章内容考察
- 第一章の直接の続き。
- 渦動破壊神の右腕が欠けていることはダイン・フリークスで明示され、DYN_memoの「オペレーション・アーガトラム成功」で隻腕になったことが匂わされていたが、腕を喪った経緯はこの章で詳らかになった。
- 渦動破壊神の右腕を奪えるような荒唐無稽を実現できるのは、無限螺旋においてさえあらゆる予想を裏切る行動を繰り広げたあの男の画策以外、ありはしなかったのだ。
本文
「かつて騎士と薔薇はこの化身と戦い、打ち倒した」
補足:機神飛翔デモンベインでの出来事を指す。
「邪神の存在の、その血の一滴、塵の一粒、決して残してはならない。邪神鏖殺。宇宙昇滅。それこそが、我ら魔を絶つ剣の存在理由なのだから」
- ダイン・フリークスチラシSSより
- 「邪神の血の一滴、細胞の一片、この宇宙の何処にもその存在、認めてなるものか」
- 「たとえ何度、世界が滅びようと――何度、世界を滅ぼそうと――魔を断つ剣、それが俺の存在理由なのだから」
「もし別の誰かがこの光景を目の当たりにしたら、何の悪い冗談だろうと思うだろう。現実を超越した渦動破壊神の蓮座と比べてもなお、それは出鱈目な滅茶苦茶な、荒唐無稽ここに極まる、大惨事の光景だった。顕現した、鬼械神クロックワーク・ファントム、その姿は――途方もなくドデカいドラム缶というべきか。」
- 斬魔大聖デモンベインより
- 「もし、アーカムシティに暮らす者以外の誰かがこの光景を目の当たりにしたら、何の悪い冗談だろうと思うだろう。自分は夢を見ているのではないかと疑い、次には自分の正気を疑うだろう。それくらいに出鱈目な、滅茶苦茶な、荒唐無稽ここに極まる、大惨事の光景だった。倒れるビルの向こう、今も進路上のあらゆる障害物を押し潰し、倒壊させ、行進する破壊の使者。その威容の正体は――途方もなくドデカいドラム缶というべきか。」
補足:スーパーウェスト無敵ロボ初登場の描写。
「術式魔砲『我、埋葬にあたわず"ディグ・ミー・ノー・グレイヴ"』」
「スーパーウェスト無敵ロボ二四・二五・二六・二七・二八號――さよなら、全ての破壊ロボはソルジャーの鎮魂歌」
「ーー右腕を失い″D″は魔を断つ剣ではなくなった」
補足:デモンベインの根源は右腕にあるということか?
では対照的に、右腕以外全てを失った鴉の機神は、それでも魔を断つ剣であると言えるのか。
「天才と何とかは紙一重というかむしろ完全に向こう岸」
- 斬魔大聖デモンベインBGMより
- 「天才と何とかは紙一重というかむしろ完全に向こう岸」
「そろそろいつもどおり、ご都合主義"デウス・エクス・マキナ"のお時間といこうじゃないか。レッツ・ロックンロール!」
- 機神飛翔デモンベインより
- ナイア「名探偵"デウス・エクス・マキナ"にして、人造の神"デウス・エクス・マキナ"を駆る、ご都合主義の寵児="デウス・エクス・マキナ"たる君に立ち向かう」
- DYN_memoより
- 「《シックス・ストリング》は続ける。クロックに世界は救えない。故に世界を滅ぼすと。――さあ、ロックンロールだ!」
コメント
- 「ーー右腕を失い″D″は魔を断つ剣ではなくなった」レムリア・インパクト零零零式が並行世界から無数の「ありとあらゆるすべての可能性のデモンベイン」を一斉に招喚して放つ無限熱量×無限回のレムリア・インパクト→デモンベインはすべてレムリア・インパクトを使える→レムリア・インパクトが使えなくなる=右腕を失った″D″はデモンベイン足りえない? --