オーディン(シャルンホルスト級戦艦設計試案)
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 7 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | ドイツ | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 62,700 | |
装甲 | 19-360mm ・防郭 0-1mm ・艦首・艦尾 0-1mm ・砲郭 0-1mm ・装甲甲板 0-1mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 22% | |
機動性 | 機関出力 | 0,000馬力[hp] | |
最大速力 | 30.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 790m | ||
転舵所要時間 | 14.1秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
---|---|---|---|---|---|
海面発見距離 | 15.3km | 16.9km | 17.3km | 11.9km | |
航空発見距離 | 12.2km | 18.3km | 15.2km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 16.9km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 305mm L/56 SK C/39 | 3基×3門 | HE弾 3600(27%) AP弾 9400 | 20.0秒 | 30.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 128mm L/61 KM40 150mm L/60 SK C/25 | 6基×2門 2基×3門 | HE弾 1500(5%) HE弾 1700(8%) | 3.6秒 7.5秒 | 5.0km 5.0km |
魚雷 | 艦体 | 口径 | 基数×門数(片舷) | 最大ダメージ | 装填 | 射程 | 雷速 | 発見 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
- | 533mm Vierling | 2基×4門(4門) | 13700 | 90秒 | 6.0km | 64kt | 1.3km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 20mm Flakzwilling 38 20mm Flakvierling 38 | 4基×2門 6基×4門 | 17 36 | 2.0km | |
55mm L/77 Gerät 58 Zwilling | 8基×2門 | 195 | 5.0km | ||
128mm L/61 KM40 | 6基×2門 | 74 | 5.2km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ | ○ | ○ | ○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 | ||
2 | ダメージコントロールシステム改良2 | -15%:消火時間 -15%:浸水復旧時間 | |
操舵装置改良2 | -20%:転舵所要時間 | ||
推力改良2 | -50%:最大出力への到達時間 | ||
3 | 目標捕捉装置改良1 | +20%:最大視認距離 +20%:魚雷発見距離 +50%:敵艦強制発見距離 | |
4 | 主砲改良3 | -12%:主砲装填時間 -13%:主砲旋回速度 | |
魚雷発射管改良3 | -15%:魚雷発射管装填時間 +50%:魚雷発射管の損傷(機能停止)の発生率 | ||
副砲改良3 | -20%:副砲装填時間 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
---|---|---|---|
応急工作班 | 無制限 | 消耗品の動作時間:15 秒 消耗品の準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 3 回 | 消耗品の動作時間:28 秒 消耗品の準備時間:80 秒 回復:0.5% HP/秒 | |
十字キー右(いずれか選択) | |||
水上戦闘機 | 4 回 | 消耗品の動作時間:90 秒 消耗品の準備時間:80 秒 HP:x 秒間平均ダメージ:60 | |
着弾観測機 | 4 回 | 消耗品の動作時間:30 秒 消耗品の準備時間:200 秒 動作中の自艦の砲安定性:+10% | |
強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 消耗品の準備時間:160秒 | |
十字キー下 | |||
水中聴音 | 2 回 | 消耗品の動作時間:100 秒 消耗品の準備時間:180 秒 魚雷発見:3.5 km 敵艦発見:5.0 km |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
シャルンホルスト級戦艦の建造に先駆けて考案された、比較的小さい高速戦艦の設計案です。オーディンは 305 mm砲で構成されるより強力な主砲が特徴となるはずでした。
設計年:1935
解説
- 概要
連続ミッション「ヴァルハラ浮上」キャンペーン*1にて実装されたドイツTier7プレミアム戦艦。
開始その日から課金ですっ飛ばして入手も可能だがその場合、26,000ダブロンも消費する。
本艦と同様に同Tierの中では小口径な主砲を持つ同国Tier6のシャルンホルストが既に実装されており、そこから順当に強化されたといった性能をしている。
- 主砲
305mm三連装砲を3基9門搭載。シャルンホルストより装填速度は20秒とそのままに、口径の拡大により辛うじてDPMは上回っている。米戦散布のシグマ2.0という点も同じ。貫通力はレジェンダリー大巡Alaska(アラスカ)と同等になりつつ、精度と弾速は据え置き、更にAP弾の威力に至っては9400と305mm砲の中では頭ひとつ抜けており、フランス戦艦の340mm砲に詰め寄る高ダメージを誇る。
UGのみで装填時間は18.0秒、艦長等でフルカスタムした場合は15秒台と重巡洋艦に迫る驚異的な装填速度を叩きだす。ただし最大射程の短縮などのデメリットもあるので精度or装填に振るか。バランス型にするかは艦長次第になる。
一方でHE弾は日巡8インチレベルの火力しか出ないが、素で76ミリまで抜けるため格上ソ連戦艦相手にも安定したダメージが期待できる点は優秀である。
射程は16.9キロで短射程が多いT7戦艦の中では並だが、ボトムでは厳しいかもしれない。着弾観測機もあるが、後述する対空火力の観点から戦闘機を搭載するか観測機を搭載するかは悩みどころ。
- 副砲
特徴は副砲の組み合わせが128mmと150mmであることで、これにより素で全ての副砲が同格戦艦の32mm船体を貫通できるため副砲でも艦種問わず安定したダメージが期待できる。但し肝心の門数が少なく、特に150mmは大和のような中央配置となっているため、両舷に圧をかけれるわけではない。
射程はPC版とは違い調整されており、素で5kmしかなく後述する魚雷のことも相まって射程を伸ばすメリットはあまりない。
- 魚雷
同格戦艦Tirpizと同じ魚雷を搭載していて、射角も前方は普通で後方はかなり良い。(外観構造で見るとグラーフ・シュペーと非常に似ている。)
特に本艦は魚雷を艦尾寄りに搭載しているため上部構造物狙いで飛んできた砲弾の巻き添えで機能停止or大破する可能性は低いのだが、引き撃ち時に艦尾に当たった砲弾でかなり壊れやすい。
体力が低く主砲口径の小さい本艦にとってこの魚雷は対大型艦の切り札になるので、接近戦からすれ違う形になった時には確実に命中させられるようにしよう。
- 対空
BismarckやTirpitzと違ってG.Kurfurstと同じ装備を持っている。
...のだが、長距離を担う128mm砲の装備数が少ないために継続ダメージが貧弱で、本領を発揮できるのは中距離を担当する55mm機関砲が発砲を始める5.0kmから。短距離対空はないよりはマシ程度。
後述する抗堪性の特性を考えても空母は最大の天敵でもあるため、水上戦闘機による補完も考えたい。
- 抗堪性
62,700とT7戦艦の中では低い部類に入る。(最下位はシャンパーニュの57,100)。
PC版より多少HPバーフされており、Tier7戦艦の中ではHP62,000~63,000台の下位集団に属する。
一方で装甲についてはT7戦艦の特権船体非装甲部32mmを獲得し、ドイツ戦艦の50mm甲板、艦首艦尾を一周する装甲帯、タートルバック装甲と堅牢であり、相変わらずのAP弾耐性を持つ。さらに本艦はドイツ戦艦の中では上部構造物が比較的コンパクトに纏められているため、HE耐性もそこそこである。但し、遠距離からの攻撃が脅威であることは他のドイツ戦艦同様であり、特に米、ソ連巡洋艦は最大の天敵である。
船体そのもののコンパクトさも有るため、これらの要素をいかして本艦は他の戦艦以上に、いかに防御姿勢や回避行動を行って低いHPを補うかが鍵となる。
- 機動性
ほぼシャルンホルストだが、旋回半径と転舵所要時間に若干の改善を受けている。T7戦艦としては米英戦艦並みに優秀な運動性能を持っている。
- 隠蔽性
特化で13.3km。Tier7全体として隠蔽性能が良好である傾向にあるが、その中でも上位クラス。
ほとんどの戦艦相手に先手を取れる上、隠蔽悪めの巡洋艦より優れているため強みとして生かしていきたい。
- 消耗品
シャルンホルストと異なり新たに独立スロットに水中聴音を搭載している。優秀な運動性能と合わさって対駆逐艦戦闘やインファイト時には魚雷回避や煙幕内の索敵、島裏の警戒などに一役買ってくれるだろう。
- 総評
副砲の射程短縮と引き換えに、多くの強化を受けてTierを上げられたシャルンホルスト。装填時間の件は主砲口径の拡大でシャルンホルストよりDPMが高いのでひどく気にする必要はないが、Tierが上がったのに体力の上昇幅が少ない点が非常につらい。
そんな本艦は低い体力を補う形でTier7戦艦でも最高クラスの隠蔽性と機動性、魚雷警戒に役立つソナーにドイツお馴染みの堅牢な装甲を有している。このメリットを駆使してヘイト管理、射線管理、発砲と隠蔽のタイミング調整などをフル活用し、修理班による体力回復を可能な限り使いきることを意識できればこの低い体力も数字ほど気になることは無いだろう。
この生存性をクリアすることができれば、瞬間火力が低いながらDPMの高い特徴を持つ主砲をより長い時間撃ち続けられることにもつながる。側面を晒した敵戦艦、巡洋艦にはAP弾、それ以外にはHE弾と弾種の撃ち分けが通常の戦艦よりシビアなので艦長スキル「乱闘」は短い装填時間も相まって非常に有用。
対面に「戦艦」を引いてしまうことに目をつむれば、非常に高いポテンシャルを持っているため体力が低いからといって趣性能と決めつけてしまうのはもったいない。
またお好みの範囲ではあるが、精度特化にすることで集弾性能を極限まで高められる。アメリカ譲りの精度のため、UG、艦長スキル、観測機を駆使すればBismarckやTirpitzよりも目に見えて纏まって飛んでいくため、ドイツ戦艦だと高を括って油断し側面を曝している敵艦に強烈なAP弾をお見舞いすることができる、さらにソナーと魚雷の両方を持つTier7戦艦というのはOdinの専売特許。BismarckやTirpitzなどで修行を積んできた艦長がいれば大活躍間違い無しである。
史実
WG公式による史実解説ページ
https://worldofwarships.asia/ja/news/history/dry-dock-odin/
小ネタ
艦名の由来は北欧神話(スカンジナビア神話)の主神でもある「オーディン」。主に戦争と死をつかさどる神であるが、それ以外にも多くの逸話を持つため様々な呼び名(ゲイニング)を持つ。絵画等においては片目の無い長い顎鬚を蓄えた老人の姿で描かれ、つばの広い帽子、槍(グングニル)を保持している事が多い。古ノルド語での発音はオージンに近く、アングロサクソン人に信仰されていた時代の古英語ではウォーデン、ドイツ語ではヴォーダンとされる。現代の発音は現代英語に転写する際のOdinに由来する。
ワイルドハントとはヨーロッパの多くの地域に古くから伝わる伝承である。細部は異なる事も多いが、大まかに共通するのは「伝説上の猟師の一団が、猟犬や馬を従えて空や大地を大挙して移動して行く」というもので、この狩猟を目撃する事は不幸を呼ぶとされた。なお一説においてはオーディンが率いる狩猟の一団ともいわれており、10月31日から冬至の間に8本足の馬(スレイプニール)にまたがったオーディンが、死んだ英雄たちや遠吠えする犬を従えてやってくるとされていた(この時期は雪嵐が多く、人々は家の中に籠るものとされていたのだ)。そして古代のゲルマンやノルマンの子供達は冬至の前の夜にブーツを暖炉の傍に置き、スレイプニルのために干し草と砂糖を入れておく。するとオーディンはその見返りとして、子供たちに贈り物を置いていったという…そう、この伝承は現代ではキリスト教化によりスレイプニールはトナカイに、オーディンは聖ニコラウスに転じたものの、しっかりと根付いているのだ。
コメント欄
- 乱闘積んで、装填速度早くなるアップグレードで15秒台になるけど精度がドイツ戦艦お察しの通りなので精度特化の方がいいのかな… -- 2021-03-13 (土) 19:06:05
- 自分は乱闘積んで運用してますね。精度は他のドイツ戦艦と違って手数で補えるので。得意の接近戦では精度なんて関係無く、装填が早い方が強いですし -- 2021-03-13 (土) 19:56:06
- 戦艦の耐久性に加え重巡並みの装填速度、機動力もあり魚雷、ソナー持ち。戦艦同士の接近戦では最強と言っても過言ではないですね。ただ迷彩付けてる相手には中距離でも結構ばらけますし、相手が巡洋艦だと過貫通、ちょっと角度が有れば弾かれたりなどストレスが溜まる場面も多々ありますがそこはやはり装填特化でカバーするべきですね。 -- 2021-03-13 (土) 23:47:38
- それは、横山入らない状況ならそうかもしれないが.....そこにどう持ち込むかだよね。遠距離に居るうちに甲板からVP抜かれるし、一隻の戦艦と接近戦に持ち込んでも 他の中距離に居る戦艦から側面撃たれれば フルヘルスでも一気に瀕死 (大和の通常貫通だけ持っていかれる) -- 2021-03-14 (日) 18:30:21
- 自分は乱闘積んで運用してますね。精度は他のドイツ戦艦と違って手数で補えるので。得意の接近戦では精度なんて関係無く、装填が早い方が強いですし -- 2021-03-13 (土) 19:56:06
- ジークフリード「俺はT6くらいでよかったんじゃ」 -- 2021-03-14 (日) 18:11:38
- 精度特化でも装填18秒切るという事実。 -- 2021-12-11 (土) 16:57:28
- オーディンとかブランデンブルクは口径が小さいせいでHE運用も他の戦艦よりも多用しないといけないのが面倒くさいね。しかもそのHEも戦艦では最弱クラスの威力と火災発生率。 -- 2022-05-01 (日) 14:55:12
- シャルンホルストみたいな使い方でいいのかな? -- 2022-09-22 (木) 20:44:32
- 巡洋艦に乗ってて、「ちょっと突っ込み癖あるけど前でヤるのがたのしい」って奴はコイツ乗っとけって船。前線の島使って敵の射線限定して前出て命中率確保しながらの高速装填砲火力、その時の被ダメもカチカチ装甲で防御姿勢取ってると計算できるから安定する。要は固い上に自衛手段持ちでDPMあるし相手と場所選んでの利点押し付け&地味に足早いから要所居座りってのが出来る船。実際、駆逐の後ろでシレっと島影で拠点踏んでるコイツ最高にウザいからな。 -- 2022-12-02 (金) 00:13:04
- こいつの砲、なんか強く感じる めちゃくちゃ焼きやすいし貫通ダメもとれる -- 2023-01-19 (木) 17:49:20
- 艦長何がいいんだろ?やっぱりシャルン艦長? -- 2023-01-26 (木) 06:25:25
- ハロウィン艦長がおすすめ。 -- 2023-01-26 (木) 09:51:10
- ランク戦でのコイツのスリープラトン強過ぎやろ。どう対処すりゃええねん。 -- 2023-10-06 (金) 22:49:33
- 3人制のランク戦は分隊組んで3人とも同じ艦種でいくと事故死が無くなるから強いよ。ドイツ戦艦は総じて少数の短期決戦に強いしね。 -- 2023-10-07 (土) 10:44:38
- ツィーテンとかなら味方と共謀すれば割と行けそうな感じはする。またはブランデンブルグとか。でも敵が分艦隊ならこちらも分艦隊がいるはずだし突出または削られた1隻に対してフォーカス要請するしかないんじゃない? -- 2023-10-07 (土) 12:49:03
- ワイ天城なんやが。やっぱ不利かね? -- 2023-10-07 (土) 17:41:43
- 引き撃ちがハマれば良いが味方が先に沈むパターンだろうなー -- 2023-10-07 (土) 21:27:34
- わりと頑丈で手数が多いから弱いとは思わんけど、速力以外はほぼ上位互換のアンハルトが登場しちゃったからなぁ -- 2023-12-24 (日) 14:30:52
- オーディンとアンハルトを比較してアンハルトの下位互換と言えるのは逆にすごいな。装填時間も砲旋回もオーディンのが上なのに -- 2023-12-24 (日) 15:11:42
- こいつは大巡の戦艦版。アンハルトは大型戦艦。性格が全然違うから上位互換も下位互換も無いよ。 -- 2023-12-25 (月) 00:52:55