Type 97 Chi-Ha

Last-modified: 2023-10-08 (日) 18:33:52

Chi-Ha.png

Tier 3 日本 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP360
車体装甲厚(mm)25/25/20
最高速度(km/h)40
重量(初期/最終)(t)14,95/15,9
本体価格(シルバー)45,000
修理費(シルバー)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態Mitsubishi SA12200VD5.7 cm Gun Type 97Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360350
170AP
HEAT
HE
30
55
28
75
75
95
11415
3G
20
20
2.29
0.46
3035/25/2530310
37 mm Gun Type 1開発時Mitsubishi SA12200VD37 mm Gun Type 1Type 97 Chi-HaType 97 Chi-Ha360350
170AP
AP
HE
58
73
19
50
50
65
15014
2G
10
26.09
1.70
0.40
3035/25/2530310
37 mm Gun Type 100開発時Type 100 Suirei V-1237 mm Gun Type 100Type 97 Chi-Ha KaiType 97 Chi-Ha360425
200AP
AP
HE
48
69
18
45
45
60
15016
2G
10
26.09
1.50
0.37
3035/25/2530310
47 mm Gun Type 1開発時Type 100 Kuurei V-1247 mm Gun Type 1Type 97 Chi-Ha KaiType 97 Chi-Ha ShinHoto390550
240AP
AP
HE
81
122
25
70
70
90
10020
4G
20
20
2.29
0.44
3235/25/2530330

解説

  • 概要
    Tier3の日本中戦車。
    二次大戦の日本戦車として最も有名な、九七式中戦車チハである。
  • 火力
    • 5.7 cm Gun Type 97(九七式五糎七戦車砲)
      初期砲にして九七式中戦車の史実砲。
      性質は榴弾砲に近く、弾速に劣り弾道も放物線を描くため偏差射撃がやりにくい。
      APが用意されているがHEと貫通力が2しか違わないので、運用前に全弾HEに載せ替えること。
      HEは貫通しなくてもある程度ダメージが通るが、貫通力28mmしかないため上位Tier戦車相手には通用しづらい。
      重装甲目標対策にHEATを搭載しておくのも手ではあるが、あまり安定しない。
      次の砲はすぐに開発できるので、できれば早目に砲を強化したい所。
    • 37 mm Gun Type 1(一式三十七粍戦車砲)
    • 37 mm Gun Type 100(一〇〇式三十七粍戦車砲)
      口径は低くなっているが貫通力は57mmより高く、発射速度・照準時間・攻撃力のバランスがとれた37mm砲。
      性能自体は一式の方が高く、発射速度据え置きで貫通力・ダメージ・照準時間・精度が向上している。
      何故か一式の方が先に開発できるので百式は開発だけして搭載しないようにしよう。
      流石に上位Tier相手には力不足だが、Tier3中戦車の主砲としては十分な性能を持ち扱いやすい。
      余談だが、37mm砲を搭載すると同軸機銃も搭載される。
    • 47 mm Gun Type 1(一式四十七粍戦車砲)
      九七式中戦車改の史実砲。
      今までの砲も決して悪くなかったが、この砲は別格。
      AP貫通力81mmという値は、マッチングする最大Tierの重戦車であるKV-1の車体正面装甲でも真正面なら貫通することも可能。
      課金弾の強化APで122mmに達し、車体正面は勿論改良砲塔にすら角度次第で通用する。
      一発辺りのダメージも70と大きく、発射速度・精度も悪くない。
      強いて難点を上げるなら、2.29という長めの照準時間くらいか。
      特にこだわりがない限り、これを最終砲にするのがいいだろう。
  • 装甲
    車体前側面25mmという数値はそこそこ厚みがあるように思えるが、傾斜など全く無いため簡単に貫通する。
    特にTier4~5で遭遇率の高い105mm榴弾砲を食らうと、一撃で終わるので要注意。
  • 機動性
    日本中戦車としては悪く無いが、他国中戦車と比較すると少々劣る。
  • 総論
    優秀な砲・薄い装甲・若干低い機動性というWoTの日本戦車らしい戦車。
    57mmや37mmでも普通に戦えるが、47mm砲を入手すればM3は勿論、史実では歯の立たなかったM4T-34にもある程度は対抗可能になる。
    頼れる火力の反面装甲は薄いので、ハルダウンや一撃離脱を駆使しなるべく姿を晒し続けないようにしよう。
    ある意味、全周砲塔を持つ駆逐戦車のような中戦車である。

史実

97式中戦車 チハ

九七式中戦車 チハは、第二次世界大戦時の日本軍の戦車。八九式中戦車の後継中戦車として1930年代後半に開発・採用された。開発は三菱重工業。

九七式中戦車チハとは大日本帝国陸軍が1930年代中後期から開発、運用した戦車。当時はこのチハが陸軍の主力t中戦車であり、最終的には2123両が生産された。開発及び生産に携わったのはお馴染み三菱重工業を始めとする日立などの製作所が連携して開発した。1939年(昭和14年)のノモンハン事件で初陣を飾った旧砲塔チハは名だたるいくつものの戦いに出撃した。主な戦闘はマレー作戦、スリム・リバーの戦い、シンガポールの戦い、フィリピンの戦い、占守島の戦い、そして硫黄島の戦いなどである。

1942年(昭和17年)には一式四十七粍戦車砲を搭載した新砲塔チハが登場する。後継の開発の遅れから、新砲塔への改造等を経て大東亜戦争(太平洋戦争)終戦まで新砲塔旧砲塔チハは共に九五式軽戦車ハ号と大日本帝国陸軍機甲科を支えた。大戦前半の対イギリス戦では日本が勝利する事もあったものの、大戦後半にはアメリカやソ連といった大国には苦戦を強いられ、遂には玉砕した。大日本帝国陸軍下での最後の戦いは占守島の戦いであると思われる。

この戦車は、本来日本軍の戦車だが、第二次世界大戦終戦後には中国大陸において、共産党軍や国民政府軍に接収され、両軍で使用された。そして国共内戦でも使用され、共産党軍のものは国民党軍相手に戦果を挙げている。その中に含まれる功臣号は、国共内戦の際に人民解放軍が鹵獲して使用した九七式中戦車のうちの1両である。

本車は数度の被弾に耐えて内戦を生き延び、1949年10月1日の中華人民共和国の建国記念パレードにおいて先頭車を務めた。
その後1959年に退役。本車は中国人民革命軍事博物館において今でも展示されている。

現在、戦いを終えたチハは世界各国で保存、展示されている。日本でもサイパン島から帰還した2両のチハが保存されている。一両は靖国神社の遊就館で修理、再塗装して展示され、もう一両は静岡県にある若獅子神社にある。

コメント

  • 散々な言われようの九五式軽戦車や九七式中戦車だけど同期のアメリカ戦車はM2軽戦車やM2中戦車、ソ連もT-26やT-28が主力だったからなんら劣ることはないんだよね、ただ古い戦車を使い回すしかなかった当時の海主陸従の体制故の予算不足が悔やまれる -- 2016-09-25 (日) 12:16:35
    • 陸軍の主戦場であった中国では非常に有用で大陸打通作戦等戦争後期でも華々しい活躍をしている。戦後も国共内戦で活躍し中国軍から功臣号と名付けられた -- 2019-12-16 (月) 19:00:58
  • 駆逐戦車的使い方すると楽しい! -- yama? 2017-09-17 (日) 12:48:51
  • 実物見てきたが、全周スパスパ抜かれちゃう装甲だったんだな。 -- 2020-04-08 (水) 09:24:58
  • この47mm精度0.43とは思えん位に良く当たる (^-^ -- 2020-04-26 (日) 21:40:37
  • アップデートにより最低ティアがIIIになった事で格上、特に重装甲に胡座をかいてるティアVの悪魔KV-1を苛められる機会が増えて今まで以上にご機嫌な車両になったな。(なお±1マッチングはあまり好くきないご様子) -- 2021-01-03 (日) 03:39:55