河内型戦艦 1番艦 河内
性能諸元
性能諸元の数値は、アップグレード・基本特性・艦長スキル・ブースター・迷彩などの補正がかかっていない素の状態の数値を入力してください。
部位ごとの装甲厚や散布界など、ゲーム内には載っていない情報は将来ゲーム内で見れるようになる可能性があるので暫定で0や0-1などとする
・基本性能
Tier | 3 | 種別 | プレミアム艦艇 |
---|---|---|---|
艦種 | 戦艦 | 派生元 | - |
国家 | 日本 | 派生先 | - |
生存性 | 継戦能力 | 43,700 | |
装甲 | 10-305mm ・艦首・船尾 16-102mm ・上部構造 10-254mm ・砲郭 25-178mm ・主砲 76-279mm ・重要区画 19-305mm | ||
対水雷防御 | ダメージ低減 | 9% | |
機動性 | 機関出力 | 0,000馬力[hp] | |
最大速力 | 20.0ノット[kt] | ||
旋回半径 | 560m | ||
転舵所要時間 | 9.6秒 |
隠蔽性 | 通常 | 主砲発砲時 | 火災発生時 | 煙幕内からの主砲発砲時 | |
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海面発見距離 | 11.9km | 13.2km | 13.9km | 9.1km | |
航空発見距離 | 9.5km | 15.6km | 12.5km | - |
射撃管制装置 | 艦体 | モジュール | 主砲射程 | 最大散布界 |
---|---|---|---|---|
- | mod.1 | 13.2km | 0m |
主砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 180度旋回 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 305mm 41st Year Type | 6基×2門 | HE弾 5100(29%) AP弾 8100 | 30.0秒 | 40.0秒 |
副砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 最大ダメージ(火災) | 装填 | 射程 |
---|---|---|---|---|---|---|
- | 120mm 41st Year Type 152mm 41st Year Type | 8基×1門 10基×1門 | HE弾 2100(10%) HE弾 2200(12%) | 5.0秒 10.0秒 | 4.0km 4.0km |
対空砲 | 艦体 | 口径 | 基数×門数 | 秒間平均ダメージ | 射程 |
---|---|---|---|---|---|
- | 76.2mm 3rd Year Type | 4基×1門 | 6 | 3.0km |
・アップグレード
スロット0 | スロット1 | スロット2 | スロット3 | スロット4 |
○ |
1 | 主砲改良2 | +15%:主砲旋回速度 +5%:主砲装填時間 | |
照準システム改良1 | -7%:主砲弾の最大散布界 +20%:魚雷発射管旋回速度 +5%:副砲最大射程 -5%:副砲弾の最大散布界 | ||
副砲改良2 | +20%:副砲最大射程 -20%:副砲弾の最大散布界 |
・消耗品
搭載可能 消耗品
十字キー左 | |||
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応急工作班 | 無制限 | 消耗品動作時間:10 秒 準備時間:80 秒 | |
十字キー上 | |||
修理班 | 3 回 | 回復:0.5% HP/秒 消耗品動作時間:28 秒 準備時間:80 秒 | |
十字キー右 | |||
強化型副砲照準器 | 3 回 | 副砲の安定性:+100% 副砲の散布界:-50% 消耗品の動作時間:30秒 準備時間:160秒 |
詳細は消耗品を参照
ゲーム内説明
河内型戦艦は、日本初の弩級戦艦であり、充分に強力な装甲帯を備えていました。しかし、主砲は砲門数は多かったものの砲身長が統一されていなかったため、射撃管制に難が生じていました。そして、当時の他の艦艇と同様、水平装甲防御は不充分であり、対水雷防御力は脆弱でした。
就役:1912
同型艦数:2
解説
- 概要
Tier3日本プレミアム戦艦。PC版ではツリー艦最初の戦艦だったが、レジェンズではプレミアム艦艇となってる。
- 主砲
主砲は305mm連装砲が計6基。前部1基、側面2基ずつ、後部1基で、片舷4基8門。左右両舷に主砲が配置されているため、状況対応力は強い・・・のだが、本艦には一つ重大な問題がある。
主砲精度が非常によろしくない。射程限界で敵艦に射撃したとしてもかなりの祈祷力を試される程精度が悪く、精度特化したとしてもかなり厳しいだろう。インファイトにならざるをえないが後述の機動性も相まって、厳しい戦いを強いられる。
- 機動力
同格米戦艦よりましとは言え最高20ノット少々のため、他艦種のように一気に距離を詰めて射程に収めることは困難。
舵の効きはTier3戦艦の中ではトップだが、*1旋回半径が広いためあまり回避が得意とは言えない。
隠蔽率も「戦艦の中では」優秀な値を誇るが、あくまで戦艦の中ではの話であり、他艦種よりは低い。
- 総評
射程の短さから、インファイト以外の選択肢が無い本艦こそ生粋のインファイターである。
ダメージを最小限に抑えつつ距離を縮める必要があるため、敢えて小島が多い方へ駆逐艦と共に進撃し、開けた瞬間から近距離で巡洋艦や駆逐艦とやりあおう。
もちろん、ヘイトが集まってしまい盾役になりがちだが、戦艦である本艦の攻撃もまた相手にとってもかなりの痛手となる。
また、本艦が敵の気を引いている間に駆逐艦が魚雷を撃ち込むといった連携プレイが起きるなど、本艦ならではの楽しみもある。
史実
日露戦争以降の大日本帝國海軍の目標は、それまで英国に依存してきた主力艦の建造を出来る限り自国にて建造するということであり、新鋭艦であった薩摩型は独力で設計・建造が行われたクラスであった。
しかしドレッドノートの出現によりあわれかな、薩摩は竣工を迎えるより前に旧式化してしまった(同型艦の安藝は蒸気タービンを先んじて採用した結果、速力面だけは伍す事が出来ていた)。
この事を受けて海軍は弩級戦艦を自力で建造する運びとなった。
河内型戦艦(かわちがたせんかん)は日本海軍が第一次世界大戦前に竣工させた最初で最後の弩級戦艦の艦級である。
本型から就役した艦では初めてとなる基本計画番号「A-30」が付され、河内は「伊号戦艦」、攝津は「呂号戦艦」と号せられた。前型である薩摩型の拡大改良型であり、前型では10in(25.4cm)だった中間砲が主砲と同化されるという、前弩級戦艦から弩級戦艦へ発展する分かりやすい形であるといえる。河内と摂津のカタログスペック上での差異は殆ど無いが、河内の艦首構造が垂直に切り立った直立型であるのに対し、摂津ではより凌波性に優れたクリッパー型に改められている。また両艦共に三脚型のマストが採用されより引き締まった艦容になった。
主砲はアームストロング社製1912年型30.5cm連装砲を6基12門、これを六角に配置し、最大で舷側に8門指向出来た。艦首艦尾の2基は他の4基の45口径と異なり、50口径と長砲身化された設計である。これは一説には「前後への投射火力を強化すべき」という東郷の鶴の一声があった為、と云われている。いずれにせよ、主砲の砲身長が異なると両主砲の初速の違いから統一管制での射撃が不可能になるため、純然たる単一巨砲艦と言い難い本型を弩級戦艦ではなく前弩級戦艦とすべきとする意見もある。
尤も実際には、この50口径砲はイギリスの不慣れな長砲身であった為、過荷重で砲身が垂れ下がり、スペック通りの高初速で撃ち出すと砲身がしなって極端に散布界が悪化し、砲身寿命も本来より極端に短くなってしまうという欠陥を抱えていたが、45口径の初速になるまで装薬量を手加減して落とす処置をして運用した為、統制射撃は可能だった様である。
主機には装甲巡洋艦伊吹や前型の安藝に搭載したカーチス式タービンを改良したもので、ライセンスを購入した後国産化に成功したという代物である。この国産化成功によって、以後軍艦への蒸気タービン導入が実用機に入ったといえる。設計上の馬力は25,000、速力は20ktであった(「河内」での公試試験では30,399馬力、21.0kt)。
この主機に限らず主要品目の国産化重視の動きは2番艦たる摂津に色濃く現れており、薩摩での輸入品利用割合が60%程度だったのに対し、摂津では20%程になっていた事からはっきりと窺うことが出来る。
本型は「河内」、「摂津」の2隻で共に1912年に竣工した。「河内」は1918年7月12日徳山湾で爆発事故により沈没。
「摂津」はワシントン軍縮条約で保有枠を外れ、武装を撤去して標的艦に改装され、航空隊や艦隊の訓練相手となった。
当時の摂津艦長でのちの第四航空戦隊司令官である松田千秋により研鑽された爆撃回避術が、後の四航戦の戦艦伊勢・日向などで生かされた逸話は有名。1945年7月、伊勢・日向・榛名らとともに呉軍港空襲を受けて大破着底。
残念ながら、戦艦として活躍はできなかったが、標的艦として海軍に大いに貢献した艦であった。*2。
河内 (Tier III: 戦艦): 明治日本の限界を示した国産戦艦
河内とは現在の大阪府東部から南部にかけての古地名だ。帝国海軍では奈良時代に制定された律令国名、すなわち日本各地の古地名を戦艦などの大型主力艦の名前に選ぶ伝統があった。
河内は日本海軍で最初のド級戦艦として知られる。日露戦争で勝利したのち、日本は薩摩型戦艦を建造したが、建造中にドレッドノートが登場したことで、時代遅れの前ド級戦艦になってしまった恨みがあった。そこで河内については、当時主流であった30.5cm(12インチ)砲で統一された真のド級戦艦を目指したのである。
河内の特徴は、両舷に前後2基ずつ並んだ舷側の主砲塔だろう。これを上から見ると主砲配置が少し潰れた六角形になることから亀甲型配置とも呼ばれる。
この配置は片舷に火力を4基8門確保できる利点があるが、どんな条件でも2基4門が死角に入るために無駄が多く、ドイツ海軍の初期の弩級戦艦に採用されている以外は、割合早く廃れている。ただし、混戦になったり敵に囲まれた不利な状況でも常に全周に火力を投射できるという狙いもあり、これが World of Warships では意外に威力を発揮する。
この亀甲型配置だけでもキャラが立つ河内が、さらにユニークなのは艦首/艦尾の主砲のみ50口径長で、舷側砲が45口径長と、砲身の長さがまちまちであるところだ。
確かに50口径長の砲が砲口エネルギーは約1割ほど大きくなる。しかし砲身内部にかかる圧力が高くて摩耗が激しいことや、弾着のばらつきの悪さに伴う欠点が目立ちすぎて、ほとんど使われることなく終わった失敗作の主砲であった。World of Warships の河内には、この主砲の性格の違いが反映されている。弾着のばらつきを見越して、斉射か逐次発射かの判断を心がけよう。
コメント欄
- 作成しました -- ホ? 2022-10-18 (火) 00:40:41
- ありがとうございます。 -- 2022-10-18 (火) 04:43:29
- こいつゲットしてからの方が苦行なんだが -- 2022-10-18 (火) 01:28:46
- Tier3じゃなく2くらいでもいいと思う。 -- 2022-10-18 (火) 15:44:23
- 流石にtier2に入れるには少し強いかな。でもtier3では絶対にない。オライオンとガングートが同格と考えたら尚更あり得ない。 -- 2022-10-20 (木) 01:05:29
- 主砲の精度が劣悪で中距離でも全然まともに飛ばないねこれ -- 2022-10-19 (水) 12:01:53
- 本家やBlitzだとTier3標準の日本戦艦 ワースト争いをするほど劣悪な精度の主砲と戦艦らしからぬ曲がりやすさも同じで副砲が射程4kmと少しマシになっているもよう 遠距離戦には全くの不向きなのでどうにかして近寄って戦いたい -- 2022-10-21 (金) 07:34:33
- この船はズームしないで撃つ方が当たるな -- 2022-10-25 (火) 07:02:08
- 砲塔視点で撃つと、弾があり得ない方向に曲がってるのが分かって面白い。 -- 2022-10-25 (火) 14:21:54
- 下手糞に文句言いながら高ティア乗るより、河内乗った方が楽しいわ。精度特化河内、おすすめです。 -- 2023-04-03 (月) 17:24:09
- たまに見かけるんだがほんとに精度が悪いんだな 10kmから腹晒しながら撃ち込んでたのに、敵の弾はまったく当たらなかったよ… -- 2023-06-28 (水) 00:58:00