T-26

Last-modified: 2019-12-10 (火) 18:22:20

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Tier 2 ソビエト連邦 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP180
車体装甲厚(mm)15/15/15
最高速度(km/h)36
重量/最大積載量(t)9,25/10,2
本体価格(シルバー)3,700
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
T-46
(1,400/38,500)
T-26
(135/3,700)
T-26 mod 1940
(345/4,710)
T-26 mod 1938
(685/7,870)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
T-26T-2637 mm B-3T-26T-26 mod. 1936-193715071-TK-3
90AP
APCR
HE
40
64
19
36
36
40
1608
2G
8
26.09
2.30
0.46
5415/15/1546280300
T-26 mod 1940T-26F45 mm 20KT-26MT-26 mod. 1936-193715071-TK-3
130AP
APCR
HE
51
88
23
47
47
62
13614
2G
14
26.09
2.30
0.46
5515/15/1546280300
T-26 mod 1938T-26F37 mm ZiS-19T-26MT-26 mod. 193817071-TK-3
130AP
APCR
HE
58
92
19
40
40
50
14035
2G
35
26.09
2.30
0.39
5515/15/1548310300

解説

  • 火力
    • 37 mm B-3
      T-26軽戦車1931年型の史実砲である初期砲。BT-2の初期砲でもある。
      ホチキス37mm砲よりは強くなり課金弾もAPCRになったので多少マシになったが、それでも少々力不足。
    • 45 mm 20K
      T-26軽戦車1933年型以降の史実砲。
      37 mm B-3から貫通力とダメージが強化され、その他の性能は据え置きという優秀な砲。
    • 37 mm ZiS-19
      45mm20Kより貫通力が増加し精度も向上している反面、ダメージは低下している。
       
      最終的には45mm20Kか37mmZiS-19を最終砲とするのがいいだろう。
       
  • 装甲
    車体全周、砲塔全周共に15mmと厚いとは言えない。
    一応車体に関しては一部傾斜装甲が使われているが、頼りにならない。
    地形や昼飯を有効活用していこう。
     
  • 機動性
    最高速度はそれほどでもないが、車体や砲塔の旋回速度は中々優秀。
    敵軽戦車への追従はやりやすい。
     
  • 総論
    実際に運用するとMS-1の装甲はそのままに、機動力と火力を向上させた車両。
    うっかりすると格下にすら撃破されてしまう脆さも持ち合わせている為、偵察車両ではなく火力や視界のあくまで支援車両として立ち回る役割が似合う車両でもある。

史実

ソ連は、短期間で戦車装備と工業力を身につけるために、1929年から米英仏などの戦車のライセンス生産権利と、輸入の方針を打ち出しました。
1930年にイギリスのヴィッカース6tE戦車を購入し、テストした結果、TMMの名称で使用されることになりましたが、TMMを改良して国産化したのがT-26軽歩兵戦車(TMM-1)です。
1931年から生産がスタート、左側砲塔に7.62mm機銃、右側の旋回式砲塔に37mm対戦車砲を搭載しているA5型と、27mm砲を搭載したA4型が生産され、騎兵隊に配属された際に、37mmでは歩兵や中戦車にのみ威力を発揮できないことから、翌32年に45mm戦車砲を搭載しました、この初期型は5,000両以上が生産され、スペイン内戦で実戦投入された後、第二次大戦初期まで使用されていました。
車内のゆとりの問題から、2人乗り単砲塔へ改められ、装甲を強化、車体の一部が溶接構造になり1933年にT-26Bと改称されて標準仕様となりました。1930年代後半に大量生産されて、一部はT-26B2Vとして鉢巻状のフレームアンテナが採用され、後期型ではT-26Cの砲塔に換装されました。 

騎兵隊には当初、騎馬兵と共に運用されていましたが、最高時速30km/hでは騎馬が随伴できるわけも無く、戦車部隊として配属されることになりました。

車体を全溶接式とし、戦闘室と砲塔に避弾経始を取り入れたタイプで、装甲も強化され、戦闘重量は10.3tに増加しています。 また、無線機が標準装備されたT-26Cが登場します。
1937年に砲塔形状を円錐型にし、溶接を多用、装甲を強化したT-26S型が登場、砲塔上面後部にボールマウント式対空用、砲塔後面に防御用の7.62mm機銃が増設されました。主砲装弾数は165発に増加しています。

スペイン内戦やソ連・満州国境紛争などの戦訓を取り入れた最終型の1939年型は、砲塔の形状を改良して避弾経始の効果を増したものになっています。 後期型では主砲安定化装置が装備されていました。

本車をベースに無線強化の指揮戦車型、火炎放射型OT-130、対空自走砲のSU-6、架橋戦車型のST-26など、バリエーションを全て含めると約12,000両という膨大な生産量に達しましたが、これは他国では比較できないほどの生産量でした。
対独戦の緒戦にはまだ現役として稼動していましたが、殆どが撃破されてしまいました。

無反動砲搭載型も開発されていて、主砲を76.2mm無反動砲Bpkに換装したものでしたが、これがうまく行かなかったのか、設計主任がサボタージュの嫌疑で処刑されて開発中止になった、という、当時のソ連らしい逸話が残っています。

コメント

  • なんか史実でT-26-4って76.2㎜砲積んでるのが -- 紅茶好き? 2018-04-25 (水) 20:35:29