カールス・フォン・シェーンベルク級駆逐艦 カールス・フォン・シェーンベルク
[添付]
効果:主砲射程+4%、魚雷射程+4%、最大転舵速度+4%、海面発見距離-4%、EXPアップ+30%、シルバーアップ+30%
効果:HP+4%、主砲射程+4%、最大主砲弾散布界-4%、最大転舵速度+4%、EXPアップ+30%、シルバーアップ+30%
性能諸元
基本性能
※アップグレード済み、装備、迷彩、エリートなし
Tier | 6 | |
---|---|---|
生存性 | 継戦能力 | 14950 |
抗堪性 | ・防郭防御5% ・火災浸水耐性10% ・装甲防御4.50% ・魚雷防御3% | |
主砲射程 | 8.77km | |
機動性 | 最大速力 | 35.57ノット[kt] |
最大出力への到着時間 | 10.89秒 | |
転舵速度 | 8.30度/秒 | |
転舵所要時間 | 3.90秒 | |
隠蔽性 | 6.30km |
・兵装
主兵装 | 口径,搭載基数×門数 | 装填時間 | ダメージ(火災率)(防郭率) | 砲塔旋回速度 |
---|---|---|---|---|
150mm L/55, 4基×1門 | 6.5秒 | HE弾 403(4%) AP弾 656(150%) | 12度/秒 |
魚雷 | 口径,搭載基数×門数(片舷指向門数) | 装填時間 | ダメージ | 射程 | 雷速 | 浸水率 | 魚雷管旋回速度 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
533mm, 2基×4門(8門) | 48秒 | 3105 | 7.20km | 62.52kt | 12% | 20度/秒 |
対空砲 | 種類 | ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|
大口径 小口径 | 0 30 | 0km 1.50km |
・艦艇スキル
種類 | 効果 | 持続時間 | クールタイム | 使用可能回数 |
---|---|---|---|---|
エンジンブーストⅠ | 最高速度+8% | 25秒 | 75秒 | 2回 |
発煙装置Ⅰ | 24秒間持続する煙幕を張る | 9秒 | 105秒 | 1回 |
ゲーム内説明
「1934型」駆逐艦の設計案。駆逐艦としては比較的大型で、巡洋艦クラスの150mm砲からなる非常に強力な主砲を採用していた。
解説
2022年12月のブリッツパス有料報酬艦として実装された、ドイツTier6駆逐艦。アップデートVer.5.2において主砲口径が変更される以前の「エルンスト・ゲーデ」と同口径の主砲を搭載している。このため150mmミリ砲が懐かしい艦長にとっては注目の艦でもある。
・主砲
55口径150mm砲を単装で4基4門搭載。砲配置は艦首部に背負い式で2基2門、艦尾部にも2基2門であり「エルンスト・ゲーデ」と同じ構成。AP弾ダメージは656と強力で、かつての「エルンスト・ゲーデ(550)」どころか格上の「Z39(633)」をも上回り第2駆逐ツリー艦「Z31(656)」と同じ威力であり、駆逐艦としての単発火力は同格随一。HE弾も403とかつての「エルンスト・ゲーデ(380)」を凌駕し「Z31(403)」と同じ威力。しかも射程はドイツ第1駆逐ツリー艦を上回っている癖に、第2駆逐ツリー艦と異なり貫通力が高すぎるという程でもないため150mm砲としては扱いやすい。しかし欠点もあり砲旋回速度は12度/秒とそんなに速くない事、および装填時間が「Z31(6.2秒)」以上の6.5秒を要する為DPMとして観ると並み程度の火力しか出せない。第2駆逐ツリー艦の主砲程ではないが基本的には距離を置きつつ戦うタイプの砲であり*1、扱い方に癖がある。
・魚雷
533ミリ魚雷を4連装で2基、計8射線搭載。単発火力はツリー艦と同じで浸水率・雷速も変わらない。射程や装填時間も「エルンスト・ゲーデ」の魚雷と変わらないので、エルンストの魚雷を扱った事のある艦長であれば全く同じように扱えるだろう*2。
・対空
ドイツ駆逐艦の常で全く頼りにならない。
・装甲
装甲値4.5%は「エルンスト・ゲーデ」と同じである。艦を立てていれば敵駆逐のHE弾を弾くこともあるだろう…しかし駆逐艦における装甲は殆どアテにならず、機動性低下と過貫通バリアからの脱却を意味する。耐性については駆逐艦なのでこちらも期待しないように。
・機動性
素の最高速度は35.57ノットと「エルンスト・ゲーデ」と同じ。しかし砲装備が重いのか加速力は僅かに劣っている。舵の効きは数値の上では8.3度/秒と「エルンスト・ゲーデ」を上回るのだが、実際には「エルンスト・ゲーデ」よりも効きが悪くソ連駆逐のような重さを感じさせられる。
・隠蔽性
素の被発見距離は6.3kmと他国同格と比較するとかなり悪い。装備で適正に「隠蔽システム改良Ⅰ」を搭載すると約5.7kmに、通常迷彩も併用するとようやく約5.5kmになるので駆逐のお仕事を考えるとこれらを装備しておきたいところ。
・生存性
素のHPは15000に満たないものの、他国同格よりも体力に優れる。対駆逐戦闘においては隠蔽の悪さから初手を敵に譲るものの、主砲を的確に当てていくという前提においては生存性は悪くない。しかし駆逐キラーの多い巡洋艦との相性が良くない事や、対空母において低速&旋回性の低さが目立つ等、相対する相手によって生存性が変わって来る。
・消耗品
駆逐艦定番の「高品質石炭」「改良型ディーゼルエンジン」「高級船員食糧」の組み合わせで良いだろう。
・艦艇スキル/艦長スキル
艦艇スキルは「エンジンブーストⅠ」を2回と「発煙装置Ⅰ」を1回のみ使用可能。
艦長スキルは再使用時間の長い「エンジンブーストⅠ」の弱点を補強すべくLV9で「出力全開」を取得したい。また「発煙装置Ⅰ」は使い捨てのためクールタイム短縮のメリットが無い…しかし切り札として使う際の持続時間延長・効果範囲微増は魅力なのでLV8で「雲隠れ」を取得しておくと良いだろう。他は生存性を補う形で取得すると良いと思われる。
・装備
・兵装 主砲改良Ⅰ
・防御 転舵装置改良Ⅰ
・適正 転舵装置改良Ⅱ
操舵装置改良Ⅰ・Ⅱの併用を基本として推奨するが、プレイスタイルに合わせて自分に合ったチューニングを施して欲しい。特に本艦では隠蔽システム改良Ⅰも大変に有効である。
・エリート特性
・エリート砲術員 主砲装填速度-3%、主砲旋回速度+7%
・エリート魚雷オペレーター 魚雷装填時間-3%、魚雷管旋回速度+7%
・功績 EXPアップ+10%
・総論
本艦はドイツ第1駆逐ツリーの「エルンスト・ゲーデ」の船体に、パワーアップした150mm砲を搭載した艦である。元となった「エルンスト・ゲーデ」は速度の遅さと隠蔽の悪さゆえに序盤の探り合いでは敵に先手を取られ易い替わりに、強力な主砲を搭載し駆逐艦同士のタイマンを重視した設計であったところ、本艦はその考え方をさらに一歩進めたものと言える。そして似たような立ち位置の「Z39」とは異なり本艦は艦艇スキルに「ソナーⅠ」を搭載しておらず「発煙装置Ⅰ」を搭載して居るところから、「Z39」よりもさらに第2駆逐ツリー艦に寄せた構成となっている。このため「第2駆逐ツリーの艦に興味はあるがそのままでは尖り過ぎて扱いにくい…しかし興味はある」という艦長にはお勧めできる艦と言える。しかし、そうでない艦長には「エルンスト・ゲーデ」の方が扱いやすいため万人にお勧めできるタイプの艦ではない*3。
戦闘名誉章
レベル | 1 | 2 |
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報酬 | シルバーブースターⅢ×2 EXPスーパーブースター×2 シルバー150k | カッパー2 |
ミッション内容 | 5戦をプレイ | 一戦中に敵2隻の駆逐艦を撃沈 |
史実
「1934型」とあるため、T7独駆レーベレヒト・マースの設計案であろう。ちなみに同格ツリー駆逐のエルンスト・ゲーデも同じくZ1の設計案である。
小ネタ
艦名の由来となっているのは第一次大戦時の軍人カール・フォン・シェーンベルクである。
小型巡洋艦ニュルンベルク(初代。T4独巡カールスルーエの同型艦)の艦長を務め、フォークランド沖海戦で同艦と運命を共にした。
編集用コメント
- エリート特性追加。 -- 2023-04-19 (水) 23:55:08
- 戦闘名誉章を記載。 -- 2024-02-08 (木) 07:56:23
コメント欄
- 表に書かれた雷速がめちゃめちゃ速いので吃驚したが、誤りみたい。実際は62.52kt。 -- 2022-12-03 (土) 20:23:03
- 修正しておきました。 -- 2022-12-12 (月) 14:22:44
- T6最強格の砲駆。 -- 2022-12-10 (土) 10:00:33
- そんなに強いかな?巡洋艦相手には有利に立ち回れるけど、戦艦の相手と同格駆逐の相手が少し辛い。駆逐相手は遠距離なら強いんだけどね -- 2022-12-10 (土) 10:21:42
- 普通の交戦距離ならAPが過貫通しないから優秀ではあるんだけど装填が遅すぎてキツイ。普通にゲーテの方が駆逐処理はしやすい。DPMもあっちのが高いしね… -- 2022-12-12 (月) 15:37:53
- 巡洋艦の艦砲を持っていると考えると良いです。ニュルンベルク砲です。門数は少ないですが、同格巡洋艦に貫通ダメージがバシバシ入ります。油断している巡洋艦(こちらをみてない、他と交戦中、体力僅かなど)なら積極的に狩りいけます。もちろん巡洋艦側が狙いに来たら逃げますが。戦艦には艦首にAP。 -- 2022-12-12 (月) 18:17:48