- ノ乱シリーズ第1弾。
詳細
幽玄ノ乱 | ||||||||
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バージョン*1 | ジャンル | 難易度 | 最大コンボ数 | 天井スコア | 初項 | 公差 | ||
AC15.4.9SP | PS Vita1DL Wii U3SP 3DS3DL PS4 1DL RC | ナムコ オリジナル | ★×10 | 1262 | 1209610点 | +連打 | 290点 | 65点 |
PS Vita1亜DL | NAMCO 原創音樂 | |||||||
iOS AR | ナムコ オリジナル | 1199750点 | 60点 | |||||
真打 | 1008830点 | 790点 | - | |||||
AC16.1.0 | ナムコ オリジナル | 1009600点 | 800点 | - |
譜面構成・攻略
- BPMは160-300。
- 連打秒数目安・・・約1.583秒
- 連打が1.5秒以上ある割に天井点は高めの設定である。
- ゴーゴータイムの割合がやや高く、連打を含めた演奏時間のうち約41.1%が該当する。
- 出だしはBPM160の12分音符が続くが、それ以降はBPM300地帯で8・16分音符構成の配置が延々と続く。
- 8分音符と奇数連打主体の16分音符構成のありがちな譜面であるが、速さ・物量においては★×10の中でも最上級クラス。
- 特に、比較的密度が低くなる8分音符の部分でも、BPM300の8分音符=BPM150の16分音符がやわらか戦車(裏譜面)のように敷き詰められている。このBPMでの16分音符は、20打/秒でBPM200の24分音符相当。
- 時折現れる16分音符の長複合が非常に繋ぎにくく、さらにほとんどが8分音符に紛れている。
- 29~30小節の35連打、41~42小節の33連打は後述の2つほどではないが、それでもCalculatorのラストが繋げられないならば話にならないだろう。
- 72~78小節では95連打(4.75秒)が襲い掛かる。これは、上記にある通りBPM200の24分音符を隙間なく4小節分叩くのとほぼ同じである。
- 配置自体は単純ではあるが、BPMが300とかなり速く長複合もかなり長いのでシングルで繋げるとしてもロール処理で繋げるとしてもかなりの腕前を必要とする。特に、シングルに至っては、逆餡蜜しても接続するには約19打/秒ほどのシングルがないと厳しい。
- 99~101小節の41連打も非常に過酷。ロール処理で繋げるとしても高い技術が要求される。
- 余談だが、この部分を900コンボ地帯と言うことが多い。
900コンボ地帯は、主にロール処理からカド処理へ変更するときに一つでも崩れたり不可が出てしまったりすると、その後は一気に崩れ、不可が大量にでる可能性が高い。
- 余談だが、この部分を900コンボ地帯と言うことが多い。
- 黄色連打はラスト1本のみで、休む暇はないため体力切れに注意。
- 1曲を通しての平均密度は、約10.50打/秒で歴代3位である。
- 登場時はそれまで最高密度だったRotter Tarmination(裏譜面)の約8.93打/秒を大幅に上回り、後述のInfinite Rebellionが登場するまで、太鼓の達人では断トツの平均密度の高さであった。
- これは、Black Rose Apostle(裏譜面)のゴーゴーや、Purple Rose Fusionのラストゴーゴー、≠MMの後半高速地帯が1曲を通して続くのにほぼ等しい。
- BPM300地帯に限れば、平均密度は約11.26打/秒まで跳ね上がる。
- ちなみに、2位はこれのアレンジ曲にあたるInfinite Rebellion。
- また、おに(表譜面)以下のコースにおいては1位がInfinite Rebellion、2位が本楽曲、3位が第六天魔王となっている。
対策
- 同じくBPM300で譜面が流れるInfinite Rebellion、第六天魔王と比べると、16分音符の数は少ないものの、その一つ一つが叩きにくいものとなっている。体力は勿論だが、こちらは純粋に叩く速さが求められる。
- 基本的に腕を振る速さは一朝一夕で身に付くものではないので、クリア狙いであれば8分音符や短めの16分音符を出来るだけ拾っていくことが重要。
- 暗記せずに譜面を認識する力を付けるには、BPM150辺りの曲をオプションの「ばいそく」と「でたらめ」を併用することである程度の練習になる。
その他
- 全コース最高難易度曲である。
- 全コース通して同難易度内でトップクラスの難易度を誇る。安易な選曲は超危険。
- 24分のないおに★×10譜面のひとつである。
- 作曲・編曲、譜面作成は、世阿弥。譜面の一部分はエトウも関わっている。
- 制作中の仮タイトルは「戦国時代」だったという。
- 幽玄ノ乱は、『「未来からやってきた超難易度譜面」というテーマで制作されたもの』と説明されている。
- 2014年のコミックマーケット87で頒布されたTatshのアルバム「FRONTIER」に、「幽玄ノ乱 -Album New Mix-*2」が収録されている。
- 余談だが、2017年7月17日に、元コナミ社員の黒沢ダイスケ(別名義では96などが有名)によるリミックスとして「Infinite Rebellion」がサプライズ動画としてアップされた。
- Tatshも元コナミ社員だが、96の入社に近いタイミングで退社したため、直接の絡みはこれが初めてだったりする(IIDXの19作目のボスフォルダでフリー枠からの参加での共演など、間接的な繋がりはあった)。
- 後日、太鼓の達人公式ブログでは、サウンド制作スタジオ「INSPION」とはコラボの一環である事が判明し、同曲に2017年8月17日に太鼓の達人へ配信が決定した。
- 夏祭りやさいたま2000、ドンカマ2000と並び、太鼓の達人シリーズを代表する曲と言っても過言ではない定番曲である。
- 太鼓の達人を知らない一般層でも知ってることが多く今でも太鼓の達人の最難関でこの曲を挙げる人も多い。
- 3DS1のリーフレットで曲の存在が判明*3してから一般解禁*4されるまで、約2年の歳月が経っている。
- その間も、開発日記の画像や十露盤2000のモールス信号、太鼓チーム公式生放送などで存在を匂わせる発言はあった。
- 2013年秋に太鼓の達人 ドンだー!日本一決定戦2013の優勝者による最速プレイ、大会出場及び観覧者へのプレゼントとして解禁が決まったが大会の延期により解禁も延期となった。
- 太鼓の達人 ドンだー!日本一決定戦2013で、優勝者がこの譜面をプレイするという形で公開された。
- 優勝者はこの曲を初見でノルマクリアした。
- 初日でフルコンボ達成者が現れなかったのは、新筐体ではドンカマ2000に続いて2例目のことである。
- 2014年の7月にフルコンボ者が現れ、2015年の1月に全良者が現れた。
- 公開当時は、その前例のない譜面傾向と難しさで大きな衝撃をもってプレイヤーに迎えられた。
- 2014年6月当時の新筐体の収録曲において、「BPM300以上の等速」という条件に該当する楽曲は存在せず、BPM変化を含んでもCalculatorのラスト程度しか存在しなかった(Purple Rose Fusionのラストでさえ速すぎると言われていた。なお、HS変化も含めると見た目BPM300を超過する譜面は数多く存在する)。
- 基本BPM最速もこの曲が登場するまではみかんのうた(BPM286)が約7年間首位の座にあった。
- 当時のBPM300越えの代名詞でもあったはたラク2000はまだ新筐体に収録されておらず*5、練習になる曲もほとんどなかったため「BPM150前後の曲を『ばいそく』でプレイ」などの対策を取らざるを得なかった。
- コンボ数においても、当時4桁に及ぶコンボ数は〆ドレー2000(おに1414コンボ/むずかしい1004コンボ)が存在する以外は1000コンボの楽曲が2曲あったのみ。平均密度も長らくRotter Tarmination(裏譜面)(約8.93打/秒)が首位にあった背景もあり、当時のプレイヤースキルの水準を大きく上回る譜面であった*6。
- また、この曲が公開された2014年6月はこの月のドンチャレによる先行解禁曲であったドンカマ2000が登場したばかりで、新しいタイプの難関譜面が立て続けに出現したという意味も含めて大きな話題を呼んだ。
- 2014年6月当時の新筐体の収録曲において、「BPM300以上の等速」という条件に該当する楽曲は存在せず、BPM変化を含んでもCalculatorのラスト程度しか存在しなかった(Purple Rose Fusionのラストでさえ速すぎると言われていた。なお、HS変化も含めると見た目BPM300を超過する譜面は数多く存在する)。
- 新筐体(モモイロVer.~ホワイトVer.)、PS Vita1、Wii U3ではサブタイトルがついていなかったが、新筐体(レッドVer.以降)、3DS3では「幽玄ノ乱 世阿弥」とサブタイトルが追加された。
- 3DS3に収録されている他の~ノ乱シリーズに合わせたものだと見られる。
- 前述のInfinite Rebellionと共通の配置が見られる他、74~77小節が大好きな太鼓の音(裏譜面)の64~67小節に引用されている。
- AC15の時点ではこの曲は解禁難易度が高かったが、2020年3月24日に一般解禁されたため、現在は誰でもプレイできる。
- そのため、称号「幽玄の使者」「幽玄に至りし者」は2020年3月23日をもって新規獲得ができなくなった。
- 新筐体でこの譜面をフルコンボすると、称号「幽玄を極めし者」を獲得できる。
- 段位道場での採用履歴は以下の通り。
- 段位道場のラスボスのような立ち位置であり、キミドリVer.以来4連続で達人3曲目課題曲となった。
- だが、イエローVer.段位道場では達人3曲目課題曲がInfinite Rebellionに変更された上に1、2曲目課題曲にも選ばれなかったため、段位道場から初めて姿を消すことになった。
- しかし、レッドVer.稼働終了から3年と255日の期間を経て、ニジイロVer.段位道場2020の達人2曲目に採用され、段位道場に復活した。
- 長らく段位道場に採用されなかったこの譜面が再び採用されたこと、しかも達人の2曲目であったことは、多くのドンだーを驚愕させた。Twitter(現在:X)で「幽玄ノ乱」というワードが日中トレンド入りしたほどである。
- これにより、ホワイト・レッドの達人課題曲はすべて達人2曲目の選出を果たした。
- ニジイロVer.段位道場2021では課題曲に採用されず、再び段位道場から姿を消した。
- ニジイロVer.段位道場2020で達人に採用されたことにより、歴代段位課題曲の中で、同一段位起用回数が双竜ノ乱、夏祭りと並び最多となった(5回)。
- 家庭用では、以下の日をもって新規DLができなくなった。
- 2023年3月28日(火):3DS3
- 2024年3月28日(木):PS Vita1
- 家庭用のサブスクリプションでは、以下の日をもってプレイできなくなった。
- 2024年3月29日(金):iOS/AR
- 2024年12月2日(月):RC
- 曲IDは、yugen。
コメント
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- この曲300族の中で一番やりやすいと思うんだけど、なんでかって考えた時、三連打がほとんどなくて8分で稼げるからかなって思った -- 2024-12-05 (木) 18:31:26
- 今ではそれ並みの難易度の譜面が多数あるけど、今でもコレが一番難しいという人いるのかな? -- 2024-12-27 (金) 18:05:10
- 流石にいないと思う -- 2025-01-18 (土) 09:53:50
- あまり触れられないけど加速直後の8小節まあまあ曲者じゃないか? -- 2025-01-22 (水) 19:32:05
- 上級者的にもBPM300でやっていいことが分かってないからヤバいことになってるって評価らしい -- 2025-01-27 (月) 13:24:26
- 3DS3にあることを今知ったけど確実に3DSでする曲じゃないけど今だったら全然、全良されそうだな.... -- 2025-01-31 (金) 20:12:57
- SS帯の中でロール処理が単純なのはこれですか?(クモナイ除いて) -- 2025-03-03 (月) 07:35:19
- 太鼓ドラムもかな~? -- 2025-03-11 (火) 21:41:23
- また達人2曲目来ないかな -- 2025-03-11 (火) 21:42:21
- 最初のdkdkkkdと900コンボ地帯のddkdkdkddが難しすぎる -- 2025-03-14 (金) 14:13:48
譜面
半速表記
ロール処理の参考用