Tier 4 ドイツ 軽戦車
スペック
車体
耐久値 | 435 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 30/20/20 |
最高速度(km/h) | 60 |
重量/最大積載量(t) | 11.65/12.5 |
本体価格(シルバー) | 155,.000 |
修理費(シルバー) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | Maybach HL 62 TR | 2 cm KwK 38 | Luchs | Luchs 2 cm | 435 | 310 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
140 | AP APCR | 23 46 | 11 11 | 330 | 3 1G | 153.85 1.70 0.46 | 30 | 30/20/20 | 42 | 330 | |||
3.7 cm KwK 36 L/46.5開発時 | Maybach HL 66 P | 3.7 cm KwK 36 L/46.5 | Luchs | Luchs 2 cm | 435 | 415 | |||||||
180 | AP APCR HE | 40 74 18 | 36 36 42 | 77 | 0 2G 6 | 26.09 1.70 0.46 | 30 | 30/20/20 | 42 | 330 | |||
2 cm Flak 38開発時 | Maybach HL 66 P | 2 cm Flak 38 | Luchs | Luchs 2 cm | 435 | 415 | |||||||
180 | AP APCR | 39 51 | 11 11 | 330 | 3 1G | 153.85 1.50 0.45 | 30 | 30/20/20 | 42 | 330 | |||
3 cm M.K.103開発時 | Maybach HL 66 P | 3 cm M.K.103 | Luchs | Luchs 2 cm | 435 | 415 | |||||||
180 | AP APCR HE | 95 110 15 | 30 30 40 | 240 | 32 3G 6 | 27.96 2.30 0.50 | 33 | 50/30/30 | 42 | 330 | |||
5 cm KwK 38 L/42開発時 | Maybach HL 66 P | 5 cm KwK 38 L/42 | Luchs verstärkteketten | Luchs 5 cm | 480 | 415 | |||||||
180 | AP APCR HE | 60 96 25 | 70 70 90 | 50 | 30 5G 18 | 24 2.30 0.48 | 33 | 50/30/30 | 38 | 360 | |||
5 cm KwK 39 L/60開発時 | Maybach HL 90 | 5 cm KwK 39 L/60 | Luchs verstärkteketten | Luchs 5 cm | 340 | 455 | |||||||
360 | AP APCR HE | 67 130 25 | 70 70 90 | 50 | 30 5G 18 | 24 2.29 0.40 | 33 | 50/30/30 | 38 | 360 |
解説
- 概要
Tier4のドイツ軽戦車で、II号戦車の最終形態。
- 火力
II号戦車系列では唯一、戦車砲が搭載可能だが、最大の強みは3cm機関砲。
最終砲候補はバランス型の5cm KwK 39 L/60と瞬間火力特化の3cm M.K.103の二択になる。- 2 cm KwK 38
初期砲であり、Luchsの史実砲。
格下相手すら弾かれかねない低貫通。ズバリ言って豆鉄砲。
最低限2 cm Flak 38まではフリー経験値を使って確保しておくのがいいだろう。 - 3.7 cm KwK 36 L/46.5
2cm KwK 38よりは貫通力が高いが、2 cm Flak 38と同等の貫通力しか持たない。
格上はもちろん同格の重装甲戦車が相手だと金弾でも貫通が怪しい。
こちらも豆鉄砲なのでフリー経験値で飛ばしても良い。 - 2 cm Flak 38
ドイツ軽戦車系列ではおなじみの機関砲。
流石にTier4軽戦車としては力不足ではあるが、それでも今までの砲に比べればまし。
少なくともここまで開発しておけば、多少は楽になるだろう。 - 5 cm KwK 38 L/42
AP60mmの貫通力を持ち、同格相手ならそこそこ戦える。
最終砲までのつなぎとしては使えなくもない。 - 5 cm KwK 39 L/60
戦車砲であるため精密射撃に向いており、装填も速めなので矢継ぎ早に砲弾を送り込めるのが利点。
通常弾の貫通力は67mmと5cm砲L/47と大差ないが、課金弾(APCR)の貫通力は130mmとかなり高く、上位戦車にも対抗可能。
3cm機関砲と比較すると通常弾の貫通力や瞬間火力で劣り、上位戦車戦で3cm機関砲が通常弾で対抗可能なのに対し、こちらは課金弾が不可欠なのが難点。
下記の3cm機関砲は強いことは強いが癖も強いので、扱いにくいと感じたのならバランスに優れたこちらを使うのも良い。 - 3 cm M.K.103
2発×5回発射。1マガジン約300ダメージ。
ドイツ軽戦車の切り札と言っても過言ではない、文句なしの最終砲候補。
なんといっても機関砲とは思えない、AP95mmという貫通力が魅力。
角度が良ければKV-1やMatildaといった重装甲戦車の正面装甲すら貫通するほど。
機関砲なので瞬間火力も高く、軽戦車でありながら上位重戦車も食いかねない。
瞬間火力が高い一方、1セット掃射した後のリロードが約20秒弱と非常に長く、撃ち切ったら即隠れるか後退するのが望ましい。
これがどれくらい長いかというと、リロードしている間に10.5cm榴弾砲が2発は撃てる、あるいはKV-2の152㎜砲とほぼ同等。
そのため機関砲ではあるが、軽戦車等手数の多い相手が苦手。
また低・中Tire帯のHP上昇に伴い1マガジンで敵を倒しにくくなったため、今まで以上に攻め時を慎重に計る必要がある。
迂闊に攻めたら仕留めきれずに逆襲を受けてお互いに瀕死、最悪返り討ちなんていう事もあり得る。
特に中間エンジンだと逃げ切るのも難しいので、あらかじめ退避する場所を決めておくといい。
- 2 cm KwK 38
- 装甲
ほぼII号戦車と同一で、上位Tierから見たら無いに等しい。
出来るだけ敵に見つからないよう立ち回ろう。 - 機動力
初期エンジンは貧弱そのもので、重戦車じみた機動性。このままだとただの的でしかないので、必ず中間エンジンを開発してから実戦に出すこと。
その中間エンジンも少々出力不足だが最低限の機動性は確保できる。最終エンジンは遠いので、しばらくこれで頑張るしかない。
最終エンジンになると大きく強化され軽快な機動力を発揮できるようになる。起伏で飛び跳ねて損傷しないよう気をつけねばならないほど。
また旋回性能は一見すると低く見えるが、これは初期エンジンの出力で計算されているため。
実際にはエンジンの換装と共に上昇していき、最終エンジンなら驚きの旋回性能になる。 - 偵察力
視認範囲は最終的に360mと、十分なものをもっている。
無線範囲が455mと少々狭いが、敵陣奥地に切り込んだりしないかぎりはそこまで影響は受けないだろう。 - 総論
初期状態は恐ろしく貧弱だが、最終的には軽戦車としての完成度が非常に高くなる車両。
本分である偵察は勿論、3cm機関砲を装備すれば攻撃面でも活躍できる。
以前と違いマッチングはTier5までだが、それでも上位戦車にも対抗可能な火力を持っているのは心強い。
とはいえそこまでの道のりがかなり厳しいので、フリー経験値の使用も検討しよう。
史実
機甲部隊の先鋒として新型偵察車両の採用計画が立ち上がり、その採用を巡って各社がそれぞれ試作車両の製作を始めた。
シュコダ社が開発したT-15。
TNHnAの試作名が与えられたBMM社のPz.Kpfw.38(t) n.A.。
そしてMAN社などが参加して開発が開始されたVK 13.01(Pz.Kpfw.II Luchsの原型車両)である。
VK 13.01は開発中にも改良を重ね2cm砲を搭載したPz.Kpfw.II Ausf.Mといった4両のプロトタイプを製作した後、1942年にドイツ軍により試験が行われた。
最終的に改良を重ねたVK 13.03(後のPz.Kpfw.II Luchs)が採用となった。
試作車の優れた高速性能に満足した兵器局は1943年1月に800両の発注を行ったが、当初搭載する予定だった5cm KwK39 L/60は機動力の高いプーマ装甲偵察車に取付られる事になった。
車両故の安価でPz.Kpfw.II Luchsより高い機動力から偵察向きであった為である。
結果104両(134両説もあり)のみ生産が行われただけで追加生産はされなかった。
その後Pz.Kpfw.II Luchsはドイツ国防軍と武装SSの装甲偵察部門に送られ、西部戦線では第116戦車師団に配備され、東部戦線では第3、4、6装甲師団に配備された。
しかし第3SS装甲師団トーテンコップと第5SS装甲師団ヴィーキングはPz.Kpfw.II Luchsを使用しなかったと伝えられている。
また東部戦線のPz.Kpfw.II Luchsのみ正面装甲の追加を受けたり、追加の無線機を取り付けられた。
余談ではあるがLuchsとはドイツ語でオオヤマネコの意味である。
アニマルシリーズの一翼を担うが、よっぽどの事が無い限りはMarderと同じく存在が薄いアニマルシリーズである。
コメント
- 軽戦車全体に言えるけど、マップ知識の有無が如実に出る戦車。置き偵走り偵どちらをするにしても、茂みの位置や細かい窪みの位置を覚えておいて、見つかった時に射線を切るのに利用できるかどうかが活躍できるかどうかの分かれ目になる。強力な機関砲を持っているが、あくまで本車の主任務は偵察であることを忘れなければ、おのずと結果はついてくると思われる。あとは終盤まで生き残っていれば自慢の機関砲で弱った敵を食い散らかす機会も多々巡ってくると思う。それと天敵の存在を把握すること。倒されるときは駆逐の待ち伏せやクロムウェル等の足の速い中戦車に追いつめられることが多いので、それらへの対応(逃げるふりして味方の射線に引きずり出す等)を身に着ければ、もう完璧な軽戦車乗りでしょう。 -- 2018-06-07 (木) 09:31:23
- 置き偵、走り偵の練習には最適な車両だと思う。バレたら尻尾巻いて逃げて、中盤以降で落ち武者狩りしたり。 -- 2018-12-13 (木) 05:07:47
- 名前読めないんだけど、ルクスでいいの? -- 2021-06-27 (日) 03:41:25
- そうですよ -- 2022-10-16 (日) 16:56:05
- Tier4帯の装甲ありきなHTモドキ系統(Matilda,Valentine,Needle等)の天敵であり抑止力。この系統に乗る時は敵のコイツの有無を最初に確認しないと呆気なく散らされるし、逆にコイツに乗る時はこの系統を潰さないと無双される可能性があるからお互い神経を使う相手 -- 2023-01-08 (日) 22:49:24
- 3cm砲でフル金運用した場合、ゲームバランスを崩せるポテンシャルが有るので味方や敵のルクスは早々に撃破した方が良い! -- 2024-07-18 (木) 18:17:32