ブランデンブルク
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | ドイツ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 59,700 | |
装甲 | 19-360mm ・艦首・船尾 32-180mm ・対水雷防御 38-350mm ・上部構造 19-350mm ・砲郭 50-350mm ・主砲 130-360mm ・重要区画 38-180mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 23% | |
機動性 | 機関出力 | 180,000馬力[hp] | |
最大速力 | 32.5ノット[kt] | ||
旋回半径 | 820m | ||
転舵所要時間 | 15.7秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 15.4km | 17.1km | 17.4km | 12.0km | |
航空発見距離 | 12.3km | 18.4km | 15.3km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 17.1km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 305mm/56 SK C/39 | 4基×3門 | HE弾 3,600(27%) AP弾 9,400 | 26.5秒 | 30.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 105mm L/65 Dop.L.C/37 150mm L/55 SK C/28 | 10基×2門 6基×2門 | HE弾 1,200(5%) HE弾 1,700(8%) | 3.3秒 7.5秒 | 7.6km 7.6km |
魚雷 | 船体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm Vierling | 2基×4門(4門) | 13,700 | 90秒 | 6.0km | 64kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 30mm Flak 38 105mm L/65 Dop.L.C/37 | 18基×4門 10基×2門 | 257 167 | 3.0km 4.5km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
対空砲改良2 | +20%:対空砲座の最大射程 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 | ||
対空砲改良3 | +25%:平均対空ダメージ |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:15 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 3 回 | 回復:0.5% HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 | |
十字キー右(いずれか選択) | |||
水上戦闘機 | 4 回 | 消耗品動作時間:90 秒 準備時間:80 秒 | |
着弾観測機 | 4 回 | 動作中の自艦の砲安定性:+10% 消耗品動作時間:30 秒 準備時間:200 秒 | |
強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
ブランデンブルクは、ビスマルク級に類似した戦艦の設計案です。ビスマルク級とは主砲が異なっており、ドイツで 1930 年代の後半に開発された 305 mm 砲を 12 門搭載していました。
設計年:1945
解説
- 概要
ドイツティア7プレミアム戦艦。
2022年1月31日以降から始まる(期間は3月7日まで)「プロイセンの誇り」キャンペーンの報酬艦艇である。*1
Bismarckの船体にOdinの主砲を搭載した、という具合になっている。
- 抗堪性
59,700とT7戦艦としては低め。しかしながらタートルバック装甲は健在で、舷側装甲帯はBismarckより30mm厚い350mmとなっており、厚さでいえばレジェンダリー戦艦のGKと同じ厚さを持っている。加えて、Bismarck級に比べてバイタルが若干小さくなっており、特に艦首側は異常なほどに窄まっている。とはいえBismarckの段階で既に側面のバイタル耐性は十分であり、寧ろ被弾面積がBismarck級並みにありながらHPが1万近く削減されたデメリットのほうが大きい。加えて艦首の横隔壁の窄まりのせいで斜め前から飛んでくる砲弾に不意にバイタルを抜かれるリスクが高くなっている。総じて抗堪性は低めと言って良い。
- 主砲
Odinと同じく305mm三連装砲だが、こちらは4基12門搭載。AP弾の貫通力も同等で巡洋艦のバイタルを抜くのには十分で、同格までの戦艦の側面も10km以内なら貫通可能。HEも高貫通だが低威力。
3門増えたことにより装填速度と散布界が悪化したがシグマ値1.8とそこそこの精度で、装填はBismarckより0.5秒遅くσ値は同等であり、DPS、DPMともにBismarckより順当に強化されている。
AP弾のDPSは米ソ16インチ9門装備艦にわずかに劣る程度で同格で可もなく不可も無くといった具合で、DPMはあのMonarchと同等となり同格最良クラス。とはいえ口径の関係上ダメージを出すには相手の側面をうまく取ることが必須である。
HEは単発火力の悪さからDPS、DPMともにパッとしない。AP主体の運用で高火力を押し付けていきたい。
- 副砲
構成はBismarckに準じ、基本性能も同様だが、105mm砲が両舷に1基ずつ増設されており、投射量は増加している。また、Bismarck級よりも射角が改善されているほか、素の射程もBismarckより0.1km長い。副砲に関してはBismarckの完全上位互換といえる。なお、Bismarck同様105mm砲では20mm装甲までしか貫通できないため駆逐艦以外には着火用と考えよう*2。
- 魚雷
Tirpitzなどが持っている2基4門の6km魚雷である。配置もTirpiz同様船体中央に露天配置で非常に壊れやすい。主兵装改良などでの強化も必要だろう。
- 対空火力
長短個別の継続ダメージは対空の代名詞たる米戦艦と同等のものを持っている…のだがなんと中距離対空を搭載していない。そのため一直線に狙われたらどうすることもできない上に、特に同格空母と最悪に相性が悪い。往復ビンタ防止や他艦を狙っている艦載機への防空には一定以上の効果を持つため、ないよりマシ程度に構えておくとよいだろう。
- 機動性
速力は32.5knotと高速であり素のフランス戦艦と同等。旋回半径及び転舵所要時間は誤差レベルでBismarckより良好。
- 隠蔽性
Bismarckより良い。隠蔽特化で12.7キロとなりT7戦艦全体では中位グループである。
- 総評
かなり攻撃的な性能をしたドイツ戦艦に仕上がっている。305mm砲とは言えど12門の大口径砲を優秀な装填で投射できるのは他の同格戦艦にはない強みである。但し、当然ながら狙う相手の装甲圧や配置を覚えた上で慎重に狙う相手を見定めなければ折角の火力も持ち腐れであり、短めの射程も踏まえて慎重かつ無駄のない位置取りを速力と隠蔽を活かしながらキープする必要がある。また、Bismarckのように抗堪性に甘えることもできないためヘイト管理はシビアになる必要がある。総じて戦艦や大巡のプレイヤースキルが十分身についている中級者以上のプレイヤー向けのプレミアム艦艇であると言え、これらの運用を十分経験してきたプレイヤーには、しっかりと応えてくれるだろう。
史実
本艦は設計案をもとにしてWG社がモデリングした艦であり、実際には建造されていない。
小ネタ
本艦の艦名の由来は「ブランデンブルク地方」。地理的においてはドイツ北東部において、エルベ川とオーデル川の間に広がっていた地域を指す。現在のドイツの地図においてはベルリン周辺の広い地域、およびポーランド北西部のシュチェンを含めたエリアとなる。この辺りは典型的なドイツ低地の景観を持ち、湿地帯の広がる地域でもある。
現代ドイツにおいても、ブランデンブルク州南東部に広がる氾濫原および泥炭地としての風景は「シュプレーヴァルト(低地ソルブ語で湿地という意味)」として人気の観光地となっている。このシュプレーヴァルトを特徴づけるのが「ソルブ人」であり、元々はスラブ系の民族であるがこの地に定住して以降伝統的な生活を続けている。低地を縫うようにして張り巡らされた水路とその水路を行き来する伝統的なシュプレーヴァルト小舟、丸木を組み合わせて建てられた伝統的なシュプレーヴァルト建築、そして地元の人が着るシュプレーヴァルト衣装。そして饗される食事は自然・有機農業生産品であり、自然に目を転じれば氷河期以来の地形と他の地域ではとっくに絶滅してしまったカワウソやビーバーといった珍しい動植物が目白押し…このように都会生活に疲れたドイツ人の心をガッチリ掴む要素に満ち溢れている。しかし近年では「シュプレーヴァルト」ブランドの知名度が上がりすぎた事により、本来のエリアよりも広がりすぎた場所で生産された製品にまでこの名が冠されて販売されている。この地の名を冠したキュウリの訴訟が繰り返された通称「キュウリ戦争」はEU圏内の食品産業における地理表示の問題として有名になった。
歴史的な話をすると、この地域は早くから様々な民族が暮らしていたが531年以降はフランク王国の支配に組み込まれ、6世紀半ばにスラブ人が流入し居住地を広げたが彼らはドイツ人との戦いに敗れる。これ以降この地は神聖ローマ帝国皇帝「オットー大帝」により辺境伯領ノルトマルトとなったが983年にスラブ人が反乱を起こし、以降はスラブ人が支配する地となった。
1157年にザクセン公「アルブレヒト熊公」がスラブ人を平定して初代「ブランデンブルク辺境伯」となり、息子の代でポーランドに領土を広げるも1320年に家が断絶。その後はヴィッテルスバッハ家(バイエルン君主)が辺境伯を継ぎこの治世において1365年に金印勅書を受け辺境伯が選帝侯になった。
続いてホーエンツォレルン家(南ドイツ発祥の貴族)が辺境伯を継ぐが、1618年に「ヨーハン・ジギスムント」が婚姻によりポーランド領であった「プロシア公領」を手に入れ同君連合「ブランデンブルグ=プロイセン」を成立させた。さらに1648年には北のポンメルン地方をも獲得する(ただしヨーハンは暴飲暴食によって死亡)。ホーエンツォレルン家はさらに「フリードリヒ・ヴィルヘルム大選帝侯」の代になって宗主国をポーランドからスウェーデンに鞍替え、その後北方戦争でスウェーデンの影響力を排除すると跡を継いだ「フリードリヒ3世」の代でハプスブルグ家からプロイセン王の称号を認めさせ、1701年にプロイセン王国が成立。その後も形式上は神聖ローマ帝国の領邦として留まるもナポレオン戦争で敗れたフランツ2世が退位すると神聖ローマ帝国が解体。これにより1806年に正式にプロイセン王国領ブランデンブルク州となる。
プロイセン王国がドイツ第2帝国の中核となるに従いブランデンブルクの影響力は弱まり、第2次世界大戦後にオーデル・ナイセ線によってシュチェン周辺はポーランド領となる。それ以外の部分はソ連を後ろ盾としたドイツ民主共和国(東ドイツ)においてコトブス県、フランクフルト県、ポツダム県の3つに分割された。1990年に東西ドイツ統一により再度合併されブランデンブルク地方が再成立するも…それまでの経緯よりベルリン市はこの地方の中心に位置するが行政区分は別になっており、ブランデンブルク地方の州都はポツダムのままとなっている。
ブランデンブルクの名を冠する有名な観光地と言えば、ベルリンの「ブランデンブルク」門が挙げられる。この「ブランデンブルク」門はかつては東西に分割されたベルリンの象徴であったが、現在では統合の象徴となっておりドイツ発行のユーロ硬貨の裏面の意匠として採用されている。
「ブランデンブルク」門の歴史について触れておこう。星形要塞として整備されていたベルリンの外壁であったが、その後の市街地の拡大や火器の発展により次第に用をなさなくなったことで1734年に「フリードリヒ・ヴィルヘルム1世(軍人王)」の命により破却される。城塞擁壁の替わりに市中をぐるり囲むように建築されたのはベルリン関税壁と呼ばれるもので、この壁の出口として14か所(後に4か所増えて計18か所)に門を設けて出入りする物資に関税をかけたのが始まりである。これらの門はつながる街道の行き先ごとに門の名前が付けられたため、ブランデンブルク辺境伯の領地に繋がる門として「ブランデンブルク」門と呼ばれるようになった。
なおこの門はプロイセン王族がポツダム等に向かう際は必ず通るため、ギリシア風にデザインされ特に立派に造られた。門の上には四頭立ての馬車(クアドリガ)に乗った勝利の女神「ヴィクトリア」の像が載せられたが、完成して間もなくナポレオンによって戦利品としてお持ち帰りされている(後に返却された事もあって勝利・敗北、分断・統合をあらわすのに相応しい象徴といえる)。
1868年以降、関税門は次々と取り壊されたがこの門はそのまま残された。また第2次世界大戦後すぐにこの門の西側にベルリンの壁の基礎となる境界線が引かれ、門の所有は東ベルリンのものとなった。1961年にベルリンの壁が築かれると門は東ベルリンの西端となり通行できなくなり、周囲の建物も壊された。しかし1989年にベルリンの壁が崩壊、改修工事が行われ周囲が整備されると現在ではベルリン有数の観光地となった。
コメント欄
- 副砲を馬鹿みたいに撃ってきたから思わずググったわ(w -- [[ ]] 2022-08-05 (金) 21:30:54
- ランク戦では敵に来てほしくない奴筆頭。ランダム戦では敵に来てほしい奴筆頭。 -- 2022-08-06 (土) 14:13:23
- 近い内に75万グロで買えるかな? -- 2022-08-07 (日) 17:18:31
- やめとけ!やめとけ!こいつは性能が悪いんだ -- 2022-08-07 (日) 19:51:31
- 接近戦が得意といっても、ソナーを持っているんだか持っていないんだか・・・(持ってない) -- 2022-08-07 (日) 20:05:40
- やめとけ!やめとけ!こいつは性能が悪いんだ -- 2022-08-07 (日) 19:51:31
- 装甲が硬くて全然VP抜けないなこいつ -- 2022-12-21 (水) 01:14:43
- この船 インスピまで含めて精度特化にしても、距離10キロから横向けた敵戦艦に斉射して2発しか当たらなかった。もう主砲は全部外すて対空両用の副砲と遠距離魚雷発射管に積み替えたい -- 2022-12-27 (火) 09:58:41
- 少なくとも 精度upにスキル私割り振るのは無意味だな。どうせ当たらない -- 2022-12-27 (火) 10:13:01
- 30秒に一回しか弾が打てない戦艦で 散布界に捉えていながら弾が当たらないことほどフラストレーションが貯まるものはない -- 2022-12-27 (火) 10:22:35
- そこで同じ主砲を15秒に一回撃てるオーディンはやはり神 -- 2022-12-27 (火) 12:42:16
- なんか副砲の射程長いから他適当でもいいっしょwって感じで調整されてそうな艦艇。と言うかドイツ戦艦大体そんな感じする。 -- 2023-02-03 (金) 20:19:05
- HEで火災特化は強いんだけど、ソナーが欲しかった -- 2023-02-03 (金) 20:21:27
- ミッションで副砲特化にしてみたらやっとちょっとは使える船になった。(強くは無い) 場を荒らす性能だけは高いから突撃するタイミング次第では勝利に貢献出来る(なおスコア) -- 2023-02-09 (木) 14:41:59
- ビルドと立ち回り見直したら雑に強くなった笑。こいつ勝率65%狙えるわ。 -- 2023-12-01 (金) 03:26:48
- はやくグローバルになって😠 -- 2023-04-25 (火) 21:07:33
- 使ってるやつ多いな強いの?副砲は確かにうざいけど対戦艦で使えるの? -- 2023-05-13 (土) 02:21:36
- 副砲が強いというかそれなりに足が早く、更に魚雷も持ってるから突撃適正が高いのよ。んで突撃するとドイツ戦艦特有のタートルバック装甲が機能してなかなかバイタルを抜かれづらくなり逆にこちらはバイタル貫通チャンスができるってこと -- 2023-05-13 (土) 03:33:25
- なるほど確かに近距離のこいつはなんか強いかも、ありがとう -- 2023-05-13 (土) 15:58:38
- コメント返信する時はちゃんと枝葉にしようね -- 2023-05-13 (土) 16:28:44
- ランク戦ではかなり活躍してた -- 2023-05-13 (土) 15:59:12