- 2000シリーズ第19弾。
詳細
ドンカマ2000 | |||||||
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バージョン*1 | ジャンル | 難易度 | 最大コンボ数 | 天井スコア | 初項 | 公差 | |
AC15.4.9 | 3DS2SP Wii U2SP PS Vita1 NS RPG SP RC | ナムコ オリジナル | ★×10 | 765 | 1204220点 | 520点 | 130点 |
PS Vita1亜 | NAMCO 原創音樂 | ||||||
3DS2韓SP | 남코 오리지널 | ||||||
真打 | 1002300点 | 1300点 | - | ||||
iOS AR | ナムコ オリジナル | 1200290点 | 440点 | 120点 | |||
AC16.1.0 | 1002150点 | 1310点 | - |
譜面構成・攻略
- BPMは約5-292。HSを含めた速さは2.5-1224。
- 「BPM変化」と「HS変化」が頻繁に起こっている。
- スクロール速度変化の回数が多い曲の代名詞であるもりのくまさん(裏譜面)を超え、最多スクロール速度変化回数を更新した。
- 長い間最多記録を保持していたが、2022/04/01に追加された彁(裏譜面)にトップの座を明け渡した。
- スクロール速度変化の回数が多い曲の代名詞であるもりのくまさん(裏譜面)を超え、最多スクロール速度変化回数を更新した。
- 全コース通して完全精度曲。
- HS変化の多い部分はBPMの違う2つの譜面を合わせたような構成となっている。過去に例を見ない譜面傾向であり、このギミックもまた全コース共通である。
- 当然、この曲に「きまぐれ」や「でたらめ」をかけてプレイするのは超危険。
- 大音符は6個しかない。その内の5つは縁大音符でありHS7.65で飛んでくる。
- 大音符が少ないことに加えてゴーゴータイムも短いため、AC15の通常配点では100コンボ以降の小音符の点数が1560点と高い。
- 高密度音符が大量に配置されている。
- BPM292.376の24分音符(約29.238打/秒)の8連打が25小節に1つ存在する。16分音符に換算するとBPM438.564、32分音符に換算するとBPM219.282となり、非常に鋭い。
- 音符間隔は約34.20ミリ秒で、これは当時1位だった初音ミクの消失‐劇場版‐(裏譜面)とアレキサンダーのテーマの約41.67ミリ秒(24打/秒)を大きく突き放す数値であり、VICTORIAの約33.78ミリ秒(29.6打/秒)が登場するまで歴代最短音符間隔であった。
- BPM270の24分音符(27打/秒)も至る所に存在する。
- 4打ばかりではなく7・10打のものも配置されている。長い24分音符の間に16分間隔の縁が混じっており、極めて精度を取りにくい。24分音符自体は面だけのものがほとんどだが、中には低速部分の縁まで繋がっている箇所がある。
- BPM120の48分音符(24打/秒)も多く存在する。
- 前述の2つの24分音符よりは打数および密度が劣るとはいえ、終盤ではこちらも低速部分の縁まで繋がっている箇所があり、相当な高速処理が必要。
- この48分音符はHS4で飛んでくるが、キミドリVer.大型アップデート直後はHS3になっていた(直後の第36回アップデートにて修正された)。
- BPM292.376の24分音符(約29.238打/秒)の8連打が25小節に1つ存在する。16分音符に換算するとBPM438.564、32分音符に換算するとBPM219.282となり、非常に鋭い。
- 最高約292というBPMの速さでありながら24分音符がかなり多く、約23.92%(183/765)が該当する。
- 48分音符も含めると、約27.58%(211/765)もある。
- また、29小節までで337ノーツも占めているため、ここまでである程度のゲージが溜められてないとクリアは絶望的。
- 1曲を通しての平均密度は約6.21打/秒と低めであるが、局所的に音符が詰まっている箇所が多いため体力も必要となる。
特記事項
- 最後の大音符はBPM5・HS0.5(見た目BPM2.5)という超低速である。この大音符は曲の序盤からじわじわと左に流れていき、叩き逃すとリザルト画面移行まで流れ切れず演奏が終了する。
- これはチルノのパーフェクトさんすう教室 ⑨周年バージョンの最後の音符(BPM1.97)が出現するまでは、歴代太鼓の達人最低BPMであった。
- ゴーゴータイムは1ヶ所(0.75秒)のみ存在し、ゴーゴータイムに属する音符は39小節にある大音符のみ。
- キミドリ V2.06以前は、11~15・61~65小節の地帯には、スーハー2000(3DS1)のように高速後の低速の面が急に出現する箇所があった。最後の大音符も同様にいきなり出現する。公式によると不具合ではなく仕様とのこと。
- キミドリ V4.02のアップデートによって速度差による途中出現は無くなり、3DS2と同じく全て右端から表示されるように筐体の仕様が変更された。
- エトウ曰く「進化した」とのこと。
- キミドリ V4.02のアップデートによって速度差による途中出現は無くなり、3DS2と同じく全て右端から表示されるように筐体の仕様が変更された。
- 余談だが、29小節の12分音符の顔の切り替わりが僅かではあるが、バラつきが出ている。
対策
- 追い越しが多い部分は譜面を暗記することが現時点で一番現実的な攻略法である。
- しかし、暗記をしてもかなりの高密度音符を相手にするので、やはりある程度の実力がないとどうしようもない。リズム難でもあるので、技術がないとますます振り回される可能性が高い。
- この高密度音符はほぼ面のためロール処理でも通らなくもないが、タイミングを誤ると可や不可を量産しやすい。正攻法で挑むにしても、腕が追いつかない可能性がかなり高いので、ロール処理と使い分けて挑むのが良いだろう。
- しかし、暗記をしてもかなりの高密度音符を相手にするので、やはりある程度の実力がないとどうしようもない。リズム難でもあるので、技術がないとますます振り回される可能性が高い。
- クリアを目指すなら、1~4小節とリズムがほぼ一致して覚えやすい11~15・61~65小節と大音符は叩けるようにし、その他の追い越しが激しい部分は面だけを叩くようにするのが有効。HS変化のない場所では出来るだけ良を取ることが重要となる。
その他
- 全コース最高難易度曲である。
- 上述のとおり、むずかしい以下にもHSギミックは健在であり、超地雷譜面である。
- 全てのコースに言えることだが適正者に限らず、初見でなくとも暗記なしでのプレイは超危険。
- 上述のとおり、むずかしい以下にもHSギミックは健在であり、超地雷譜面である。
- 作曲・編曲・声・出演・脚本・作詞・監督は、LindaAI-CUE。
- 公式生放送では「他の人が使ったことのない音源で曲を作ろうと思い、本来なら消される音源を使用した*2」と語っている。放送中に提示されたセッションファイル内において、BPM120を基準として160・210・240・270のトラック(音源)を同時に配置し流している模様。
- BPM120を基準とすると、
BPM160の4分音符=BPM120の付点8分音符
BPM210の4分音符=BPM120の7分音符(全拍7連符)
BPM270の4分音符=BPM120の9分音符(全拍9連符)
と変換することができる。 - 音効は、LindaAI-CUE、船田純一。
- マルチオーディオは、LindaAI-CUE、村上正信。
- 譜面作成は、エトウ。
- 曲が完成してから1年ほど放置していたという。また、むずかしいコース以下は「おにコースへのステップアップ」としてあえてスクロールギミックをそのままにしたと述べている。
- スクロールギミックについては「太鼓の達人にはひとつのレーンしかなく、そのまま流すと何が何だか分からなくなってしまうので、複数のテンポを同時に叩いていることをわかりやすくするために搭載した」と説明している。プログラムの制約が厳しく、あまりに細かい音符を配置するとゲームが停止してしまうため、適宜小節を細分化しBPMを変化させることで、なんとか再生させている状態であるという。
- 夏祭りやさいたま2000、幽玄ノ乱と並び、太鼓の達人シリーズを代表する曲と言っても過言ではない定番曲である。
- 太鼓の達人を知らない一般層でも知ってることが多く今でも太鼓の達人の最難関でこの曲を挙げる人も多い。
- 『ネット流行語大賞2014』ではこの曲の曲名「ドンカマ2000」がノミネートされた。
- なお、年間大賞には選ばれなかった。
- 新筐体モモイロVer.における2014年6月のドンチャレ先行解禁曲である。
- ドンチャレ先行解禁曲は通常、各ジャンルフォルダの一番左(先頭)に入るが、この曲は最初から一番右に入っていた。
- ソライロVer.の限定サウンドトラックで数秒ほど先行収録されていた*3。
- 解禁初日の2014/6/2には、条件が非常に厳しいドンチャレのお題を1日で達成した実力を持ってしてもノルマ落ちしたプレイヤーが続出し、初日フルコンボ達成者は1人も現れなかった。
- 初日でフルコンボ達成者が現れなかったのは、AC13のはたラク2000以来である。
- 初日のクリアレート(公式発表)は6.87%、人数にしてわずか62人(全プレイヤーは902 or 903人)という過去に例を見ない低さであった。
- キミドリVer.以降でこの譜面をフルコンボすると、称号「ドンカマの達人」を獲得できる。
- 3DS2・NS RPG(時空大冒険)では、星見の塔最上階にいるLindaAI-CUEのお題をクリアすると解禁される。
- 曲名のドンカマとは、1963年にKORGより発売されたリズムマシン「ドンカマチック」のことである。
- ドンカマという曲名通り、面の部分は「バスドラム」・縁の部分は「クラベス」が使われている。
- 40~45小節が続・〆ドレー2000の43~48小節に曲ごと引用された。直前の「何ッ!?」も引用されている。
- グリーンVer.段位道場 外伝の「タ卜イ云-一ノ十②」の3曲目課題曲となった。
- 段位道場本編ではないとはいえ、この変則譜面が段位道場の課題曲になるとは予想外であり、多くのドンだーが驚愕した。
- iOS/ARでは、2024年3月29日をもってプレイできなくなった。
- 曲IDは、doncam。
コメント
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- 2013年~2016年に投稿されたコメントは、こちらからご覧いただけます。過去のコメント/収録曲/おに/ドンカマ2000(2014~2016)
譜面
KIMIDORI V0.12のみ、11~15小節と61~66小節の高速音符はHS3。
内部小節を含んだ譜面画像はこちら
速度分け画像。普通譜面は元の譜面、玄人譜面は速度が遅い方、達人譜面は速度が速い方。
前例たちすら覆す化け物って感じで -- 2024-02-07 (水) 01:27:47