Minuteman T29

Tier 7 アメリカ 重戦車(プレミアム)

公式紹介ページ

スペック

パッケージ

詳細

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

• 概要
  Tier7アメリカプレミアム重戦車。
  T29の装甲増加版である。
  ミニットマンとは、アメリカ独立戦争当時の民兵の事で、招集されると1分（minute）で駆けつけるということからミニットマンと呼ばれるようになった。
   
• 火力
  • 105 mm Gun T5E1E
    T29の105 mm Gun T5E1と基本性能は同一だが、装填速度が落ちている。
    ただでさえ低いDPMが同格重戦車ワーストクラスにまで落ち込んでいる上に精度も悪いので、一発一発を丁寧に当てていく必要がある。
    格上重戦車と正面対決となるとお互いに貫通出来なくて睨み合いに陥ることも。
     
• 装甲
  表記上の装甲圧はT29から変わりないが、履帯側面、砲塔側背面に追加された装甲でかなりの防御力を誇る。
  逆にいうと重量分で落ちた機動性を防御力でカバーする必要がある。
  追加装甲は空間装甲扱いのため、貫通力が高くてもHEATは効きづらい。
  参考画像

  
  ※モデルはwot inspectorより

  • 砲塔
    砲塔正面のほっぺた部分にも追加装甲があり、ハルダウンでの鉄壁さに磨きがかかっている。
    むしろ防盾部分よりも追加装甲部分の方が硬い場合さえある。
    本車両がハルダウンしている場合、同格以下であれば素直に撤退する方が良い。
    唯一キューポラが61mm、防盾上のおでこの部分が230mm程度である。
    側面も貫通200mm以上でなければ貫通は難しい。唯一砲塔側面後部の追加装甲に穴のある部分だけは140mmから貫通可能。
    砲塔尾部も貫通180mm以上でなければ安定しない。
  • 車体
    基本的に本車両は車体正面が弱点である。
    正面上部は140mm程度で、ここだけはそれなりの硬さ。
    格下とのタイマンなら信頼できるが、貫通150mm以上になると正面から安定して抜かれる。
    また車体下部や車体正面右側の機銃口は貫通100mm前後で抜かれる。
    車体側面の追加装甲部分は垂直にあたっても場所によって250mm以上の防御力を発揮する。
    もし障害物も何もない平原で戦わざるを得なくなったときは、いっそ車体を真横に向けた方がいいかもしれない。
    追加装甲のない部分は80mm程度しかないが、上下範囲が狭く狙うのが困難。
    旋回性が壊滅的に低いので、車体正面が貫通できない場合は回り込んで背面を狙う他ない。
     
• 機動性
  T29から3t近く重量が増しており、エンジン馬力も下がっている影響で非常に鈍足。
  旋回性能も非常に低く、砲塔の旋回速度も本家から更に下がっているため、快速戦車の回り込みには常に注意が必要。
  ただしTier8軽戦車程度の砲であれば課金弾にもHEATが多く、回り込まれても砲塔及び車体側面はそこそこ信用できる。
   
• 総論
  鉄壁の防御力を誇る移動要塞のような戦車であり、その装甲は同格どころか格上すら貫通に難儀するほど。
  しっかり有利ポジションに陣取れば格上が相手でもそう簡単に通しはしない。
  反面、それ以外の性能は平均かそれ以下といった所であり、特に重戦車としても低い機動性は運用上での大きな課題。
  有利ポジションに陣取れば強いとは言え移動速度も登坂能力も低く、その有利ポジションに移動するまでが一苦労。
  また一番つらいのは置き去りにされる事であり、硬すぎて敵から放置されてしまいやむなくせっかく陣取った有利ポジションから出てこざるを得なくなる事も。
  ただの置物になってしまっては何の役にも立たないので、この戦車を使う場合は各マップの主戦場の場所を把握し、敵が無視できない状態にしよう。

史実

実験用重戦車。1944 年 9 月に開発が開始され、1947 年 10 月までプロトタイプの製造と試験が続いたが、この T29 が量産に漕ぎつけることはなかった。

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