Java

Last-modified: 2022-10-17 (月) 18:34:44

ヤヴァ級巡洋艦 ヤヴァ

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性能諸元

編集時 ver.5.2

基本性能

※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし

Tier3
生存性継戦能力16023
抗堪性・防郭防御7.50%
・火災浸水耐性10%
・装甲防御4.50%
・魚雷防御4.50%
主砲射程9.41km
機動性最大速力29.45ノット[kt]
最大出力への到着時間12.23秒
転舵速度7.60度/秒
転舵所要時間6.30秒
隠蔽性6.42km



・派生艦船

派生元Gelderland
派生先De Ruyter



・兵装

主兵装口径,搭載基数×門数装填時間ダメージ(火災率)(防郭率)砲塔旋回速度
150mm L/50 Bofors Mk.6, 10基×1門9.50秒HE弾 425(4%)
AP弾 501(150%)
9度/秒

ゲーム内説明

ヤヴァ級は150mm砲を搭載した高速巡洋艦。本級の各艦は1910年代の中盤に起工され、第一次世界大戦時代の巡洋艦に類似した戦闘性能を備えていた。

解説

オランダTier3巡洋艦。一般的には「ジャワ」級として知られる。
・主砲
150mm単装砲を10基10門搭載。砲配置は艦首に2基2門、艦尾に2基2門、残りは舷側配置で片舷あたり3基3門という配置である。割と素直な砲配置により片舷指向可能数は7門と優秀。さらに意外なことに射程も同格最高クラスであり、砲旋回も標準的。ただしAP弾ダメージは普通で装填時間はやや長めのため、瞬間火力やDPMは他国同格よりも劣っている。HE弾ダメージは日巡には及ばないものの数値の上では2番手につけている。ただし手数の少なさや発火率が4%と普通であるため、貫通を見込める相手に対してはAP弾を選択した方がダメージを出し易いだろう。

・魚雷
本艦に魚雷は装備されていない。

・対空
本艦に対空砲は装備されていない。

・装甲
他国同格が概ね6%の装甲を持っているのに対して、本艦は4.5%と駆逐艦並みでしかない。防郭防御7.5%は平均的、火災浸水耐性10%は横並びだが、対水雷防御は低い方の平均である。被弾及び被雷については他国艦以上に慎重に避ける必要があると考えよう。

・機動性
最高速度は素で29.45ノットと優秀である。消耗品を搭載するだけで30ノットを超えるため、速度面での不満は無い筈だ。だだし加速はやや鈍く、12秒台を要するので不用意な衝突等で速度を失ってしまうと不利を取りやすい。舵は7.6度/秒とやや重いので、装備で補ってやると良いだろう。

・隠蔽性
素の被発見距離は6.42kmとツリー艦内では日巡と同等。プレミアム艦を含めると最優秀ではなくなってしまうものの、優秀な隠蔽を誇る。

・生存性
素のHPは16000台と平均的に過ぎない。そして装甲には全く期待できず、加速や舵もイマイチなので数値の上では生存性は高いとは言えないだろう。しかし本艦には優れた隠蔽と同格随一の射程といった尖った部分がある。このためこれらを活かす位置取りを心がければ、終盤まで生き残る事は可能だろう。

・消耗品
「高級船員食糧」「改良型ディーゼルエンジン」「予備整備パック」の搭載を推奨。

・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは未所持である。

・装備
 ・兵装 「主砲改良Ⅰ」「主砲改良Ⅱ」
 ・防御 「操舵装置改良Ⅰ」
 ・適正 「推力改良Ⅱ」

・エリート特性
 ・護衛特化 主砲旋回速度+7%、最高速度+3%、対空火力+5% 
 ・エリート砲術員 主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7% 
 ・功績 EXPアップ+10%

・総論
前級で不満のあった速度面については、十分な反省の元に徹底的な強化が行われ、他国同格と比較しても優秀な速度を手に入れた。しかし前級の優秀な舵は引き継がれておらず、残念な加速もそのままである…このため引き続き脆い船体での戦闘を強要される事になる。序盤で速度にモノを言わせて突っ込んでしまうと、あっという間に集中砲火により体力を失ってしまうだろう。しかし攻に関しては他国とはやや異なるアプローチでの強化が行われ、射程距離が大幅に伸びている。この点を活かせるようにやや距離を取りつつ戦う事を心がければ「支援型巡洋艦」として戦場の名脇役として活躍できるだろう。

史実

格納

 「ヤヴァ」級巡洋艦はオランダ海軍が植民地であるインドネシアの警備のために計画・建造した巡洋艦である。東南アジアに勢力を伸ばしつつあった日本海軍に対抗すべく、オランダ海軍はドイツ海軍に協力を要請。クルップ社の助力を得てドイツ海軍が既に保有していた巡洋戦艦を小ぶりにしたような設計の艦艇を計画した。1915年~1916年度計画において1隻づつ計2隻の設計を行い、1番艦の「ヤヴァ」は1916年5月に起工、2番艦の「スマトラ」も1916年7月に起工した。1917年度計画においてさらに1隻を追加、3番艦「セレビース」も1917年6月に起工し建造は急ピッチで行われたのだが…同年7月ごろに第1次世界大戦の影響が及んだ結果、ドイツから部品供給が途絶えてしまう。このため殆ど建造が進んでいなかった3番艦「セレビース」は建造中止、後に解体・廃棄処分となる。

余談

参考までに、この3番艦の代艦として1930年度計画で1隻のみ建造が許可されたのがティア4の「デ・ラウター」である。

 その他の2隻に関しては解体こそされなかったものの、肝心の部品供給が行われない限り建造は実質棚上げ状態となり、建造凍結となった。これら2隻の進水が行われたのは第1次世界大戦が終結した後の1920年頃、竣工はさらに遅れて1925年および1926年となった。
  1番艦の「ヤヴァ」は第2次世界大戦が勃発すると1942(昭和17)年2月の「ジャワ沖海戦」と「バリ島沖海戦」に参加。その後に「スラバヤ沖海戦」で日本海軍の妙高型重巡洋艦と交戦、夜戦で僚艦の「デ・ラウター」と共に沈没している。2番艦の「スマトラ」は日本海軍に補足されずにイギリスに脱出を果たすものの、1944年6月にノルマンディー上陸作戦においてマルベリー港の防波堤代わりに沈められた。

小ネタ

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  • プログラミング言語…(読み方違うけど) -- 2022-05-26 (木) 12:37:43

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