Tier 6 ドイツ 駆逐戦車
固定スペック
車体装甲厚(mm) | 80/40/22 |
---|---|
最高速度(km/h) | 40 |
本体価格(シルバー) | 910,500 |
派生元車輌 | StuG III Ausf. G |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Maybach HL 108 TR | 7.5 cm PaK 39 L/48 | JagdPz IV 0-Serie | Jagdpanzer IV | 710 | 310 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
320 | AP APCR HE | 110 158 38 | 110 110 175 | 79 | 70 7G 38 | 20.00 1.70 0.35 | 32 | --/--/-- | 44 | 350 | |||
10.5 cm StuH 42 L/28開発時 | Maybach HL 108 TR | 10.5 cm StuH 42 L/28 | JagdPz IV | Jagdpanzer IV | 710 | 310 | |||||||
320 | AP HE HE | 64 104 53 | 350 350 410 | 62 | 120 10G 128 | 8.33 1.70 0.53 | 35 | --/--/-- | 44 | 350 | |||
7.5 cm Pak 42 L/70 | Maybach HL 120 TR | 7.5 cm Pak 42 L/70 | JagdPz IV | Jagdpanzer IV | 710 | 415 | |||||||
350 | AP APCR HE | 150 194 38 | 135 135 175 | 62 | 109 7G 98 | 17.14 1.70 0.33 | 35 | --/--/-- | 44 | 350 | |||
8.8 cm PaK L/56開発時 | Maybach HL 120 TRM | 8.8 cm PaK L/56 | JagdPz IV | Jagdpanzer IV | 710 | 415 | |||||||
440 | AP APCR HE | 160 220 44 | 220 220 270 | 50 | 252 8G 252 | 11.11 1.70 0.35 | 35 | --/--/-- | 44 | 350 |
解説
- 概要
Tier6ドイツ駆逐戦車。
全体的にStuG III Ausf. Gの特性を発展させた性能になっている。
IV号戦車の車体を利用した突撃砲、IV号駆逐戦車。
通称「IV駆」あるいは「ラング*1」。
たまに間違われる「IV突」はIV号突撃砲。
III突の戦闘室をIV号戦車に載せた別の戦車なので注意されたい。 - 火力
引き継ぎ砲に加え、8.8cm Pak36 L/56が搭載可能になる。- 7.5 cm PaK 39 L/48
初期砲。
金弾貫通158mmは同格相手が限度。
格上相手には通じないため、フリー経験値を投入して早急に換装するかCoop戦での使用に留めておきたい。
次に開発できる10榴も厳しいので、いっそL/70までフリー経験値を投入しても良いだろう。 - 10.5 cm StuH 42 L/28
Tier4から使い続ける10榴。
そろそろ10榴では厳しくなってくるので、こちらもフリー経験値を投入して早急に換装するかCoop戦での使用に留めておきたい。 - 7.5cm StuK 42 L/70
史実砲。
貫通力が高く発射速度も速いが、単発威力に欠ける。
前身から発射速度が上がっている。
精度、弾速も高めなので手数と貫通力を重視した遠距離からの狙撃メインならこちらが向いている。 - 8.8cm Pak36 L/56
DPMが高く強力ではあるが弾速に欠けるため、距離が遠いと相手が動いて外れることも多々ある。
やや前での戦闘に向いている。
- 7.5 cm PaK 39 L/48
- 装甲
装甲厚そのものはStuG III Ausf.Gとほぼ同じだが、傾斜装甲が採用された事に加え、HPも大きく増加している。
正面は上部下部ともに貫通110mm前後までなら防御を期待でき、防盾(80mm)付近はさらに傾斜が強く二重装甲もありで傾斜もあって貫通200mm程度まで防ぐこともある。
とはいえ、あくまで格下の車両の砲を多少防げる程度であり、同格以上の車両との殴り合いを期待できるようなものではない。
また、低くコンパクトにまとまった車体は履帯やエンジンなどの判定が密集しており、被弾はダメージだけではなく比較的高い確率でモジュール破損も伴う。
正面からたった一回被弾しただけで履帯破壊、エンジン破壊、火災発生が同時に起こることもあるなど、数値上の防御力以上に敵の攻撃に対して脆い。
後述するように本車は隠蔽率が非常に優れているため、装甲は発見された場合の最後の手段として捉え、駆逐戦車のセオリー通り前線から一歩下がった位置取りを心掛けるべきだろう。 - 無線・隠蔽
IV駆最大の特徴は停止時の隠蔽率の高さでドイツ戦車中でトップクラスで軽戦車を上回り、移動中でもTier2~3の軽戦車並み。
よって味方の軽戦車が早期にやられてしまった場合は、抜群に高い隠蔽率を利用して偵察にも活躍できる車両である。ただし視認範囲は350mと広くは無いため注意が必要。
カモフラージュネット+スキル+低い車高+茂みを活用し静止していれば、よほど接近されない限りまず見つからない。
茂みの「15mルール*2」を使えば発見されずに一方的に発砲し続けることすら可能。
無線範囲は415mとTier6にしては貧弱であるため、突出すれば他人からの無線情報(≒視界)を受けられないので注意。
無線機問題は今後も続くため、車長には「通信技術者」を覚えさせても良いだろう。
また異常に低い車高は小さな草むらに容易に隠れることが出来る上に敵の砲弾にも当たりにくく、ハルダウンすれば前面装甲の傾斜も増えてさらに効果的である。
- 機動性
重量の増加からStuG III Ausf.Gに比べやや動作が重くなり旋回性も多少落ちているものの、駆逐戦車としては高く軽快に動くことが出来る。 - 総論
非常に高い隠蔽率と軽快な操縦性を持ち、低い車高を利用して小さな茂みにも隠れ潜むことが出来るのは大きな利点。
隠蔽率や視界のルールとMAPを理解すれば他車両以上に相手に見つからないまま一方的に射撃を繰り返す事が可能。
しかし主砲を同Tier駆逐と比較すると火力か貫通力のどちらかが不足気味で砲の左右可動範囲も狭く1発のダメージが低い。
隠蔽率を生かせない市街地の乱戦や至近距離の撃ちあいのダメージ交換レースは不得手。
視界が良くないため最前線に自ら進撃することはせずに、ゲーム開始直後は一歩引いて味方に視界を確保してもらい、やや後方の茂みから射撃支援するのが良い。
味方に視界を取ってもらえている間は茂みに頭を突っ込んだまま撃つような真似をせずに15mルールを活用してすこしでも被発見を防ごう。
ゲームが進み、生き残っている敵の位置がほぼ把握できたらその速度を活かして側背面を狙えるように上手く立ち回ろう。
史実
1942年9月、スターリングラード攻防戦後、兵器局は新たな基準の戦車駆逐車を求めた。それは正面装甲100mm。側面装甲40~50mm。より広い履帯。地上高50cm。最高時速26km。可能な限り低い発射位置。そしてPz.Kpfw.V Pantherと同じ7.5cm KwK 42 L/70で武装する事であった。
当初は新たな車体を用意する計画であったが、Pz.Kpfw.IVの車体を使用する事となった。
理由としては小さな車体を流用し、大型の主砲を取付けた同じ駆逐戦車に属するMarderシリーズ、StuG IIIといった結果があったからである。
またMarderシリーズは背が高くオープントップであったが、この新型車両は低いシルエットと装甲に囲まれた戦闘室を持っていた。
1943年8月19日~22日の会議でクルスクの戦いの報告書を読んだヒトラーはStuG IIIは敵戦車に包囲されない限り、当時の主力戦車であったPz.Kpfw.IVよりも優れた戦闘力を持つと確信し、ヒトラーは兵器局に新たな戦車駆逐車の開発を命じた。
同年12月に最終プロトタイプが完成しJagdpanzer IV(IV号駆逐戦車)と名付けられたこの車両は1944年1月から量産が開始された。
しかし当初搭載予定であった7.5cm KwK 42 L/70はPz.Kpfw.V Pantherに優先された為にPz.Kpfw.IVと同じ7.5cm KwK 40 L/48が搭載された。
このJagdpanzer(駆逐戦車)という呼称は本車両で初めて使用されたもので、従来のPanzerjager(対戦車車両)の呼称に代わるものである。
なお、StuG IV(IV号突撃砲)とは全くの別物で、こちらはPz.Kpfw.IVの車台にStuG III Ausf.Gの上部構造を取り付けた突撃砲である。
1944年7月には、長砲身搭載車の名称をIV号戦車ラング(V)と改めた。(lang:長いの意)
ヒトラーは本車をことのほか気に入り、最終的には月産800両の生産数に引き上げる事を要求したが、1945年3月までに930両が完成したに止まった。
コメント
- 精度の7.5cmか、ダメージの8.8cmかで凄く迷うな。どちらも一長一短あるし。7.5cmは遠距離から狙撃できるけどダメージ低いし、8.8cmはダメージ高いけど精度あまり良くないし。みんなはどっち使ってる? -- 2018-09-22 (土) 12:34:49
- 8.8cmですね。tier8マッチだと単発火力が欲しいですし、同格以下なら高DPMである程度はゴリ押しが可能かな、と。まあ、低貫通があれですけどね -- 2018-09-22 (土) 23:32:15
- 88。大抵の問題は金弾使えば解決できるしね。 -- 2018-09-23 (日) 14:16:03
- 7.5cmから8.8cmに換装してから、グッと楽になりました。故に、8.8cm(ほぼフル金弾)ですね。 -- 2018-09-23 (日) 21:54:29
- 隠蔽系スキルマシマシにすれば面白い程見つからない。8.8積んで、格上に対しては無理に撃破を狙わずに履帯切ってアシスト、同格以下に対してはハルダウン維持しつつDPM勝負。これでかなり活躍できる。 -- 2019-02-25 (月) 00:13:26
- 一応この子で3優等取れたけど、他の車両と比べるとどうなんだろう。不人気っぽいからあまり意味は無いのかな。 -- 2019-08-23 (金) 00:12:32
- DPMが良いし貫通力も良し、隠蔽も良好で中々強いな。人気無いのか優等も稼ぎやすい -- 2022-03-06 (日) 16:26:38
- 初期砲が辛すぎてこの先に行ける気がしない -- 2022-04-13 (水) 19:48:19
- フル金で耐えるのです -- 2022-04-14 (木) 17:40:48
- 視界と隠蔽伸ばして置偵メインの立ち回りで中間砲までの経験値稼いだら?その後の立ち回りも隠蔽活かす動きになるし見るポジ撃つポジの練習だと思って乗れば良いよ -- 2022-04-16 (土) 01:50:46