原典
- 機神飛翔デモンベインより
- ミスカトニック大学 陰秘学科教授 ラバン・シュリュズベリイ。
補足:元になったキャラクターはオーガスト・ダーレス著「永劫の探究」に登場する同名人物。
ミスカトニック大学教授、セラエノ断章著者、ハスターの力を借りて邪神眷属に対抗している点等、
殆どの設定がそのまま用いられている(流石に戦闘はできないし、鬼械神も招喚しないが)。
- 大十字九郎の恩師の一人。
補足:かなり豪快な解決手段を取りがちなため、九郎からは関わりたくないと思われていた模様。
- 盲目の大賢者
補足:邪神にかかわることで「視てはならないもの」を視たため、自身で目を抉っている。
補足2:黄金の蜂蜜酒とバイアクヘーの力でプレアデス星団セラエノ図書館に赴いていた時期があり、
その成果としてセラエノ断章を書き上げている。
- 鬼械神・アンブロシウスを駆る。
補足:魔導書「セラエノ断章」のマスターであり、
その精霊ハヅキが変形する魔翼機「バイアクヘー」、彼女に属する鬼械神を招喚する。
- ハスターの風の魔術を操るほか、近接戦では「黄衣」を武器として用いることもある。
斬魔大戰では
「行方不明だったミスカトニック大学の教授」
「ハスターに魂を囚われた邪神の奴隷」
「『セラエノ断章』は弟子に奪われたため、代わりに『黄衣の王』と契約している」
「『黄衣の王』は書物ではなく、歌劇を録音したレコード」
斬魔大聖では
- ナイアによって遠ざけられているため、無限螺旋の戦いには関われておらず、記述にのみ登場する。
- 「この無限の煉獄で魔を断つ意志は失われていった。失われたことも識らずに失われていった。(中略)セラエノの知識を駆る盲目の賢者は何処に封じられているのか。」
- 「しかし彼は確かにミスカトニック大学の陰秘学科に籍を置いていた身だ。かのアーミティッジ博士や一時期はシュリュズベリィ教授の薫陶を受けていたとも。」
外伝小説では
- 「斬魔大聖デモンベイン ド・マリニーの時計」収録「遺跡破壊者」に登場。
ダイン・フリークスでは
補足:同一キャラクターではないが、モチーフの一つと考えられるためここに記述する。
- 復讐鬼"ネメシス"
- スフィンクス「ハスターの下僕 風の邪神ハスターと名状し難い契約を交わしたものだ」
- 邪神遺物「名状せざる黄色」(『黄衣の王』のレコード)に感染した13ホラーズの一人。
- 若い男、盲目。
- 無数のフリントロック銃とハスターの魔術を操る。
補足:元ネタとなったキャラクター「魔狩人アクタ」は目が白濁しており、至る所にフリントロック拳銃を装備している
- 孤独な戦いによって魂を摩耗させた末、伽藍堂"ガランドー"となり邪神遺物に取り憑かれた。
補足:TRPGモノトーンミュージアムでは、スキルを使用すると剥離値というポイントが上昇する。
剥離値上昇はバッドステータスと新たなスキルの獲得に繋がり(つまり人から逸脱していく)、
エンディングフェイズ前の剥離チェックに失敗するとキャラクターは闇堕ちし、伽藍と化す。
- 出典は架空作品「明けない夜のシャフリヤール」
補足:元ネタはモノトーンミュージアムRPGリプレイ『常闇のシェヘラザード』。
鋼屋ジン氏はプレイヤーキャラクター「魔狩人アクタ」を演じている。
(名前を失くしたキャラなのだが、便宜上「塵芥」から「アクタ」とされる)
シェヘラザードは千一夜物語の語り手。シャフリヤール王は聴き手。
補足2:ネメシスは復讐者・魔狩人アクタにラバン・シュリュズベリイを掛け合わせて
誕生したキャラクターと考えられる。
- クトゥルフの呼び声TRPGシナリオ集「13の恐怖」の「ネメシスは襲う!」
補足2:邪神感染者「13ホラーズ」はこのシナリオ集を元に、
鋼屋ジン氏と関わりのある(或いは好きな)作品の要素を加えて生み出されている。
【戦車】逆位置
意味
- 暴走、不注意、自分勝手、失敗、焦り、挫折、視野の縮小、好戦的、劣勢、無知
図柄
- 二頭立ての馬(別の生物である場合も)が引く戦車に乗った若き王。
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