(ボーカロイド)はヤマハ株式会社の登録商標です。」を明記しなければならないという商標関係ルールがあるから、まとめて権利表記しやすいため。
- 上記のルールの理由からか、太鼓の達人ではほとんどの場合該当楽曲が本来のジャンルより優先的に「ボーカロイド™曲」に入れられている。太鼓の達人に向けて書き下ろされた楽曲も例外ではない。
- 太鼓の達人で使われる「ボーカロイド™曲」は「合成音声を使用した楽曲」ではなく、「ヤマハ株式会社が開発した(音声合成技術及びその製品としての)ボーカロイドを使用した曲」と言う意味である。
- これは、ボーカロイドを使用した作品を業務用作品で利用する場合には、「VOCALOID(ボーカロイド)はヤマハ株式会社の登録商標です。」を明記しなければならないという商標関係ルールがあるから、まとめて権利表記しやすいため。
- 難易度が平均して高い傾向にあり、ニジイロ2022時点(CSのみの収録曲含み)で各難易度で最も低いかんたん★×1は1曲、ふつう★×2は2曲、むずかしい★×3、おに★×5はそれぞれ1曲だけしかない。
- CS初収録曲のAC移植が平均してかなり早いジャンルであり、2年以上の期間が空いたのはハッピーシンセサイザ(2904日・約8年)だけ。
- 裏を返せば、2年以上ACに移植されていない曲は上記の例外1曲を除きCS限定曲である。そのため、CS限定曲が多い。
- 初出から2年以上経ったCS限定曲の中にはDLCまたはサブスクでしか遊べないものもある。これらの楽曲はこのジャンルの性質上AC移植やCSのデフォルト収録がされないまま販売終了→新規購入・ダウンロード不可能になる可能性がかなり高い。そのため、気になった曲があれば早めに購入するのが得策。
- 該当する曲(現在DLCまたはサブスクを購入可能な作品):ミライ(NS1)、future beat(NS1)、ブリキノダンス(NS1・Xbox・NS2)*3、Future Melody - 心から未来へ -(NS1)
■ゲームミュージック
- テーマカラー:紫色
- AC8にてナムコオリジナルとバラエティから独立した、太鼓の達人以外のゲームに使用された楽曲。
- そのため、太鼓の達人CS作品のテーマソング及びストーリーモードのラスボス曲は、ナムコオリジナルに属する。逆にナムコのゲームの書き下ろし曲とシンクロニカの書き下ろし曲*4はこちらに属する。
- ナムコのゲームのみならず、他社のゲームからも何曲か採用されている。レトロゲームについてはアレンジ曲も多い。
- レトロゲームから最新作まで収録元のゲームの種類は多い。大手かつ老舗であるがゆえに出来ることではある。他社の音楽ゲームからの曲もある。
- アイドルマスターシリーズの関連楽曲は、太鼓の達人で収録時点にシリーズのゲーム作品へ収録の有無にもかかわらず本ジャンルに入る。ただしアニメ版初出曲のみ、初登場Ver.で一旦アニメジャンルに区分され、次の大型アップデート時でゲームミュージックジャンルに編入されたケースもある。
- ニジイロVer.より楽曲の複数ジャンル対応に伴い、(アニメ収録の有無にもかかわらず)該当曲がサブジャンルとしてアニメにも属する。*5太鼓の達人のオリジナルのために書き下ろされた楽曲「マジで…!?」、太鼓の達人のオリジナル曲「エンジェル ドリーム」のシンデレラガールズカバーも例外ではない。
- 音楽ゲーム関連の楽曲は、ナムコオリジナルの高難度曲と同じくらいの難易度になりやすい傾向がある。
- ニジイロVer.2020ではバラエティと統合され、「ゲーム&バラエティ」になったが、2021年3月25日のニジイロVer.2021へのアップデートをもって分離され、グリーンVer.以来ACで「ゲームミュージック」が復活した。
■バラエティ
- テーマカラー:黄緑色
- 一言では説明しがたい、文字通りバラエティに富んだジャンル。
- どのジャンルに入れれば良いかわからない曲を仕方なく寄せ集めたジャンルと言っても間違いではない。
- 時期によって他社のゲーム曲、洋楽やテレビ番組のテーマ曲、お笑い芸人か海外アーティストが歌っている曲、ボーカロイド使用曲、替え歌などがここに入る。
- 新筐体モモイロVer.からは東方Projectのアレンジ楽曲も入るようになった*6。
- バンダイナムコパスポートを使ってプレイすると東方Projectのアレンジ楽曲が入ったフォルダが表示されたので、ボーカロイド™曲のように専用ジャンルを作った方が良いとする声があったが、現状他社ゲームのような東方Project専用ジャンルは存在しない。
- 新筐体レッドVer.からはBMS発祥の楽曲も入るようになった。
- 楽曲の性質上、ナムコオリジナルの高難易度曲と同じくらいの難易度になりやすい傾向がある。
- ニジイロVer.2020ではゲームミュージックと統合され、「ゲーム&バラエティ」になったが、2021年3月25日のニジイロVer.2021へのアップデートをもって分離され、グリーンVer.以来ACで「バラエティ」が復活した。
- バラエティに移行した、ゲーム&バラエティ以外のジャンルにも属していた曲は、お笑い芸人の楽曲と黒沢ダイスケの楽曲を除き他のジャンルの所属が引き継がれた。
- お笑い芸人の楽曲と黒沢ダイスケの楽曲は2020ではポップスにも属していたが、2021ではポップスから離脱し、バラエティにのみ属するようになった。
- バラエティに移行した、ゲーム&バラエティ以外のジャンルにも属していた曲は、お笑い芸人の楽曲と黒沢ダイスケの楽曲を除き他のジャンルの所属が引き継がれた。
■クラシック
- テーマカラー:黄金色/青色(DS1)
- 主に西洋の古い曲。大抵は著作権が切れているパブリックドメイン。
- それを活かして、大胆なアレンジがかけられた曲や、アレンジに加えメドレー化した曲も多い。これによりニジイロVer.ではナムコオリジナルにも入れられている曲が多い。
- 一方、大胆なアレンジがされていない曲はポップス、その一部は加えてキッズにも入れられたため、ニジイロVer.2020のジャンルでは唯一全ての曲が複数のジャンルに入っていた。
- ニジイロVer.2021ではポップスから離脱したため、大胆なアレンジがされておらず、キッズに属していない曲はクラシックにのみに属するようになり、1ジャンルだけ属する曲が全てのジャンルで登場した。
- ニジイロVer.2020では加えてCSではクラシックに入っていた元どうようの曲も入っていなかったが、2021ではキッズに属さなかったもう一つの旧どうよう曲と共にクラシックへ移された。
- ニジイロVer.2020における演奏中のジャンル表記は、クラシックから選曲してもポップスかナムコオリジナルになっており、公式サイトの楽曲リストには「クラシック」の項目がなかった。
- ニジイロVer.2021におけるジャンル再編に伴い、公式サイトの楽曲リストに「クラシック」の項目が復活し、ナムコオリジナルにも属する曲をクラシックから選曲しても演奏中のジャンル表記はクラシックとなった。
- それを活かして、大胆なアレンジがかけられた曲や、アレンジに加えメドレー化した曲も多い。これによりニジイロVer.ではナムコオリジナルにも入れられている曲が多い。
- よく知られている曲のためか難易度は抑え目に作られることが多いが、アレンジされた曲の中には難易度が高めなものもある*7。
- なお、アレンジされていない曲が高難易度になることもある。
- 高難易度の譜面にはCS初出のものが多い。
- BPMが揺れているものが多い。
- AC15以降では、唯一サヨナラ曲が存在しないジャンルである。
■ナムコオリジナル
- テーマカラー:赤色
- 太鼓の達人のために書き下ろされた楽曲(公募採用楽曲を含む)。即ち「太鼓の達人オリジナル楽曲」。ドンだーからは「ナムオリ」と略されることが多い。
- 一つの曲が複数のジャンルにまたがる場合があるニジイロVer.では、これまでの完全オリジナル楽曲・公募楽曲に加え、NAMCO SOUNDSに関与した楽曲、クラシック曲の太鼓の達人に向けてアレンジ、かつてのジャンルの事情上ボーカロイド™曲に属する書き下ろし楽曲・公募採用楽曲はナムコオリジナルにも属する。
- 現時点の唯一の例外として、上記の太鼓の達人関連のアイドルマスターシリーズ曲2曲のみ。
- 一つの曲が複数のジャンルにまたがる場合があるニジイロVer.では、これまでの完全オリジナル楽曲・公募楽曲に加え、NAMCO SOUNDSに関与した楽曲、クラシック曲の太鼓の達人に向けてアレンジ、かつてのジャンルの事情上ボーカロイド™曲に属する書き下ろし楽曲・公募採用楽曲はナムコオリジナルにも属する。
- かつての本ジャンルに属するか否かは文字通り「太鼓の達人含み、ナムコ作品の完全オリジナル楽曲」だったが、AC8から「ゲームミュージック」のジャンル新設に伴い、名称変更されないものの、現行の基準に変更された。
- その旧基準によって、バンダイナムコへ合併された前のナムコ作品(及びその続編)の楽曲はドンだーからみた場合はナムコオリジナルの扱いとなる。2017年に開催された「太鼓の達人懐かしのオリジナル曲復活リクエスト」の対象曲選定も旧基準のものである。
- 一般的に全てのコースが高難度になりやすい傾向にあり、そういう意味では中級~上級ドンだーに人気がある。また、楽曲公募の概要に「曲調はオールジャンルOK!」と書かれてあることからも分かるように、様々なジャンルの曲があることも人気の一つである。
- いわゆる「ボス曲」となることが多く、段位道場に登場する曲、家庭用作品のストーリーモードのボス戦で使われる曲のほとんどがこのジャンルである。
- カラオケで歌うことができる曲もあるが、なぜかわずか数曲しか収録されておらず、収録の要望が極めて多い。
- 特定の曲はシリーズ化されている。有名な物では2000シリーズ、画竜点睛(ぶとう)シリーズ、ミカシリーズ、季曲シリーズ、Roseシリーズなどが挙げられる。
■どうよう
- テーマカラー:ピンク色
- 主に子供向けの歌。たまに外国の童謡も入る。
- AC12までは童謡・民謡というジャンルだった。
- 難易度が低い曲が多いように見えて、実はおにコースや裏譜面が難しい曲も多い。
- 例:いぬのおまわりさん、ABCの歌、アメイジンググレイス、ジングルベル第765番、もりのくまさん(裏)。
- それでも、新基準で唯一★×10譜面が存在せず、かんたんコースは全てパパママサポートに対応している。
- 特に外国の童謡・民謡の場合、バラエティやクラシックとの差が曖昧。
- 曲数が少ないためか、近年の家庭用作品では他ジャンルに入れられている。
- ACではニジイロVer.より廃止され、グリーンVer.までこのジャンルに属していた曲はキッズかポップス(後にクラシック)に移された。
■ゲーム&バラエティ
- テーマカラー:紫色
- 新筐体ニジイロVer.2020にのみ存在した、グリーンVer.までのバラエティの一部の楽曲とゲームミュージックが統合されたジャンル。
- 統合により、諸事情でゲームミュージックとして扱わない東方Projectアレンジ楽曲やBMS楽曲がゲームミュージックと同一のジャンルに属していた(他の作品ではバラエティ)。
- ニジイロVer.2021のアップデートをもってバラエティとゲームミュージックに分離し、このジャンルに属していた曲は分離後のジャンルのどちらか一方に属するようになった。
■POP
- TDMに存在する。
- AC16のアジア版の英語版でもこの表記が使われている。
- 北米にて発売されたポップソングで構成される。
- 日本版に収録された際のジャンルはバラエティ。新筐体などに収録された際は、後述のROCK同様ポップスに属する可能性もある。
- テーマカラーはJ-POP/ポップスと同じく水色。
■ROCK
- TDMのみに存在する。
- 北米にて発売されたロックナンバーで構成される。
- 日本版に収録された際のジャンルはポップスかバラエティで、新筐体に収録されていた楽曲はその双方に属する。
- テーマカラーはバラエティと同じく黄緑色。
■ANIME/TV
- 北米版TDMの「アニメ」に該当する。
- 北米にて放送されているアニメやTV・映画の楽曲が入るのだが、実はテレビに関する曲が一切無い。
- 現時点でこのジャンルに属している曲はRock the Dragon - Dragon Z Themeと Bowling For Soup - Jimmy Neutron Themeの2曲だけである。
- 日本版に収録された曲は現時点ではないが、Let It Go~ありのままで~などの扱いから、もし入ればアニメ扱いになると思われる。
- テーマカラーはAC15までのアニメと同じくオレンジ色。
■華語流行音樂
- 旧亜洲版AC・CSのみに存在する。C-POPとも。
- 主に中国や台湾向けに作られた楽曲。
- 日本版に収録された曲は現時点ではないが、以後別做朋友 The Distance of Loveなどの扱いから、もし入れば前述のROCK同様ポップスに属すると思われる。
- PS Vita1亜洲版に収録された際のジャンルはバラエティ(当時にはポップスジャンルが存在しないため)。
- テーマカラーはバラエティと同じく黄緑色。