M44

Last-modified: 2024-01-07 (日) 22:55:26

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Tier 6 アメリカ 自走砲

公式紹介ページ

スペック

車体

HP630
車体装甲厚(mm)13/13/13
最高速度(km/h)56
重量/最大積載量(t)29.41/29.5
本体価格(シルバー)920,000

パッケージ

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態Continental AOS-895-3155mm Howitzer M1T99E1M44630500
500HE
HEAT
78
240
530
530
36505
14G
4.96
5.5
0,72
20--/--/--10360
開発完了Continental AOSI-895-5155mm Howitzer M45M44M44750
550HE
HEAT
78
240
530
530
36505
14G
5.31
5
0.70
22--/--/--10360

解説

  • 概要
    Tier6アメリカ自走砲
     

  • 射界±30°と、全周砲塔を除く自走砲のなかではトップクラスの左右射界をもつ。
    障害物の有無にも左右されるが、MAPの角に布陣した場合でも大部分が射撃可能となる。
    ただし精度が悪く、1000mMAPの端から端を狙うようなケースではレティクルを絞りきっても当たらない場合も多い。
    射程の長さの割に弾道は高めで、弾速は遅い。
    • 155mm Howitzer M1
      前身と同じ砲。
      前身から微強化されたが、使用感に大きな変化はない。
      敵の装甲厚も強化されているため、火力不足が気になり始める。
      金弾は貫通力に優れるHEAT。護身用に数発持っておくといいだろう。
    • 155mm Howitzer M45
      精度・発射速度・照準時間が強化された。
      しかし火力面は変わらず、劇的な変化も感じにくいので開発を急ぐ必要は薄いだろう。
       
  • 装甲
    相変わらず榴弾が貫通するペラペラ装甲。
     
  • 機動性
    エンジンの出力向上に伴い、前身から大きく強化された。
    初期状態の時点で前身より加速力に優れており、射撃地点への移動や危険を感じた際の退避などがやりやすくなった。
     
  • 総論
    前身であるM41 HMCの純粋な強化版といった感じ。
    初期状態から充分な機動力を持つので射撃位置への移動などがやりやすくなったが、砲が進歩してないので火力不足が気になる所。
    装甲の厚い相手は碌にダメージが通らなかったりするので、ハルダウン中の敵など優先しても良いだろう。
    機動力を活かして、状況に応じた射撃位置への迅速な移動を行って支援射撃を切らさないようにしよう。

史実

アメリカ陸軍が1953年11月に制式化したのが、155mm自走榴弾砲M44です。
1947年からT99の名称で試作が開始され、全周旋回砲塔式のT99E1として一旦生産されたのですが重量過大など不具合が多く、改良型のT194が生産され、こちらにM44の制式名が付きました。
T99E1も全てM44と同じ規格に改良されていて、1962年にM109と交替して退役しました。

車体はM41軽戦車を前後逆にして使用しており、誘導輪を接地式にし、車体後部に手動の駐鋤(ちゅうじょ:砲の反動で動かないようにする車体固定具の一種、スペードとも)を追加しています。
操縦手席は戦闘室前部左にあり、右には照準手席があり、車体中央から後部にオープントップの固定式戦闘室が設けられ、日除けや雨除けとしてキャンパスをかけることも可能です。 なお、装甲厚は車体・戦闘室とも全周12.7mmとなっています。
主砲は23口径155mm砲M45(砲身命数5,000発)で、155mm榴弾砲M1の駐退復座機を液バネ式に変更して後座長を501mmに短縮したものです。
閉鎖機は段隔螺式、動力装填装置を持っていて、最大射程は7号装薬で14,955m、発射速度は最大毎分4発射撃可能、搭載弾数24発積載可能です。
使用弾はM107榴弾、M110黄燐発煙弾、M116着色発煙弾、M118照明弾のほか、化学弾や核砲弾も使用できるというバリエーションの多さを持っています。
砲架はM80で、ターンテーブルに載せられ、左右30度ずつの射界が取れ、俯仰角はマイナス5度からプラス65度、旋回・俯仰は油圧もしくは手動で、照準装置はL型眼鏡M93とパノラマ眼鏡M12A7を使用します。
エンジンはコンチネンタル製AOS895-3水平対向6気筒スーパーチャージャー付き空冷4サイクルガソリンエンジン(500馬力)、サスペンションはトーションバー式、トランスミッションはアリソンCD-500-3(前進4速・後進2速)で、最大時速56km/hを発揮します。

更に改良を加えた、M44A1はエンジンを燃料直噴装置付きAOSI895-5(525馬力)に換えたもので、航続距離が132kmに伸びました。
自衛隊にも供与されたものは、1962~66年度に10両を導入し、第7師団第7特科連隊に配備されました。
兵装は155mm榴弾砲M45を1門、12.7mm重機関銃M2を1挺装備していました。

コメント

  • 狙う所が大変なM41と比べ狙って撃つ所までは容易、ただ撃っても弾の方が天面を避ける。 -- 2017-01-21 (土) 16:59:40
    • 最終砲だと精度下がるからね。仕方ないね。 -- 2018-04-05 (木) 09:10:57
  • 良いとこは射界と機動力。悪いとこは弾が当たらないこと。大事な場面で外すの多すぎて話にならない。やっぱり独自走がナンバーワン! -- 2019-11-29 (金) 19:08:38
  • 射界と装填速度の良さが癖になる。精度?殺意があれば当たるさ。 -- 2021-08-27 (金) 23:26:52