原典
- TRPG天下繚乱リプレイ「妖異暗躍譚」「大江戸妖怪絵巻」より
- 鋼屋ジン氏が演じるプレイヤーキャラクター シャーロック・ホームズ
補足:元ネタはアーサー・コナン・ドイル著「シャーロック・ホームズ」シリーズのキャラクター
- 鋼屋ジン氏が演じるプレイヤーキャラクター シャーロック・ホームズ
- ドイル著「最後の事件」にてスイス、ライヘンバッハの滝で転落死したと思われていたが、時空転移により化政時代の日本、江戸に登場。
補足:続編である「空き家の冒険」でロンドンに帰還するまでの作中3年間は「大空白期」と呼ばれる。 帰還時に失踪期の動向をワトソンに語っているが不自然な点が多いため、 愛好家によって様々なパスティーシュ、パロディが創作されている。 補足2:「空き家の冒険」での語りによれば、転落したのはモリアーティのみで、 ホームズはモリアーティ配下のモランの追撃をかわすため崖を登って逃れている。
- 江戸では田沼意次の預かりとなっており英傑として3人の仲間たちと、日本転覆を企てる妖異、及びその裏で糸を引くジェームズ・モリアーティと対決した。
- 「妖異暗躍譚」ではロンドンへの帰還までは描写されておらず、最終的に達磨横丁に事務所「221のB」を開設し、探偵として活動している。
- 江戸に少年少女自警団「八百八町遊撃隊」を結成。リーダーの荒深正太を弟子にしている。
- 当初は合理主義者であるため妖異の存在を認めていないのだと語られていたが、後に妖異の存在しない世界から来たことが原因で妖異を認識できないことが判明する。
- 異世界人ゆえの世界の異物としてのズレはストーリー進行とともに大きくなり、慢性的な頭痛、世界を認識出来ない、存在の消失危機へと悪化していった。
補足:終盤、ルール、GMのシナリオと関係なく、「自己の存在の不確定性を自覚したため」に消失するという TRPGとは思えないプレイヤー独自のストーリーを展開。 その後すべての「シャーロック・ホームズの物語」を肯定することで復活するという離れ業を成し遂げた。
- 異世界人ゆえの世界の異物としてのズレはストーリー進行とともに大きくなり、慢性的な頭痛、世界を認識出来ない、存在の消失危機へと悪化していった。
- キャラクター性能
- クラス「朱雀」
補足:広範囲攻撃を主とするクラス。
- クラス「異邦人」
補足:ダイス判定補助、GMへの質問権などのスキルを持つクラス。
- 奥義《破邪顕正"デモンベイン"》
補足:クラス「朱雀」固有スキルで相手の奥義を無効化する。 ホームズは独自にこの奥義に"デモンベイン"と名付けたので、 彼が使用する場合のみロゴが振られている。
- 特技《異貌の仮面》
補足:クラス「異邦人」のスキル。変装や催眠術で異人であることを隠す。
- クラス「朱雀」
- システム外能力
- メタ視点モード
補足:洞察力と推理力によって妖異の正体や怪異現象を看破する際に宣言。 その存在自体を否定する。 プレイヤー独自の発言であり、システム上何らかの効果があるわけではない。
- メタ視点モード
斬魔大戦では
- 赤いフード付きケープを纏った、青い瞳、紫の髪の青年。
補足:タロットの「ソードのキング」が赤いマントを羽織っていることからか?
- 頭には飛行メガネ、右手にパイプ
補足:「妖異暗躍譚」ではインバネスに鹿撃ち帽または、 フロックコートにシルクハットという典型的ホームズ像で描かれていたが、 斬魔大戰では独自色が強いデザインで若々しく描かれている。
- 諜報機関 円卓(ラウンド・テーブル)No01"ガラハット"として赤の女王に仕えていた。
補足:「空席」と記述されていることから、アリスが王位を簒奪した後は脱退した模様。
「探偵"ディテクティヴ"」
補足:クラス「ディテクティブ」はTRPG「ゴーストハンターRPG」などに見られる。
「かつてライヘンバッハの滝で宿敵モリアーティと相打ちになったはずが、ある奇跡によって生き延びた」
「ロンドンに帰還するまでの、いわゆる大空白時代に、旧神オーディンの権能である《破邪顕正"デモンベイン"》を得る」
「幻想、怪異に属する現象に対し、論理的に再解釈した推理を行うことで《破邪顕正》を発動。怪異の存在を根底から否定し、消滅させることができる。」
補足:「妖異暗躍譚」から導入されたことを示す設定。
「宿敵モリアーティがアリスの下についたため、彼の陰謀を打ち砕くべく活動する」
補足:「妖異暗躍譚」ではジェームズ・モリアーティも生存している。 ちなみに彼も最後まで江戸から帰還していない。
「僕の推理は、あらゆる幻想を解体する。探偵として証明しよう――『怪異は存在しない』」
- TRPG天下繚乱リプレイ「妖異暗躍譚①白梅の鮮花」より
- ホームズ「僕は探偵として真実を宣言する!妖の力は存在しない!」
- ホームズ「僕は探偵として真実を宣言する!妖の力は存在しない!」
【剣の王】正位置
- 小アルカナ
- ソードのキング
意味
- 裁判官、正義、権威、命令
図柄
- 玉座に腰掛け、右手に剣を携える王