Tier 2 アメリカ 駆逐戦車
スペック
車体
HP | 125 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 51/32/25 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 13.17/14.0 |
本体価格(シルバー) | 3,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | T18(40) (1,150/28,200) | |||||
┣ | ━ | ━ | T82 (1,050/30,000) | |||
T18 (110/3,000) | ━ | T18E1 (970/34,200) | ┻ | T18 HMC (1,310/37,080) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
T18 | Guiberson T-1020-4 | 37 mm AT Gun M3 | T18E1 | T18T47 | 125 | 265 | |||||||
245 | AP APCR HE | 56 78 19 | 40 40 50 | 110 | 18 2G 10 | 28.57 1.50 0.40 | 28 | --/--/-- | 44 | 240 | |||
T18E1 | Continental W-670 | 75 mm Howitzer M1A1 | T18E1 | T18T47 | 125 | 265 | |||||||
262 | HE HEAT | 38 91.4 | 175 110 | 42 | 56 7G | 11.54 2.29 0.52 | 28 | --/--/-- | 44 | 240 | |||
T18(40) | Continental R-975-C1 | QF 2-pdr Mk. IX | T18E2 | T18T47 | 125 | 325 | |||||||
350 | AP APCR HE | 64 121 23 | 45 45 60 | 80 | 25 3G 19 | 24 1.70 0.37 | 30 | --/--/-- | 44 | 240 | |||
T18 HMC | Continental R-975-C1 | 75 mm Howitzer M1A1 | T18E2 | T18T47 | 125 | 325 | |||||||
350 | HE HEAT | 38 91.4 | 175 110 | 42 | 56 7G | 11.54 2.29 0.52 | 30 | --/--/-- | 44 | 240 |
解説
- 概要
Tier2アメリカ駆逐戦車。
強固な装甲とバラエティに富んだ武装により、駆逐戦車の前衛での運用を覚えるのに十分な性能。
……とはいえ、アメリカ駆逐戦車ツリーがこの先しばらく後衛向けばかりになるのはご愛嬌である。
- 火力
主砲は駆逐戦車らしく強力なものを使用可能。
最終砲はT18の専用装備なので、さっさと次に行きたい人は75mm Howitzer M1A1で開発を止めても問題はない。
- 75 mm Howitzer M1A1
貫通すれば敵を一撃で吹き飛ばす強力な榴弾砲。
このTierで対戦する戦車は装甲の薄い車両も多く、当たり所が良ければ正面からでもわりと貫通する。
またTier3戦車に対しても充分なダメージソースとなる。
ただし弾が遅いため、遠距離の偏差射撃には慣れが必要。
近距離正面戦闘なら大抵の同格戦車に通常弾で火力勝ちできるが、最終砲装備のT18にはダメージ負けする可能性が高い。
- QF 2-pdr Mk. IX
最終砲は装填速度に優れた初期砲の上位互換で、貫通・攻撃力・精度全てが向上している。
格上のTier3車両にも通用するため、安定してダメージを与えることが出来る。
75 mm Howitzerと違い弾は速く、どちらかというと遠距離向けと言える。
ただし火力はTier相応にとどまる。
安定してこちらの正面装甲を抜いてくる格上相手との単純ダメージレースは避けたい。
- 装甲
前面はTier2としては破格の51mm、同格以下の戦車には弱点を狙われない限り鉄壁と呼ぶにふさわしい防御力を発揮する。
特に格下が正面を抜いてダメージを与える事は不可能に近い。
ただし、スペック表にある装甲厚は箱型の戦闘室の数値であり、他はそれよりも薄い上、その自慢の51mm装甲すら貫通力に優れる砲や金弾には抜かれてしまうので過信は禁物である。
Tier3戦車ともなると軽戦車でさえ正面を抜いてくるようになるので、根本的に装甲に頼った戦い方はできなくなる。
- 機動性
エンジン出力が高く加速に恵まれ、直線では軽戦車にも負けないスピードで進軍できる。
このため開始直後から戦線の展開が容易で、狙撃ポイントへも敵に先んじて移動しやすい。
前進しすぎて味方から孤立、ということのないよう細心の注意が必要である。
- 隠蔽率
隠蔽率は比較的高い。このため、距離を取って茂みに隠れれば、発砲するまではそう簡単には見つからない。
隠れる時は車体旋回でうっかり端っこがはみ出さないよう、やや大きめの茂みの利用が望ましい。
- その他
明確な弱点としては旋回性の悪さに加え、視認距離の短さ(240m)が挙げられる。
この数値は全車両中ワースト1(自走砲まで含めて)であり、孤立してしまうと「隠れていない敵にすら一方的に発見されて撃たれ、しかもこちらからは見つけられない」という事態が起こり得る。
また、俯角があまり取れないため、稜線を使ったハルダウンや撃ち下ろしはやや不得手。
背が高く下からの撃ち上げに対する被弾面積が広いため、高所でも高貫通の車両には警戒し、位置取りに注意する必要がある。
エンジンはM3 Stuart系列と共通、無線機は他のアメリカ中戦車・自走砲と共通なので、開発しておくとこれらのルートで多少楽ができる。
- 総論
弱点から、視界の確保できる味方との連携、速度を活かした陣地転換など複数の手筋を常に頭に入れておくべきである。
史実
T-18は、1941年9月にM3軽戦車のシャシーを利用した近接支援車両が計画され、M3A3軽戦車の車体に天井付きの軟鉄鋳造製固定戦闘室を設け、M3中戦車の車体砲と同様の砲架を戦闘室前面右に装着し、75mm榴弾砲M1A1パックハウザーを搭載した自走榴弾砲の試作車です。
戦闘室前面右下部に車体銃1丁が搭載されていました。
試作車2輌が製作されましたが、背の高い戦闘室とフロントヘビーが原因で、アバディーン性能試験場での試験で満足する結果を出せず、旋回砲塔を持つM8 75mm自走榴弾砲の制式化により、1942年4月に開発中止となってしまいました。
コメント
- 対策:初心者キラーとして悪名高い装甲駆逐戦車。戦闘室の部分は固く、狙ってはいけない。とにかく正面に立たない&不用意な行動は控える事。これだけでも全然違ってくる。 機関砲持ちは背面取り一択、単発砲は側面の履帯上半分もしくは正面車体下部を狙う。HPは駆逐の低さなので、装甲を過信する者は容赦無くぶち抜いて退場してもらおう。 -- アメジスト? 2016-05-25 (水) 07:06:18
- 応用:ちゃんと運用している人は車体下部を障害物で隠したり、背後を塞いだりしてくる。素直に迂回して別のルートを落とそう。固い駆逐戦車のスルーはTier10まで永遠に続く必須スキルなので、今のうちに修得しておこう。 -- アメジスト? 2016-05-25 (水) 07:22:23