Tier 8 ドイツ 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 1,150 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 145/60/40 |
最高速度(km/h) | 55 |
重量/最大積載量(t) | 51.55/53.0 |
本体価格(シルバー) | 2,570,000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Maybach HL 210 TRM P30 | 8.8 cm PaK 43 L/71 | Jagdpanther II | Jagdpanther II | 1,150 | FuG 5 | |
650 | 28 / [22.91] | --/--/-- | 310 | ||||
12.60 | 0.9/1.1/2.3 | 28 | 380 | ||||
10,5 cm Pak L/52開発時 | Maybach HL 230 TRM P30 | 10,5 cm Pak L/52 | Jagdpanther II verstärkteketten | Jagdpanther II | 1,150 | FuG 7 | |
870 | 30 / [31.77] | --/--/-- | 415 | ||||
16.68 | 0.8/1.0/2.1 | 30 | 380 | ||||
12.8 cm PaK 44 L/55開発時 | Maybach HL 230 TRM P30 | 12.8 cm PaK 44 L/55 | Jagdpanther II verstärkteketten | Jagdpanther II | 1,150 | FuG 12 | |
870 | 30 / [31.47] | --/--/-- | 710 | ||||
16.52 | 0.8/1.0/2.1 | 30 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
8.8 cm PaK 43 L/71 | AP APCR HE | 252 11G 252 | 203 237 44 | 240 240 295 | 10.00 | 2,400 | 1.90 | 0.31 0.64 3.24 | 50 | +15 -6.5 | |
10,5 cm Pak L/52 | AP APCR HE | 1,030 12G 650 | 200 244 60 | 320 320 420 | 7.50 | 2,400 | 1.70 | 0.33 0.74 ? | 40 | +15 -6.5 | |
0.33 0.74 ? | |||||||||||
12.8 cm PaK 44 L/55 | AP APCR HE | 1,070 12G 935 | 246 311 65 | 490 490 630 | 5.13 | 2,514 | 2.20 | 0.34 0.71 ? | 30 | +15 -6.5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier8ドイツ駆逐戦車。
Jagd「Panther II」を名乗るがJagdpantherにより大きな砲を積むために車体後部に戦闘室を載せた駆逐戦車であり、本来Panther IIとは関係ない。
…のだが何故かこのゲーム中ではPanther IIの車体を利用する計画であったとされている。
そのため、基本的な機動性や車体部分の装甲は、ベースになったPanther IIとほぼ同じである。ただしPanther IIと異なり、側面のサイドスカートは空間装甲として機能している。
- 火力
俯角は-6.5°、射界は左右10°となっており、主砲の可動域はFerdinandと比べて狭くなっている。
一方、Ferdinandよりも機動性に優れる為、そちらを活かした立ち回りが求められるだろう。- 8,8 cm Pak 43 L/71 / 10,5 cm Pak L/52
Jagdpantherから引き継ぐ主砲2種。
いずれも課金弾のAPCRを用いても貫通力に乏しく、乗り出しはやや辛い。
繋ぎとして使うのであれば単発火力と照準時間がマシな10,5cm砲一択だが、なるべく早急な最終砲への換装が求められる。 - 12,8 cm Pak 44 L/55
新規開発の12,8cm砲。
Ferdinandと同様の最終砲であり互換性がある。
単発火力490、通常弾のAPは貫通力246mm、課金弾のAPCRは貫通力311mmといずれも優秀。
ドイツTier9~10重戦車の12,8 cm Kw.K. 44 L/55に発射速度・精度・照準時間を駆逐戦車相応に強化した性能である。
単発火力・貫通力・発射速度に優れ、Tier10重戦車相手でも十分ダメージを取っていける性能だ。
駆逐戦車としては機動性も良好な部類である為、臨機応変に動いて射撃ポジションを変えていこう。
なお、ドイツの同格駆逐戦車Rhm.-Borsig Waffenträgerの12,8 cm Kanone 44 L/55とは名前が似ているが、互換性は無い。
- 8,8 cm Pak 43 L/71 / 10,5 cm Pak L/52
- 装甲
以前の車体装甲はPanther IIと同一だったが、現在はアップデートにより車体正面上部が145mmと大幅に分厚くなっている。
これにより車体正面は約252mmと非常に強固になっており同格の攻撃すらはじき返す。ただし車体下部は60mmのままな上、お馴染みのエンジン判定もあるので弱点であることは変わりない。
サイドスカートは6mmの空間装甲扱いだがアテにできる代物ではなく、側面の本装甲も40mmから60mmに増厚されたものの、履帯上部には弾薬庫がみっちり詰まっているので迂闊に昼飯の角度は取れない。
戦闘室正面は150mmの傾斜装甲となっており、正面向きで250~270mm相当の擬似装甲厚を持つ。200mm垂直装甲のFerdinandとは異なり、同格の砲撃も高い確率で防ぐ防御力を有する。
防御力を発揮するには下部隠しを徹底する必要があるが、ハルダウンする際は俯角が-6.5度と微妙なためJagdpantherよりも使える地形が減ってしまっている事に注意。
破壊された車両なども車体隠しに使えるので、どうにかして装甲を活用したい。 - 機動性
エンジン出力は据え置きで重量が増えたため、Jagdpantherから出力重量比は低下している。一方で旋回速度や接地抵抗は改善されており、総合的な機動力は前身からさほど変わらない。
12,8cm砲と硬い戦闘室正面を運ぶ足としては優秀と言える。 - その他
隠蔽率がとにかく悪く(同TierのFerdinandはおろか、Tier9のJagdtigerよりも悪い)、Tierが上がり参加する車両の視界が広がっているため茂みに潜んだままの発砲は見つかる可能性がかなり高い。
迷彩ネットの検討をするか、活用できる状況なら15mルールの利用を徹底しよう。 - 総論
アップデートにより走攻のみならず守も高い水準で獲得した、強力な戦車である。
機動力を活かした立ち回りと装甲を活かした立ち回りを使い分けられる柔軟性を持つが、欠点もある。
まず硬いことは硬いが迂闊に角度をつけられないので正面を向くしかない都合上、これ以上の防御力の強化は見込めない。またHT並みのタフさがあったFerdinandと違い、HPは駆逐戦車相応なので殴り合いも苦手。
同格以下の攻撃なら弾く装甲だが、駆逐戦車や格上戦車は容易に貫通してくるので相手を慎重に見極めて立ち回りを変える必要がある。防げないと感じたら早々に退避しよう。
防御する際はハルダウンや障害物で車体下部を隠して細かく動くといい。ただしハルダウンは砲の俯角が少ないため地形をかなり選ぶ。
また隠蔽率もワースト(AT15より酷い)、Tierが上がり参加する車両の視界が広がっているため、茂みに潜んだままの発砲はほぼ見つかる。15mルールの利用を徹底しよう。
敵が表示され且つ自分は見つからない絶妙な距離を保つのに苦心するだろう。
総合的なバランスに優れており、そのスペックをフルに活かせば縦横無尽の活躍も不可能ではないが、前線に行くにはHPが足りず駆逐戦車としては隠蔽性が低いなど、欠点も多い。
機動力を活かした立ち回りをメインに据えて、同格以下が相手の場合に必要な時だけ装甲を使うというのがベストだろう。
史実
1944年11月、クルップ社によってJagdpantherにJagdtigerやMausと同じ12.8cm Pak 44 L/55を搭載する計画が立てられたが、そのままの車体では搭載する事は出来ず、Jagdpantherの戦闘室を後方に移動するなどの措置が取られる事となり、その外観も変わる事となる。
しかし重量は51tを超え、12.8cm Pak 44 L/55では装填手が2名になり装填時間が延びる事から主砲は8.8cm PaK 43 L/71のままで十分と判断され、計画は中止となった。
よく言われるのがPanther IIの車体を利用した駆逐戦車(よりによってWoTの開発元であるWGの本車両説明で)。これは誤りでありPanther II自体、1943年8月にMAN社で試作車1両が完成しただけで、砲塔部分は開発自体完了しないまま、1944年初頭には量産化は断念されている。
この事から正確にはJagdpantherの車体を利用し、戦闘室を移動し、主砲に12.8cm Pak 44 L/55を搭載した新設計のJagdpantherと捉えるべきであろう。
コメント
- 最終砲の装填速度11451419190721秒にしてほしいわ(顔真っ赤) -- 2016-06-19 (日) 13:40:49
- 810と893がついてない、やりなおし -- 2016-06-19 (日) 13:45:47
- 正面割と弾いて腹立つ。is-3のap弾3連続で弾きやがった(顔真っ赤) -- 2017-01-14 (土) 01:19:40
- 無駄に機動力が高い。エンスクで瀕死のT44と鬼ごっこしてるの見たときは笑った。 -- 2017-05-22 (月) 12:39:05
- その追いかけられてたT44、ワイや.....。無駄に旋回性いいから -- 2017-08-08 (火) 23:12:38
- 逃げ切れんかった -- 2017-08-08 (火) 23:13:05
- その追いかけられてたT44、ワイや.....。無駄に旋回性いいから -- 2017-08-08 (火) 23:12:38
- 最終パッケージの12.8cm砲にしたら印象ガラッと変わるな。それまではかなり弾かれてたけど、12.8cmにしたらガンガン貫通してくれるから使いやすくなったわ。 -- 2018-10-07 (日) 15:21:31
- 前進速度は文句無しだけど、後進速度はかなり遅いから、隠れようとする時にバックすると間に合わず撃たれる可能性が高いから注意。 -- 2018-10-20 (土) 21:06:06