嫌いなものは靴と靴下!筋金入りの裸足愛好家
アイライクザッ♡アイライクザッ♡アイライクザッ♡アイライクザッ♡アイライクザッ♡
アイラビューグランパァ♡
キャラクター紹介
原作には未登場のゲームオリジナルキャラだが、原作脚本家の没案がモチーフになっている。
本名はSissy Slaughter。 *1さそり座。
通り名はSissy “Sunshine”
ゲームでの設定上は、コックの養女でスローター(ソーヤー)一家の姪(27歳)。*2
家出して、マンソン・ファミリー*3などを渡り歩いていたが、スローター一家に戻ってきた。
いつも口ずさんでいる歌は、マンソン・ファミリーで教わったもの。
ミュージシャンでもあった、実在する連続殺人事件の首謀者チャールズ・マンソンのオリジナル曲「I'll Never Say Never to Always」などをいつも口癖のように歌っている。
顔のモデルが存在しており、ファッションモデルKelly Mittendorf氏をイメージとしているようだ。
声を演じるのは、女優のクリスティーナ・クリーブ(被害者ジュリー役のスカウト・テイラー=コンプトンとロブ・ゾンビ版ハロウィンで共演した仲)。
ゲーム内テキスト
基本情報
初期ステータス
残虐度 | 血液回収力 | 持久力 |
10 | 38 | 23 |
---|
与ダメージは8+残虐度x0.32
残虐度が著しく低く、持久力も控えめ。代わりに血液回収力がずば抜けて高くなっている。
血液回収力38は一度に25ポイントの血液を回収できるので、素の状態でも4回の採取でグランパレベルを上げることができる。
スペシャルブレンドが修正された今、残虐度の低さがつらいところである。
発売当初はバグにより毒が通常攻撃全てに適用されたため開幕時に地下に突撃する戦術が優れていると見做されていたが、バグ修正後は一家の中でも下から数えた方が早いキル力になってしまったため、すぐにグランパが起床したとしても地下には行かず地上で血液を集め続けた方が良いという意見も出てきている。
アビリティ『ベイン』
シシーが得意としている毒に関するアビリティ。各アクションを取る度に毒の粉を1つ消費する。
ゲーム開始時には毒の粉を3つ所持しており、各所に設置されている調合台(フォーカスで表示される)を調べることにより補充が可能。
ただし調合台毎に補充できる数に限りがあり、台上の小さな木製ラック(すり鉢のすぐ後ろ)に吊るされている草の束の数までとなっている。
おおむねMAPの中心から離れた場所にある調合台ほど、その数は増える傾向にある。(1~3個。画像では2個)
毒煙
手持ちの毒の粉を使用して前方に毒の煙を吹く。毒の煙はその場にデフォルト状態で45秒間残留する。
毒を浴びた被害者に起こる事象は以下の通り
- 視界のぼやけ
- 操作方向の混乱
- 移動速度の低下
- シシーへのハイライト通知(味方にはハイライト効果はない)
- 騒音状態(近くの味方にのみ見える)
- 1秒1ダメージの継続(アビリティツリーLv3「毒煙」を装備している場合のみ)
毒煙に触れた被害者は赤くハイライトされるが、このハイライトはシシーと毒になった被害者本人のみ赤く表示される。
別の一家に対してはハイライトされず、近づくことで赤い騒音マークが表示される。
また、毒霧によるハイライトは毒霧に出入りしまくると獲物の印同様ハイライト時間が加算されていく。
場合によっては1分以上ハイライトされることも。チェイスで同じ場所をぐるぐるする被害者であればずっと赤く表示される。
毒の効果はデフォルト状態で10秒間継続する。
基本的な使い方は隙間などの強ポジに撒くことによるチェイスの妨害とハイライトによる追跡。
被害者側はポジションの移動を余儀なくされるので、強ポジループで時間を稼ぐことが難しくなる。
また毒煙は閉まった扉や隙間、台座を貫通して設置できるので、台座を通過したり扉を閉めて時間を稼ごうとする被害者やグランパ起床前の地下への攻撃にも有効。
井戸に落下しようとする被害者に対して使用するのはやや悪手。
地下に他の一家がおり追撃ができるならありだが、シシー一人では追いつく前に効果が切れ無駄になりやすい。
またハイライト機能を利用してポイント(ゲート、ヒューズボックスなど)を一時的に封鎖するような使い方もある。
アビリティツリーにある毒煙(毒になった際にダメージ)はこの方法による毒のみ有効。
つまり、スペシャルブレンドによる毒攻撃・アイテム毒化・毒罠でダメージを与える事ができない。
仮に毒ダメージが入っても、一回分の判定ではせいぜいスタミナ一メモリ分程度のダメージしか入らない。
毒塗り
手持ちの毒の粉を使用してアイテムやオブジェクトに毒を付与する。
アビリティツリーLv3「ポイズンロケーション」で骨の山やツールボックス、Lv3「ポイズンエレクトロニクス」でカーバッテリーや発電機と毒を塗れる対象が増える。
アイテム毒化をすると薄い煙がじわじわと噴出する。しっかり見れば判別可能。
ヒューズ・バルブはアイテムを拾った瞬間に効果が出る。ツールや骨山も同様。
バッテリーに塗った場合、解除したとたんに毒になる。そのまま出られて終わりがほとんどなのでバッテリーに塗っても微妙。
回復アイテムを毒化すると回復効果が完全に失われ、使用した際に毒になる。拾うだけでは毒にはならない。
毒煙とは、毒の効果に一部違いがある
- 被害者がハイライト表示されるのではなく、被害者を中心に騒音が発生
- アビリティツリーにあるLv3「毒煙」による毒ダメージはこの方法の毒には乗らない
アイテムに毒を塗っても効果が薄く、相手が拾ってくれないと意味がない。仮に拾っても一家が付近にいなければ拾ったとバレるだけである。
さらにいえば、一家が忙しいと拾ったことに気づかれない事すらある。
チェイス中に強引に取ってくれればラッシュを仕掛けられるが、完全に相手次第なためそんな状況になる事は少ないだろう。
ヒッチハイカーの罠に毒を塗ってもダメージが上がったりはしない。ハイライト効果もヒッチハイカーによるもので、罠から抜けた後に歩きづらくなるだけである。
毒を塗ったアイテムはクリア・アイズ持ちがいると近づくだけでハイライトされる。これは壁越しにいる被害者に対しても脱出用アイテムの位置を教える事に繋がってしまう。
現状、回復アイテムの回復効果を失わせる以外に非常にリターンに乏しく、弱いと言わざるを得ない。
固有能力
閉所移動
ヒッチハイカーと同様に低所や隙間を潜り抜けることが可能。
その代わりに低所を封鎖することはできない。
隠密
一家で唯一、被害者と同様にタンスや車のトランクなどに隠れることが可能。
被害者の待ち伏せができるものの、現状その使い道は極めて限定的。
こんなことをしている暇があるのなら索敵しよう。
しゃがむ
ヒッチハイカーや被害者と同様にしゃがんだり、しゃがみ歩きを行える。
茂みなどで被害者にバレないように近づける。*4
しゃがむ機会はあまりないが、接近警告があるのに周囲を見渡しても誰もいない……というのは犠牲者からするとなかなかのプレッシャー。いるかもしれない、と警戒して動きにくくなることも期待できるし、構わず大胆に飛び出してきた犠牲者に襲いかかることもできる。
アビリティ・パーク
アビリティツリー
Lv3 | ポイズンロケーション | 毒煙 | ポイズンエレクトロニクス |
骨の山やツールボックスに毒を塗れるようになる | 毒が被害者の傷に染み込み、短時間、体力が減少し続ける | カーバッテリーや発電機に毒を塗れるようになる | |
Lv2 | 毒煙延長 | 毒効果延長 | 高速調合 |
毒煙の持続時間が55秒に延びる | 被害者が毒の影響を受ける時間が13.5秒になる | 調合台で毒を調合する時間が2秒に短縮される | |
Lv1 | 毒煙延長 | 毒効果延長 | 高速調合 |
毒煙の持続時間が50秒に延びる | 被害者が毒の影響を受ける時間が12秒になる | 調合台で毒を調合する時間が3秒に短縮される |
カーバッテリーや発電機に塗っておいて、警報機的な使い方をしたいところ。
しかし、毒の効果が発動するのが装置を停止させた時になっているためまったく役に立たない。(せめて触れた時にハイライトしてくれれば…)
現状、骨の山やカーバッテリーなどに毒を塗る旨みはほぼ無いため、毒煙延長・毒効果延長・毒煙という構成がおすすめ。
レベル3の毒ダメージ追加は毒煙にのみ効果がある模様。
10秒かけて15ダメージ与える。これは毒効果延長の効果を受けない。
これを取得していても毒を塗ったアイテムを拾っただけではダメージは入らない。
スペシャルブレンドによる毒付与攻撃にものらないようだ。
アビリティ効果早見表
使用方法 | 騒音 視界のぼやけ 操作方向混乱 移動速度低下 | 継続ダメージ (毒煙選択時) | 発動時期 | 能力使用条件 | |
煙 | 効果有 | 効果有 | ― | ||
毒塗り | 回復アイテム | 効果有 | 効果無 | 使用時 | |
罠 | 効果有 | 効果無 | かかった時 | ||
ヒューズ バルブハンドル | 効果有 | 効果無 | 入手後 | ||
骨の山 ツールボックス | 効果有 | 効果無 | 入手後 | ポイズンロケーション | |
カーバッテリー 発電機 | 効果有 | 効果無 | 解除後 | ポイズンエレクトロニクス | |
攻撃 | 効果有 | 効果無 | 攻撃命中時 | スペシャルブレンド |
毒煙の有効活用法
シシーの毒が最も効果的な場面は『毒煙に入ると同時に攻撃できる状態』。
だが毒煙は適当にばらまいても効果が薄い。無駄遣いして大事な時に持っていない、という事にも繋がりかねない。
- 脱出開拓場所に巻いておく
ヒューズや圧力タンク、解錠ゲート等に巻いておく事で『毒になるから近づけない』と被害者に意識させる。
ただし圧力タンクは毒になっても無理やり回す事が出来るし、コニーであれば解錠ゲートにある煙を無視してフォーカスでぶち抜くという力技も出来る。
大体のビルドでは45~55秒で煙は消えてしまう為、少し様子見されるだけでも効果が無くなる。
- 隙間や台座を通った際に巻く
チェイス中に隙間を通っている被害者に対して毒を巻く。
ただし、被害者が隙間を通る→毒を巻く→シシーも隙間を通る、という順序になるため、追いつくのは少々厳しい。
同じポジションを何度も使わせることができるのであれば毒ダメージで削り続ける事ができる。
- 待ち伏せ
味方が追いかけている被害者の逃走ルートを予想し、隙間などを通ってきた時に巻いておく。
隙間を通って距離が稼げる!と思ったら毒が突然現れた上にシシーに殴られ続ける事になる。
井戸の落下地点での待ち伏せでも同じことができる。立ち上がろうとしたら毒煙のど真ん中かつシシーがいるという絶望を与えられるだろう。
待ち伏せ案が最も無難かつ簡単にできる。
あまり強くない毒煙
- バルブゲート開放時にゲート前に巻く
HPが瀕死の被害者ならともかく、強引に通るだけならほとんど効果がない。
むしろ、バルブゲートに近づくための道に巻いておくほうが効果的だろう。
- グランパ毒
グランパに対して毒を巻く。ただし、一家も近くに常駐していないと、状況次第では毒煙を無視して刺されるだけである。
- 毒塗り全般
現状空気。回復薬に毒を塗って回復効果を潰すくらいしか有効方が無い。
初期位置不遇
シシーの初期位置は全マップで端に配置されている。
そのため、中央エリアへの移動に時間が掛かるという弱点を抱えている。
どうしてこのような場所になるのかは推測ではあるが二つ上げられる。
①バケツを回収しながら中央に行ってほしいという意図
最終防衛ラインのバケツを回収→グランパに投与→中央エリアのバケツでレベルを2~3近くにまで上げれる
という流れをシシーでやれ、という運営の考え。
②シシーを試合開始直後から中央エリアに居させること自体がまずい。
おそらく本命の理由がこちら。ヒッチもそうだが、地下扉が開く前にシシーとヒッチが地下扉に毒や罠を設置しておくと被害者側が序盤で詰む。
今でこそ環境は開始即騒音だが、地下扉を開けられる前に2~3か所毒を巻いておけば別の扉に行くしかない。毒を無視しているとレザーフェイスから逃げられないし、扉を開けたらシシーがいる可能性もあるので開けづらい。
しかもVCPTで連携してしまえば他の扉もレザーフェイスで別の2~3か所封鎖出来る為、野良被害者だとこの時点で突破が困難。
格闘戦で強行突破もできなくはないが、毒煙を突っ切っている間に後ろからレザーフェイスが来る事もリスクある。
熟練被害者であれば突破も可能ではあるだろうが、野良だとかなり絶望的。この状況を避けるために初期位置が端になっていると思われる。
スキルツリー
↓各ルート分岐表(googleスプレッドシートへ飛びます) 2024年6月11日アプデ分更新
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Z1c61RFj22G1JITdL7Vk2vvcTC5o7fHLXsawo7AO1ds/edit?usp=sharing
6月11日の変更点
ランダムパークが消去され、スぺブレがくずおれる足ルート固定になってしまった。
ノコギリ刃や偵察と組み合わせられないのは残念なところ。
代わりに、すべすべボディ・ワイヤーフレームを習得し、各ルートのボーナスポイントも増えた。
ただし偵察ルートでもらえるポイントは増えていない…元々ポイント少ないのに…。
これまでのパークの自由度を失って微妙なパークを習得したと考えると、収支はトントンかよくて微強化。構成によっては微弱体もある。
すべすべボディは左or上ルートで習得できる。偵察のほぼ下位互換のパークではあるが、デメリットがない点やくずおれる足・ノコギリ刃などと併用可能。
ワイヤーフレームは上or右ルートで習得できる。ノコギリ刃と組み合わせられるほか、偵察・ハイテンション・ワイヤーフレームといったチェイスビルドを構築可能。
このアップデートでヒッチハイカーが偵察と普遍のドナーを両立できなくなったので、血液回収特化しても劣化などと言われることはなくなった。
しかし現環境では爆速グランパ育成は逆風。新被害者マリアの登場によってグランパを育てることで逆に戦況が不利になることもありうる。
はっきりいって唯一無二の血液特化ができたところで『それがどうした』というレベル。
シシーの席をハンズかレザーフェイスに譲ればそれだけでも十分にパーティに貢献できる。
7月16日の変更点
グランパパークの仕様に変更が入り、グランパパークごとに設定されたグランパレベルに達しないとパークが発動しなくなった。
そのためシシーの得意とする血液回収周りが非常に重要になり、相対的には地位が向上。
ノコギリ刃を失って火力が激減したとはいえ、不動剥がしやソニー、コニーにまとわりついて動きを制限し、血液をガンガン集めていく立ち回りが今後必要になってくるかもしれない。
オススメビルド
偵察ワイヤーフレーム型
パーク | ||
偵察 | ワイヤーフレーム | 折れない心 薬草専門家 普遍のドナー ハイテンション |
---|---|---|
アビリティ | ||
Lv1:高速調合*5 | Lv2:毒霧延長 | Lv3:毒ダメ追加 |
ステータス | ||
残虐度:34or35 | 血液回収力:38 | 持久力:23or30 |
グランパパーク候補 | ||
Lv1 | Lv2 | Lv3 |
熟練ストーカー | 一心同体 地獄に逃げ場なし | 屋外警報器 エキサイト・グランパ |
シシーは元々一家で唯一偵察とノコギリ刃のどちらも固定配置で併用できなかった。
しかしアプデにてランダムパーク廃止となり、(他一家がシシーに合わせる形で)相対的にシシーは強化*6。
その上偵察と併用可能な位置にヒッチ専用パークだったワイヤーフレームも貰った*7。
ただし旧偵察ワイヤーヒッチと比較するとシシーの移動速度が少し遅いため、
直線では差を縮めにくくなっている。
「屋外警報機」等の強力なグランパークを取得でき、
自身も高い血液回収力と普遍のドナーによってグランパレベルを上げやすい。
- 折れない心の場合
- アビリティも相まって隙間チェイスにおいては最強
- 単独でのキルは厳しいが、体力の少ない被害者を刈り取る役としてはうってつけ
- 薬草専門家の場合
- 回復系パークの弱体化により、被害者の回復薬への需要は高まっている
- 火力こそ出せないが、回復手段を潰せるのは一種の攻撃かつ遅延とも取れる
- 地上の回復を潰せば被害者が地上に上がる頻度は減り、地下の回復を潰せば負傷した被害者を見つけやすい
- 普遍のドナーの場合
- マリアによってグランパソナーを逆利用されやすいため、血液特化構成は少し不遇
- しかしそこさえ気を付ければグランパソナーは相変わらず優秀である
- マリアはグランパ接近警告を無効化できるが、グランパに毒霧をかけておけばそれも探知可能
鈍足付与型
過去の栄光にすがる型。スペシャルブレンドからのくずおれる足で被害者の移動速度を大幅に下げられる。
低い火力はみなぎる血潮でカバー。
以前の火力特化型にある程度近くはなる。ただし移動速度低下が長続きしないこととノコギリ刃ほど火力が上がらないので、やはり物足りなさが残る。
みなぎる血潮を外科手術に変えて、血液回収を重視という手もあるが、このルートは強力なグランパパークがとれないのでどうにも微妙か。
カメムシシー型
近接戦に特化したビルド。
被害者が近接戦を挑み、シシーが敗北した場合、
自動的に毒煙が撒かれるようになる。
この毒煙は手持ちの毒を消費せず、
同時にスペシャルブレンドを発動することができる。
くずおれる足で距離を離されにくくもできる。
近接戦を積極的にしてくる被害者には有利だが、
被害者依存のビルドであること、
またエンパワメント持ちには効果が薄いことが弱点。
そして何より偵察もノコギリ刃も取れず、
火力や機動力を底上げできるパークもこのルートにはない。
一応血液寄りにはできるが、それならバケツ型の方が強い。
吸血カメムシシー型
取得ptは23、すべて残虐振りで7.36ダメージUP。
すべて持久振りだと攻撃回数2.5倍。
ノコギリ刃のことを考えると持久振りの方が強い?
上記のカメムシシー型を、よりパワー寄りにしたビルド。
中央ルートにすることによって、痛烈な握力を取得することができる。
このためエンパワメント持ちには強く出られる。
さらにドラキュラによって、血液回収も同時に行える。
こちらの方が格闘に勝ちやすく、負けても血液を得られるのは良い点だが、
負けた後に再び追うなら上記のカメムシシー型の方が良い。
しかし結局は被害者依存のビルドである。
PT用遊撃追撃型
くゆる煙を装備しシシーの能力を最大限引き出す遊撃・追撃型。
強力なチェイスポジションに逃げられても広範囲かつ長時間残る毒煙を巻けるため、本来1VS1では追いつけない場所が毒でじわじわ削る詰みポジションにできる。
くゆる煙無しでもできはするが、あった方が確実。一度の煙で隙間一つだけでなく複数潰せる上に逃げ道も効果範囲内になる事も多い。
毒煙の最も効果的で理想的な状況は『被害者が自ら煙に触れた上でシシ―のスタミナが最大で攻撃できる』状況。くゆる煙であれば他ビルドよりかなり難易度が低い。
例えば一家の家の二階に被害者がいても、中央の隙間に毒煙を巻くだけでまともにチェイスができなくなる上に壁を貫通するため予想外な場所でも毒+ハイライト状態になる。
ナンシーの家の庭の納屋にある台座に被害者がいても、地下から上がったところにある隙間に毒を巻くだけで台座+隙間+地下への逃げ道全てが毒煙の範囲内かつ、どこを通ってもシシーが先回りできるという悪夢のような状態が生まれる。
手持ちの毒が実質隙間や台座だけでなく逃げ道までをも潰す即席の詰みトラップに変貌する。
偵察・ノコギリの両方が無いが、毒煙を使えば被害者を単独で処刑する事が出来るポテンシャルを持っている。しかも逃げ道を潰された被害者は増援が来る前に井戸まで強行突破するしかない。
長時間煙が残るため、別のチェイス時にも残っていることがあり『見つかった、逃げろ!ってなんでここに毒煙が!?』と、被害者が想定していない罠として活用しやすく、事故誘発能力も高め。
特に自衛手段が乏しいコニーダニーソニー辺りにはかなり強く、一度詰ませるだけでも試合に大きく貢献できる。
味方が見つけた被害者の逃走ルート先や井戸の落下地点に先回りして毒を巻いておくだけでも被害者からすれば非常に厄介。
また、敗者の反撃を採用している為、ジョニーよりも格闘戦にも強い。下手にシシーに格闘戦をしても毒になる上に65~70秒はその場所に近寄れなくなる。
もちろん、格闘戦=ハイライトされている為増援が来ているかも、と被害者は考えるので格闘戦を仕掛けた本人は引くしかない。また、近くに別の被害者がいればそちらも毒になるか逃げ道が消える事も多い。
さらに獲物の印も採用しているので攻撃してハイライト、その後煙で行動が遅くなったところを味方が狩るムーブも強力。ナンシーの毒やスぺブレと違い、毒の行動制限時間が長いのも特徴。
特にシシー自体があまり強くない上にこのビルドは奇襲・意外性を追求した構成な為、被害者が対策や想定を全くしていない事が多く、シシーだからこそ処刑できた、という光景が生まれやすい。
シシーだけのチェイス詰みポジションを探し、「このチェイスポジションであればいくらでもチェイスできる」と思っている熟練被害者を一度の毒煙で詰ませてやろう。
もちろん欠点も抱えており、このビルドは強力なグランパパークを覚えないという欠点を抱えている。そのため、シシーなのに警報機や握力といった強力なグランパパークは味方だよりになってしまう。
詰ませてしまえば迎撃系アビリティか格闘戦をしないと確定キルor大ダメージという結果になりやすいが、毒に頼る事が前提なので何度も補充が必須。
詰ませる毒煙、というのも他一家と全く異なる戦術であるため、試合をしながら知恵を使う。人によっては上手く使えないかもしれない。
また、どこまで行ってもシシーなのでしっかりと防衛力を高めるためにVCPTでの運用を推奨する。
スキルツリーリワーク前ビルド
6月11日にスキルツリーが大幅に変更になったため、構成不可ビルドも存在する。
なので確認ができればお勧めビルドに上げるという形を取りたい。
以下折り畳み
火力特化型
超火力特化シシー。スペシャルブレンドの効果で武器に毒を付与して追いついて切り刻むだけ。相手は死ぬ。
非常にシンプルで、非常に強い。
2023/09/24追記
9月20日のアップデートで毒バグが修正された影響で当ビルドは産廃化。アイヘイトザット!(全ギレ)
バグ判明前は無類の強さを誇っていたが、バグで得た偽りの強さだった…
現状、火力自体はそこそこ出るものの、移動速度低下効果が割と早く切れるのでやり切れずに逃げられることも多い。
追いつきさえすれば逃がさないという強力な型だったが、偵察がとれないので追いつくのが難しいという欠点が浮き彫りになってしまった。
血液回収(パパ活)型
パーク | ||
普遍のドナー | 偵察 | スペシャルブレンド 折れない心 薬草専門家など |
---|---|---|
アビリティ | ||
Lv1:毒効果延長 | Lv2:毒霧延長 | Lv3:毒ダメ追加 |
ステータス | ||
残虐度:10(任意) | 血液回収力:50(or38) | 持久力:23(任意) |
持ち前の高い血液回収力を生かした型。
「屋外警報機」と「地獄に逃げ場なし」を両方取得できるのが最大の強み。
基本は前者を装備しつつ、コックがつけてくれていたら後者につけかえて盤石なものにしよう。
「エキサイト・グランパ」で頻繁に叫ばせるのも面白い。
立ち回りとしては、偵察をつけて高速でバケツを巡回しつつ、グランパに毒霧を浴びせて刺しに来る被害者から守る。
ついでにスペシャルブレンドも発動できる。
普遍のドナーが育てば1回の採取で42もの血が取れる。被害者の騒音で目覚めるより前にグランパを起こすことも容易だ。
理想的な展開としては、一度手近なバケツを採取し血を与え終えたタイミングでゲートおよびオブジェクトの警戒をきちんとこなし、被害者を発見、攻撃すること。
血液回収力が50ならば一度の攻撃ヒットで17採取できる。偵察とスペシャルブレンドのおかげで複数ヒットも容易なため、攻撃に成功すれば劇的にグランパの育成を早めることができる。
ただし与えるダメージは10程度しかなく、耐久力最低のソニーですら倒し切るのに10発もの攻撃を当てなくてはならないためおよそ現実的ではない。地下や井戸に追い払ったらすぐさまグランパへの献血に戻ろう。
なお、普遍のドナーがLv3になっていれば、血液回収力をそのまま38にしておき、残虐度に回す選択肢もある。
1回の採取で25×1.4=35とれるので3回の採取でグランパレベルを上げられる。
血液回収力を50にしても、最初にレベルを上げるためにはどのみち3回の採取が必要である。バケツがチャージされる時間も考慮して、バランスをとろうというコンセプトである。
こちらの構成では、スペシャルブレンドの代わりに折れない心などの持久力系パークを採用することで、キル性能や巡回性能を高めるという手もある。
また薬草専門家で回復を無効化し、間接的に遅延と攻撃を行うこともできる。
現環境ではアジテーターが弱体したのでグランパパークに多少の余裕ができたが、グランパシャウトを意にも介さない蛮族相手だとコンセプトが根底から覆されかねない。
毒の切れ目を嫌ってグランパに張り付いてしまうと被害者に自由に動かれすぎるし、調合で席を外せばそこでブッ刺してくる加害者被害者はいまだに多い。
そうした場合に他の一家であれば軌道修正することもできるが、この型だと本当に血液回収しかできないので賽の河原で石を積むがごとき苦行を強いられる。
被害者がグランパ刺しに固執してくれればそれはそれで脱出の遅延に繋がっているので無意味ではないのだが……やはり努力を否定されることは精神的ダメージが大きいはずだ。
味方が血液回収をシシーに一任し、自身は追跡に専念して役割分担をしてくれると活躍できるが、血液回収コックや血液回収ヒッチハイカーと役割がかぶると家庭崩壊待ったなし。
あまりにも血液回収にこだわりすぎず、設備のチェックや鍵・屋外警報器などの戸締り確認、周囲の索敵など気の利くところも見せていきたい。
グランパのレベルが5になりさえすればチャンス到来。被害者たちはそれまでに脱出直前まで持っていかなければ生還は困難。
グランパ刺しで解除にくればしめたもの。居場所がわかっているのに飛び込んでくるなら味方と連携してキルを取りに行こう。
いくらシシーの火力が低いからといって、近接戦に援護が入れば確定で処刑できる。ここまできてようやくコンセプトが完遂できるといっていい。
敵にも味方にも立ち回りが左右されるなかなか難しい運用ではあるが、カッチリはまればあれよあれよといううちに全員出荷という縁の下の力持ち的な構成はキマれば爽快。
目にもとまらぬ血液回収で鮮やかに。美しさを追求したシシーらしいビルドといえる………かもしれない。
毒吐きBBA(バルサン)型
Lv2の毒煙延長とくゆる煙により最大70秒間、毒煙を維持することができる。
この煙により開錠妨害をしていく型。
毒煙は地形を貫通するので、グランパ起床前でも地下扉に対して撒くことで開錠しようとする被害者を毒にすることができる。
被害者側はその扉の開錠をあきらめるか、毒ダメージ・ハイライトを受けながら強引に開錠することを余儀なくされる。
開錠に手間取っている間に血液を回収、グランパを起床させることで地下ラッシュを狙っていく。
シシーが扉を塞いでいる間にもう一人の一家側が血液回収をしてくれるとスムーズにスマブラできる。
開幕爆音する悪い被害者に対しても荒らしやすい。
問題点はシシーの湧き位置がどのマップも地下扉から離れていること。
またスペシャルブレンドを発動させやすくはあるものの、火力をほとんど補強できないので決定打に欠けること。
グランパの起床が遅いと毒のストックを浪費するだけに終わり、封鎖する扉と開錠を狙う扉がかみ合わないとあっさり抜けられるなど博打要素も多い。
総じて野良よりもパーティ向きの構築といえる。
毒塗型
オブジェクトへの毒塗りを重視する型。
薬草専門家により毒の消費確率を75%カットできるので、かなりの数のオブジェクトに毒を付与することができる。
回復薬へ毒を付与しておけば、その回復薬では回復できなくなるので、弱った被害者を追い詰めることができる。
欠点は現状毒塗り自体がかなり弱いこと。
レベル3に毒ダメージ追加の毒煙をつけても、毒塗りでは被害者にダメージを与えられないため成功しても近くに自分か味方が居なければほとんど意味がない。
毒を付与されたオブジェクトに被害者が触れてもハイライトもされないためバルブやヒューズをとられてもすぐに気づけるわけではない。
毒付与、毒回収、血液回収、巡回、チェイス、すべてをこなすのは不可能であり、何かを犠牲にしなければいけない。
長期戦になれば回復手段を絶てるという強みがあるが、そもそも長期戦にするのが難しいという問題点を抱えている。
毒塗りへの強化が待たれるところである。
今のところはシシーの構築の中でも最も弱い(そもそもほぼ機能していないので…)。
毒のストックは大人しく煙にして使おう。
備考
必須パークの「スペシャルブレンド」
ランダムパークから出てくるスペシャルブレンドはシシーの必須パーク。
一家側の汎用パークではあるが、発動条件により実質的にシシーの固有パークになっている。
パークの文章が分かりにくいが、一度毒を付与するとパークのスタミナ効果時間が切れても一度攻撃するまでは毒効果は永続する*8。
被害者に毒効果を付与するのは1発目の攻撃のみであり、再び毒を付与するためには改めてスペシャルブレンドを使う必要がある。
上記の通り毒の効果は非常に強力でこの状態の被害者はほぼ無防備と言って差し支えなく、骨やタックルを使用しない限り不動アナですら倒しきるラッシュ力がある。
また、シシーの回転率の高い攻撃とノコギリ刃の相性は抜群。低い火力を重複する継続ダメージ(要検証)でカバー出来る。
高い機動力と合わせて被害者の首をギコギコしよう。
現在は拘束能力がかなり抑えられており、これだけで倒しきるのはほぼ不可能になっている。(一度捕まったらほとんど逃げられなかった以前がおかしかったのではあるのだが…)
ノコギリ刃との相性は悪くないが、くずおれる足の移動速度ダウンも欲しいところ。この二つは併用できないのがなんとも残念である。
パークについて
シシーは優秀なパークを多数覚えるが同時習得が出来ない物が多いという欠点を抱えている。
・偵察(右ルート)
移動速度を補うことができる強パーク。隙間、猫窓を通行可能なこともあり、かなり追いかけやすくなる。
ノコギリ刃が習得できればネズミをなぶる猫のようにじわじわと追い詰めていくことができたのだが、ルートの都合で偵察とノコギリ刃は同時に習得できない。
素の残虐度の低さ、有用な火力補強パークがとれないこともあり、決め手にかけることになる。
普遍のドナーと合わせた血液回収型か、薬草専門家 と合わせた毒塗型がとれる選択肢だろうか。
・野蛮、ノコギリ刃(中央ルート)
シシーの低い攻撃力を補えるパーク。元々残虐度と持久力のステータスが低い為、火力面をパークで補強する必要がある。
その補強をしようとする場合、この二つを取るために中央ルートを通るしかない。もしくは残虐度を優先してあげまくる。
この二つのうち最低でもどちらかがないと火力不足、もしくはスタミナ不足に陥りやすく、追い詰めても倒しきれないケースが増加してしまう。
偵察がとれないので追いついて攻撃を当てるのが難しい。そうなると毒の鈍足を活かしたいが、くずおれる足とも併用できない。
・くずおれる足、くゆる煙(左ルート)
能力強化をするパーク。この二つも左ルートで分岐している為同時習得不可。
効果は悪くないのだが、やはり決定打に欠ける存在になってしまいがち。
せめて偵察と同時習得できればよかったのだが。
・血液特化型
ならば血液にだけ集中するタイプにする場合でも問題がある。
普遍のドナーと血液バンクを両方取得することができない。なんなら外科手術も同時取得不可。
というかヒッチハイカーであれば普遍のドナーと血液バンクの両方を簡単に取得可能(吸血も手に入る)。
伸ばしにくいステータス
シシーはスキルツリーで獲得できる特性ポイントが低めに設定されている。一番多くとれるルートでも29しかとれない。
他のキャラは30以上とれるルートが必ずあるのだが…(それが有用なルートかは置いといて)。
被害者にグランパが起こされたら、速攻で地下に乗り込んでスマブラを始めよう。
隙間や猫窓に逃げていく地下の被害者たちを追い詰めて、手数の多さを活かしてダメージを稼ぐ。
- 被害者の数が減っているのなら仕留めきるまで追跡する、通称地獄追いも作戦の内。
もちろん頃合いを見て地上に戻る判断は大切。
ただし現在は開幕RTA対策要員として、シシーよりも足が速く攻撃力も高いジョニーの方が優先されている。
開幕爆音を対策したい、かつジョニーが他プレイヤーに取られている場合シシーの出番となる。
総評
結論からいってしまうと、弱い。とにかく弱い。一切の誇張抜きに弱い。現状、ステータス・パークが調整されてもなお欠点しかない。
キル能力、妨害能力、遅延能力、索敵能力、すべてが現在の環境にあっておらず、現状では席を埋めるだけのお荷物。
一切攻撃を行わず、オブジェクト破壊だけしているレザーフェイスのほうが数倍役に立つというくらいに弱い。舐めプ、味方への妨害、利敵行為とさえいわれる。存在そのものを疑うレベルのキャラクター。現状のシシーを使うくらいならクマちゃんのぬいぐるみを置いておくほうがマシ。それほどに弱い。
基本的な役回り、は隙間・猫穴を通れることを活かしたチェイス&キル要員、および血液回収力を活かしたグランパのレベル上げ要員となる。
しかし現在の環境やシシーの性能はそれを活かせる状況になく、シシー初心者なら一発も被害者を殴れず、なんなら被害者を見ることなく終わることさえある。熟練者でも1キル取ることさえ至難の業。
知識、経験、技術のすべてを備え、運さえも味方にできるプレイヤーでなければシシーを扱うことは不可能。それほどの使い手であれば他のキャラクターを使ってくれたほうが味方にとってはよっぽど有益。
欠点は以下の通り。
①足の遅さ
一家で一番残虐が低く足もコックの次に遅いため、倒しきるのが難しい。(裸足のせいで速く走れない説……)
改善するには偵察を取るしかない。偵察なしだと毒を入れるか被害者のスタミナが切れるまで全く追いつけない。
偵察なし、スペシャルブレンドによる毒付与もないと一回攻撃するだけで距離が離れて連続攻撃が当たらない。
偵察ルートを取るとただでさえ低い火力がさらに下がり、手数を活かせるノコギリ刃のパークも取れない。
②元々の残虐度と持久力の低さ
よく比較されるジョニーはシシーより元からステータスが高い上にノコギリ刃と偵察を両立できるため、近づけさえすれば大ダメージを与えられる。
対してシシーは残虐度と持久力のどちらも低いため、被害者に張り付かないとダメージが出せない。だが基本の足が遅く、パークによる底上げがなければ持久力も残虐度も低いので瞬間・総合火力がかなり低くなってしまう。
結果として隙間、猫窓、バリケード、地下や井戸にたどり着くまでに削りきれない・スタミナ切れが起きやすく、逃げられることが多くなる。1分以上チェイスすれば倒しきれるだろうが、さすがにそれは問題がある。
偵察込みで残虐度を特化しても不動なし耐久無振りソニーを6回以上攻撃する必要がある*9。加えてジョニーは攻撃モーションが広く・長く・持続するので徒歩殴りにおいては最強。これだったらジョニーのほうがマシ。
③毒能力の微妙さ
毒能力も現状役に立つ場面が少ない。地上に上がるルートに置いておく事も出来るが一分もあれば消えてしまう。
被害者はハイライト上等でいいなら突っ切ってしまっても良い。アイテム毒化なども現状空気。視界のぼやけや操作の阻害などはチェイス中でもなければあってないようなもの。
チェイス能力が低い点が毒補充の必要性に絡んでしまっているのも問題。マップによっては補充が上手くできない事もある。
コック、ヒッチハイカーと比べても遅延・妨害能力が毒による混沌といまいち弱いため、一家としての優先度はどうしても下がる。
- (最優先で使われるのは、コック、ヒッチハイカー、ハンズの3人。遥かに味方への貢献度が高く、能力的にも数ランク上の強さ。)
コックはチェイス能力は最低だが、索敵能力を使って複数人で追い詰めるキャラなため、根本的にシシーとチェイス方法が異なる。
結果、妨害としても遅延としてもシシーの固有アビリティの戦略的価値は低いと言わざるを得ない。
④パークに関しても問題点が多く、他ビルドも微妙
①と②をパークによる同時補強が不可能。さらに血液ビルドもヒッチハイカーの方が使い勝手がよい*10。
そもそもパーク自体もスペシャルブレンド以外はまともなものがないことも大きく影響している。
⑤初期位置不遇
どのマップも端からスタート。
血液バケツに三つ四つ寄れば100貯まるので回収しながら中央に移動しろ、という事なのだろうが、現在の速攻環境ではいささか気の長い話。
であれば真っ先に向かったほうが良いのだが、それではシシーの能力を活かせているとはいえないし、重要な最序盤の遅延を捨ててまでシシーを選ぶ理由に乏しい。
⑥メタパークが一応存在する
高耐久・無効化という毒時間を半減・無効化させるパークがある。今のところ使われてはいないとはいえ、毒までメタられると血液以外に残るものがない。血液ビルドもアジテーターが天敵。
ナンシー&シシーの組み合わせの場合に念の為メタパークを積む可能性もあるかもしれないが、この2人のセットならそこまでしなくても悠々脱出できる。
万一この2人入りの一家に全滅を食らったとしたら、残りの一人がとてつもなく上手かったか、圧倒的なキャラ性能差をひっくり返すほどの使い手であったと称えるしかない。それほどシシーの特徴は現環境にマッチしていない。
⑦キルモーションが長い
処刑シーンがとにかく長い。その間は足が止まってしまうので単純に時間の無駄。レザーフェイスやハンズの最短処刑と比べると2倍から3倍近い時間を使ってしまう。
せっかく処刑して血液を大量に獲得できてもグランパへの補充に時間がかかってしまうのもマイナス。
⑧勝手に歌って位置バレしやすい。
被害者は常に歌で接近に気づいてしまう。目視だけでなく歌でも位置特定されてしまえば奇襲できない*11。
しゃがんで視界を遮ってもいることがわかっているのならタネの知れた手品も同然。
レザーフェイスも騒音で位置を教えてしまうが、一撃必殺のチェーンソーが爆速でぶっ飛んでくるのとはワケが違う。
⑨これらの欠点をカバーしきれない。
キャラ性能は微妙、パークも微妙。
偵察を取れば火力を底上げできず、火力を取ればスタミナや移動速度が補強できず被害者を追えない、毒強化すればその両方を失うと悲惨な状態。
⑩グランパ育成能力を逆に利用される。
グランパ育成はシシーが唯一といっていい活躍の場。しかし被害者マリアはそのグランパの能力を阻害することに特化した性能をしている。
現状ではマリアの能力はやや微妙な性能で、せいぜいグランパ付近の一家の位置がバレるか、グランパソナーを最大2回無効化されるだけなので大した効果ではない。
しかし追跡能力はまだしも索敵能力、キル能力が低いシシーにとっては唯一といっていい貢献である爆速グランパ育成の足を止められるのはそれだけでも大きな痛手。
現状ではかなり物足りないマリアが将来的に強化された場合、万一シシーが今のままなら相当キツいことになるだろう。
このようにどこもかしこも欠点だらけ。ステータスやパーク・プレイヤースキルでどうにかできる範囲を超えている。
毒バグ修正前はキル能力は無類の強さを誇っていたが、バグ修正後はもはやネタにもできないほど弱い一家になってしまった。
現状キャラ愛だけでは、どうすることもできないレベルになっている。
あまりの性能の低さにようやく新パーク習得、バグ修正などはあったものの、同時にパークツリーリワークによって一家の性能が全体的に引き下げられてしまったため、結果としては微弱体。
さらなる上方修正待ちである。
現在の彼女は元から高い血液回収力を活かして開幕からグランパのレベルを上げてグランパパークを即起動させつつ、被害者を追い掛け回して他の一家のサポートに回ると良いかもしれない。
余談
Sissyとは弱虫、ヘタレ、なよなよしている、女々しいといったスラングでのニュアンスも持つ言葉で、主に男性をバカにする際に使用される。
ただし、欧米ではスラング以前から一般的な女性名としても使われており、本ゲームでのシシーはれっきとした女性である。
ゲーム内で見れる情報によるとモーションキャプチャーの演者の女性の名前がシシー。
以前はスペシャルブレンドによる毒バグで異常な接近火力を誇っており、シシー(Sissy)どころかマッチョ(Macho)と改名したほうがいいレベルのパワーゴリラだった*12。
しかし初期のうちに不具合であることが発覚し、激しく弱体化。その後は一家プレイヤーの知るところである。
歩行速度もコックよりは早い程度、毒煙による拘束力や素の攻撃力も低め。さらにドア破壊には何度もタックルする必要があるなど(と言ってもシシー自身は隙間を使えるのであまり問題にならないが)、キャラクター性能は低いと言わざるを得ない。
6.11パッチでワイヤーフレームとすべすべボディを習得できるようになったが元々微妙パーク。キャラクターを劇的に変化させるものではなく、キャラクタースペック・ゲーム内環境といったあらゆる面から不利を強いられているのが現状。
かろうじて最弱一家の汚名を着せられずに済んでいるのは、こんなシシーさえをも置き去りにする最大最強の最弱キャラクターナンシーがいるというだけにほかならない。
この先シシーが生き残るには、毒をどう活かすかがシシーの持ち味になるだろう。
- 毒使用の硬直軽減・毒調合の時間短縮・毒の効果自体を強化などせっかくのシシーのアイデンティティなので強化してほしいところ。
愛用の武器「剃刀」
シシーが愛用する武器は、攻撃力の低い剃刀。
シシーを演じる声優は、「本当は誰かに愛されたいと思っている。*13ただ、サディスティックな面があり、それはとても叶いそうにない」と語っており、被害者が苦しむ姿を少しでも長く楽しむために、あえて攻撃力の低い剃刀を使っているのかもしれない。
映画に名前の元ネタが登場?
前述の通り、シシーは、原作1作目には未登場のゲームオリジナルキャラである。
しかし、原作7作目の「飛びだす悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」では、ソーヤー家の脇役&主人公ヘザーの実母ロレッタ・シシー・ソーヤーが登場するため、ここからシシーの名前が取られたのかもしれない。
性格は本ゲームのシシーと大幅に異なるため、仮説の域は出ないが、否定もできない。
ロレッタ・シシー・ソーヤー(Loretta Sissy Sawyer)と娘のヘザー(Heather)。
セリフ集
🌸開始時
"終わるころには光が見えるはずよ…キャハハハ"
"愛はここにある…ここ、ここに…あなたがここにいるときに…愛があれば恐れはない…今…彼らはどこに?"
"あら!こんにちは…!"
"あの子供たちに道を示すの…あたしならできるわ…"
"(外国語)Just a playin'with the poisoned one,die to be won."
🌸血液投与時
"大丈夫、グランパ?はい…これ飲んで"
"おいしいでしょ?よしよし…心配いらないよ、グランパ!"
"ああグランパ…何年も放っておいてごめんね!"
"やだ…大好きよグランパ!"
🌸攻撃時
"やだ、痛かった?キャハハハ!"
"かわいそうに…キャハハハ!"
"やっぱりあんたのことは救えないみたいだね!"
"どんな気持ち?キャハハハ!"
"こんにちは。どこに行ってたの?"
"抵抗しないで…受け入れるのよ!"
"さて…この血はどこに連れてってくれるのかな…キャハハハ"
🌸キル時
"あんたの考えが聞こえる…やめて!やめてよ!"
"あんたなんかあたし一人で十分!"
"こんなことになるなんて、かわいそうに。キャハハハ!"
"さっさと殺されてればよかったのに!"
"(laughs)I like that… I like that(laughs) I like that!(laughs) I like that…"((笑)それは好きです、(笑)それは好きです!(笑)それが好きなんですが…")
"この手で苦しみから解放してあげないとね!キャハハハ!"
"(外国語)Oh love my love, look at your love. Oh love my love, look at your love."
"(外国語)The truth I've known you are the king,I love this world to you I bring,you know you know can't be free,look at your kind and come to me!"
🌸格闘戦開始時
"あたしに逆らわないの!大人しくして!"
"やめたほうがいいよ!"
"あら…そんなんじゃだめよ、サンシャイン!"
🌸格闘戦勝利時
🌸アビリティ使用時
"完璧!"
"ぜーったいに気に入ってくれるわ"
"最後にこれをっ…と…よし!"
"これで、よりはっきりとわかるはず…キャハハハ"
"すぐにあたしにメロメロになるよ…キャハハハ"
🌸インベントリが空
"もう、シシー…ダメじゃない!"
🌸被害者が脱出した時
"サンシャイン、行かないで…まだ終わってないの!"
"Noo. Grandpa is not gonna like this...hope he doesn't put the blame on his lil girl"
🌸散策中
"悪い子にはおしおきよ…悪い子を見たら、殺すわ…キャハハハ!"
"(口笛)でたらめな歌詞"
"もうすぐだからね、サンシャイン…"
"いつまでも隠れてはいられないよ?"
"かわいそうに。あたしなら助けてあげられるよ?"
"いいから出ておいでよ、誰でもいいから"
"あら…どうも。こんにちは!"
"一人見つけた!"
"捕まえた!やったわ!捕まえたわ!キャハハハ"
"さて、ど…こ…か…な?"
"野草の季節でツイてたね!"
"今日はついてないな…"
"この辺の連中はそんなに思いやりがないからね…手を貸してあげるわ!"
"毒持つ者とただ遊んでるだけ…太陽とあんたが共にいるのは悪魔の息子…キャハハハ…"
"夜は暗く、風は冷たい…燃える炎は歳を取らない…キャハハハ…歳を取らない"
"怖がらないで。あんたには素敵な目的があるのよ"
"常にすべては永遠…なぜなら一つは一つで一つだから…自身の父のため、自身の内側を見よ…すべては無であり、全ては無、何も一つではない…"
"背後から時告げるときがきた…幻想はただの夢…キャハハ…死の谷であなたを見つける…今こそ、太陽の光の下で…"
"ああ、愛しい人…あんたの愛を見てごらん…愛しい、愛しい人…あんたの愛を見てごらん…"
"あたしが言葉を囁?き、あんたが私に会いに来る…あたしがみんなに見せるために歌う歌…キャハハ…過去は消え、今あたしは知る…この?の中に、どこにも行く場所はない…(ハミング)"
"まだここにいるって知ってるのよ、サンシャイン…感じるの…"
"(sing)Where the mountain's reach like fingers to the sky…never ask why,love never dies…(laugh)"*14
"ジョニーのやつ…いつもあいつの尻拭いばかり…"
"恐怖を捨てなくっちゃ…嫌がってないでさ!"
"この子供たち、反応が悪いわ…どうやら殺すしかないみたいね!"
"あらあら…なんてきれいな血!"
"死が終わりである必要はないわ…信じて!"
"あたしから隠れるなんて無理だよ、血が残ってるもの!"
"予定と違うじゃない!なんでこの家族はいつもこうなの!?"
"私の花に近づかないで!"
"戻ってきなさいよ!"
"誰かがひどい傷を負っているみたい。キャハハハ!"
"すぐに道が見えてくるよ。キャハハハ"
"?が飛んだら…太陽の下で横たわろう…キャハハハ…?が飛んだら…あたしたちは死ぬ…死ぬ、死ぬことで一つになろう…キャハハハ"
"あたしが目にしている蛇と共に住んでいる、ああ、ああ、ああ…あたしの中に悪魔の息、ああ、ああ、ああ…砂の中の悪魔…悪魔の男の手の指が…"
"あら、ご機嫌よう!(笑)…まあ、こんにちは。"
"(歌う/話す)赤ちゃんがママの腕から消えてしまう…たくさんの恐怖があるだろう…でも、私たちは逃げるつもりだ…"
"(外国語)When the eagle flies we will lie under the sun, when the eagle flies we will die, die to be one!"
"(外国語)Your grave is mine oh can't you see,it's your own kind that can't be free."
"(外国語)Where the mountains reach like fingers to the sky,never ask why! Love never dies,love never dies."
"(外国語)Nights so dark, wind so cold, this fires burning,you can't grow old. Just a playin' with the poisoned one, sunning yourself with the devils son."
"(外国語)The truth I've known you are the king, I love this world to you I bring, you know you know you can't be free , look at your kind and come to me!"
🌸キャラ関係
・レザーフェイスに対して
"緊張しないでください、シシーがすぐそばにいますよ。"
"ねえ、シュガー、あなたはそこで素晴らしい仕事をしています。"
・コックに対して
"あなたは私に怒鳴り続けています…私はあなたのその顔に永遠の笑顔を与えます!(笑)"
"気をつけたほうがいいよ、老人、私の悪い側に回りたくないのね。"
"私の顔からその棒をどけてください!(クスクス笑い)最後にそれをした男にとっては、あまりうまくいきませんでした!"
・ヒッチハイカーに対して
"また墓地をいじっていたのですか?安心してください、おじさんには言いませんよ…(笑)"
"私の周りであまり暴れないでください。さもないと、クスクス笑いのネタをあげますよ!(笑い)"
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