重戦車

概要

機動力を犠牲にして、高火力、重装甲を備えた大型の車両である。
アイコンは菱形の中に二本の斜線が入っており、主な任務は前線を押し上げること。
基本的にTier5から使用することができるようになる車種で、Tier5より前で使用できるのはTier3のType 91(日)、Tier4のType 95(日)、D.W. 2(独)、Pz. B2(独)、B1(仏)とNeedle(傭)の6両だけ。

主に分厚い装甲で敵の攻撃を弾き、強力な主砲で敵を殲滅するのが役割だ。
一方で、機動力が不足しており高機動のLTや高火力・高隠蔽のTD相手には分が悪い。
戦場の花形としての座にあるが、同時に強力な主砲・装甲を持つ戦車が相手する事を忘れてはならない。

一部例外の車両もあるものの、意外と大切なのが「積極的に撃たれつつも抜かせない」こと。
装填に時間のかかる相手の高火力砲に空振りを誘えれば、それだけ味方の負担を減らすことができる。
撃たれたくないから、と味方の中戦車に前線を張らせるようではチーム全体としてはジリ貧。
自らは非貫通で耐えつつ、着実に与ダメを稼ぎ、尚且つ自走を回避するという単純ながらやることの多い車両。ティアトップでありながら、終盤になってもフルヘルスなどというプレイヤーは「味方を守らず逃げた戦犯」との誹りを免れない。
開幕スポーン位置で様子見の重戦車は戦力外と諦めよう。どうせ前線にいても役に立たない。

車両一覧

青字は自動装填装置搭載車両

通常戦車

アメリカ

ソビエト連邦

ドイツ

イギリス

フランス

マーセナリー

中国

日本

課金戦車/特殊戦車

緑色の太字はレア扱いの課金戦車
橙色の太字はツリーから購入可能な課金戦車

アメリカ

ソビエト連邦

ドイツ

イギリス

フランス

中国

日本

傭兵

役割

その厚い装甲で敵の攻撃を弾き、高火力の主砲で前線を構築し、中戦車、駆逐戦車と共に押し上げる攻防の『要』。
それを意識しての立ち回りを要求される。

１．長所
圧倒的な火力の主砲を持ち、固定砲である駆逐戦車とは違い、回転砲塔を備える。
装甲もイギリス駆逐戦車に匹敵する装甲厚を持つ車両も多く、特に傾斜装甲を備えている車両は表示されている装甲厚よりも意外と厚い装甲を持つ。
特に垂直装甲を持つ重戦車は昼飯の角度を取る事によって装甲厚を増やす事により、敵の攻撃に耐える確率が増えるので是非実践をしたい。

２．短所
機動力、砲塔旋回速度、装填速度と三拍子揃う動作の遅さは重戦車の宿命。
特に機動力と砲塔旋回速度は致命的になり、孤立時にNDKの格好の餌食となる事も多い。
移動中には圧倒的な火力を持つ駆逐戦車に長距離から狙撃されるリスクもある。
そのため、出来れば味方と一緒に行動を心掛けたい。
一発の無駄打ちが後々響くので、ラマーで少しでも装填速度を補おう。

３．前線の構築
機動力の無さから前線へ到着するのが遅くなる為に、突出したくなることもあるだろう。
だが、その場合、敵の集中砲火を浴びて主力を失い、残る味方の壁役をも失ってしまう。
中々難しい課題ではあるが、軽戦車や中戦車に頼って敵車両の情報を共有してから向かうのも戦術の一つ。
味方と歩調を合わせるか、待ち伏せて迎撃か足止めかの判断が求められ、こればかりは味方頼りになってしまう。

４．前線の維持と押上げ
味方に恵まれるかが大きく関わり中々出来ないのが、前線の維持。
拠点を守る矛と盾というイメージがある重戦車ではあるが、それは味方と連携が出来て始めて発揮できるもの。
視認範囲が無い為に一方的に攻撃を受けたり、自走砲からの思わぬ一撃を受けたりと散々な目に合う事もある。障害物や起伏があればそれらを利用して前線の維持をはかりたい所である。

中盤以降、自軍有利に動き始めたら押上げのチャンス。
とは言え、突出して孤立してはそれまでの行動が無駄になってしまうので注意を払いたい。
特に敵の戦力で注意を払いたいのは生き残っている軽戦車と駆逐戦車である。
敵に軽戦車が残っていてこちらが鈍亀ばかりだと陣地を占領されて負けてしまう。
こればかりは自身で戻るか、前線の押上げを図るかしっかりと判断しよう。

駆逐戦車はかなりの脅威で、こちらの装甲をいとも簡単に撃ち抜く圧倒的な火力を持つ。
下手に動かずに味方に発見してもらうか、ここに潜んでいるかもと予想は立てて行動しよう。

５．悪手
重戦車なのに引き籠る行為。
ボトム戦車が陣地を守ろうとしてもトップTierの前には一方的に撃破されてもおかしくはない。
またトップTierが引き籠って前線が維持出来なくなり崩壊のリスクもある。

重戦車乗りとして向いていないと感じた場合は他の車両を極めてみるのもいいだろう。
特に重戦車は中戦車と駆逐戦車に通じるものもあるので、もしかしたら思わぬ活躍が出来たりするかも知れない。

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