章内容考察
- この章はあるルートの大十字九郎を視点に、渦動破壊神誕生からアザトースを昇華するまでが描写されている。
- よって当書籍「斬魔大戰デモンベイン」の因果列的にはもっとも早く起きた出来事になる。
- ほぼ、斬魔大聖デモンベインのバッドエンドの文章が使用されているが、一部"■"になっていたり、アル・アジフの名を九郎が思い出せなかったりと差異がある。また、妹たちの挨拶(「おはよう、お兄ちゃん」)が省略されている。
- このことから、無限螺旋のひとつから渦動破壊神が生まれたことが伺える。
- ただし、文章通りの出来事があったとすると、いきなりすべての並行宇宙が消滅してしまうので、あくまで主観的世界であって、他の者から見ればこんな経緯ではなかったのかもしれない。あるいは、この時点ではアザトースの一面を昇華しただけで平行宇宙の破壊はここから始まったのかもしれない。
本文
文中の「■」または「■■」
補足:「本」「アル」「九郎」が当てはまる。
「【右手を、伸ばす】」
補足:斬魔大聖デモンベインのバッドエンドには存在しない第三の選択肢。
赫炎のインガノックには選択肢に「手を伸ばす」に類するものが頻出する(手を伸ばせば勝利確定)
ダインフリークスSSでは鴉の敗北の瞬間の描写に類似の表現が登場する。
もし手が届いていたら、渦動破壊神同様の存在になっていたのかもしれない。
- ライアーソフト「赫炎のインガノック」より
- ダイン・フリークスチラシSSより
- 「手を、伸ばす。だが、伸ばした手は、ついに届くことはなく」
「何が―何が、悪か。何が、許されざるものであるのか。~」
- 黄雷のガクトゥーンノベルアンソロジー What a shining leagueより
「輪廻転生"いのちはめぐる"万物流転"すべてはうつろう"」
- 「装甲悪鬼村正 妖甲秘聞 鋼」より
- 「<<輪廻転生"いのち・めぐる">>」
補足:始祖村正の陰義「創気操作」の口上
「愛別離苦 怨憎会苦 求不得苦 五蘊盛苦」
補足:仏教用語。「生・老・病・死」の四苦とこの4つで八苦とされる。
「宇宙鏖殺"あくをゆるしてはいけない"」
- 黄雷のガクトゥーン〝What a shining league〟より
- Project_D2より
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