Tier 3 スウェーデン 駆逐戦車 
スペック 
HP | 265 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 19/7/12 |
最高速度(km/h) | 57 |
重量/最大積載量(t) | 7.92/8 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.26 |
本体価格(シルバー) | 40,800 |
詳細 
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Volvo FE | 7.5 cm kan m/41 ikv | Tk fm/49 | Ikv 72 | 265 | 25 W Sv/1 m/39 | |||||||
105 | AP HEAT HE | 88 115 38 | 110 110 175 | 42 | 50 6G 75 | 13.3 2.50 0.41 | 38 | --/--/-- | 36 | 300 | 290 | ||
7.5 cm kan m/41 ikv L/50開発時 | Ford ENN | 7.5 cm kan m/41 ikv L/50 | Ikv 72 | Ikv 72 | 265 | 25 W Sv/1 m/39-42 | |||||||
145 | AP AP HE | 97 120 38 | 110 110 175 | 42 | 66 7G 75 | 14.29 2.10 0.39 | 40 | --/--/-- | 36 | 300 | 345 |
解説 
- 概要
Tier3スウェーデン駆逐戦車。
こんな所(Tier3)にいるが、実は戦後車両である。 - 火力
砲火力は他国と比較して少々劣るが、俯角が12度と優秀。
反面左右の旋回範囲は左右10度程度と、この手の軽装甲駆逐戦車としては狭め。- 7.5 cm kan m/41 ikv
初期砲。
単発ダメージは他国Tier3の75mmクラスと同等ながら、野砲を流用したためか貫通力は88mmと少々劣り、発射速度や照準時間も低め。
課金弾がHEATのため、角度に弱い。 - 7.5 cm kan m/41 ikv L/50
長砲身になった最終砲。
貫通力・発射速度・照準時間が改善された、初期砲の上位互換。
それでも全体的な性能は他国Tier3の75mmクラスより控えめ。
課金弾が強化APになったためHEATよりは扱いやすくなったが貫通力の伸びが低いことに変わらず、KV-1の装甲を安定して抜くことは難しい。
- 7.5 cm kan m/41 ikv
- 装甲
車体前面はHetzerのように傾斜装甲になっており頑強そうに見えるが、その実態は19mmのトタン板。
傾斜を加味しても30mmもないので間違っても装甲で受けようなどと思わないように。
オープントップのため、自走砲や榴弾砲も脅威。 - 機動性
初期状態だと少し加速が鈍いが、エンジンを換装すればだいぶ良くなる。
全体的には、駆逐戦車としては優秀な部類。 - その他
隠蔽率が非常に高く、じっとしているだけでかなり見つかりにくい。 - 総論
優秀な俯角や隠蔽率を持つ反面、紙装甲で主砲の貫通力に問題を抱える駆逐戦車。
紙装甲はともかく主砲の貫通力は最終砲すら同クラスの駆逐戦車と比較して明確に劣っており、特に課金弾の貫通力が同格駆逐戦車の通常APを少々上回る程度に留まっているのが厳しい。
幸い足回りは優秀なので、状況によっては自分の足で敵側面を取りに行く運用が必要になるだろう。
史実 
二次大戦の後、スウェーデンは歩兵支援用の軽装甲車輌を確保する必要性に迫られていました。そのため、ランツヴェルク社によってこの Ikv 72 歩兵砲車が開発され、1954 年までに合計 36 両が部隊配備されました。1956 年から 1958 年にかけて各車輌はより強力な 105 mm 砲へと武装変更され、Ikv 102 という呼称で 1970 年代半ばまで運用が続けられました。
コメント 
- ダメージを出すにはHE弾の威力に頼る必要がある。戦闘中に適切に弾種を切り替えて軽装甲の敵に貫通を狙っていこう。またHE弾は履帯を切るのにも有効で、鈍足重装甲の敵の足止めにも使える。貫通に困ったら敵の進軍を遅らせることで自分や味方が脅威にさらされる時間を先延ばししよう。上位の砲を持つ味方が狙いやすくなる効果もある(当たり前だが装甲が頼りにならない自身の後退のことも忘れずに)。左右射角が狭めだが、多少車体を振ろうとも優秀な隠蔽のおかげで発見される危険性は低い。柔軟性を活かし、工夫を凝らし、駆逐戦車の戦闘経験を増やそう。 -- 2023-11-28 (火) 17:07:35