第三章

Last-modified: 2023-02-11 (土) 10:36:32

章内容考察

  • 三~七章はこの世界の各国の状況を描写している。
  • 三章はアメリカ・マサチューセッツ州アーカムについて描かれた章で、斬魔大聖デモンベインのアーカム・シティの日常を一部改変してやり直しているかのよう。

本文

「その日。芸術家や詩人、霊媒師など霊感に優れた者たちは悪夢に魘され、精神に異常をきたした。その日。数万人の妊婦が一斉に流産し、続く半年の間にほぼ同数の奇形児が生まれた~」

  • 斬魔大聖デモンベイン 機神胎動より
    • 「その日。悪夢が世界を覆った。それは常人の感覚には単なる気鬱や重苦しい空気としか感じられないものであったが、霊感に優れた者―霊媒、詩人、彫刻家など―は昏い負の波動を受けて異常な行動を示し、甚だしい者は発狂した。その日。北米全土で数万人の妊婦が一斉に流産し、続く半年の間にほぼ同数の畸形児が生まれた~」
      補足:マナウス神像により邪神ズアウィアが復活した影響。
         プロヴィデンス壊滅までの描写は斬魔大戰と概ね一致している。

「焼野」

  • 斬魔大聖デモンベイン他より
    補足:無限螺旋において存在していた。
          第13封鎖区画(第13番完全封鎖区画)とも呼ばれ呪われているため常人は立ち入れない土地。
          邪神ズアウィアとレムリア・インパクトの影響で封鎖されている。

「邪神災害(ヘルハザード)プロヴィデンス・ロスト」

  • ダイン・フリークスより
    • アサイラム院長「忌まわしきプロヴィデンス・ロスト事件―通称レベル7邪神災害(ヘルハザード)」
      補足:ダイン・フリークスにおいては鴉の"D"がボストン、
         アーカムを含むマサチューセッツ州東部を消滅させた事件とされている。

「ブラックロッジ」

  • 斬魔大聖デモンベイン他より
    補足:無限螺旋において存在していた「悪の秘密結社」

「ストーン君」「ネス警部」

  • 斬魔大聖デモンベイン他より
    補足:おなじみのアーカム・シティ機動警察隊員。
       これまでと全く変わらない様子で登場している。

「いあいあー!(挨拶)」

  • クトゥルー作品より
    補足:邪神への呼びかけで多用される。アクロ語で「我は飢えたり」を意味するとされる。

「『大怪獣ブラウン・ジェンキン四号~海底二万海里の孤独!人生なんてそんなものだ。いずれ愛するものを壊してしまう……そうすれば二度と傷つかないから~』」

「おいでなすったか。あーあイヤだねえ……"正義の味方"ってヤツはさ」

  • 斬魔大聖デモンベイン他より
    • ネス「ここは例の『正義の味方』に任せて、俺らはさっさとトンズラしようや」(斬魔大聖) 
    • 「まっ、期待してるぜ。正義の味方」(機神飛翔)
      補足:正義の味方に対して、過去作とは対象的な印象を抱いている。

「石油王にして鉄鉱王にして貿易王、そして大鉄道王」「一文なしでやってきて鉄軌を敷いて故郷に帰る」

  • 斬魔大聖デモンベイン機神胎動より
    • 「「一文なしでやってきて鉄軌を敷いて故郷に帰る」とは、彼の大成功を謳う現地の囃し言葉だ。」
    • 「"石油王にして鉄鉱王にして貿易王、然して全米鉄道網の七割を所有する大鉄道王"」

「ミスカトニック大学図書館特殊資料室」

  • 斬魔大聖デモンベイン機神胎動他より
    補足:覇道財閥の指導で設立した点、
       ヘンリー・アーミティッジが中核となっていた点、組織の活動内容はこれまでと同様。

「プロヴィデンス・ロストをまるで予見していたかのごとく」


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