原典
- ダイン・フリークスより
- 主人公の一人、寄車むげん
- 一度はアサイラムに封神されたものの、13の邪神遺物を奪い脱走。それらをY市にばら撒いたフリークス。
- タイプ:ヨグ=ソトース 無限なる極彩の感染者。邪神遺物:魔眼の持ち主。
補足:魔眼は13の邪神遺物にはカウントされていない。
- 空間、時間、因果を操作し、過去・未来を書き換える最悪の魔人。
- 三神器のひとつ″アル・アジフの魂″の保有者。
- 三神器のひとつ″銀の鍵″が弱点で、これを行使されると瞳の力を封じられてしまう(という事になっているが、その後も何事もなかったかのように活動しているため、どの程度の意味があるのか怪しい)。
- 1990年代後半~2000年代前半に刊行された(ことになっている)架空のミステリー小説『無限少女Y』シリーズのヒロイン兼探偵役。
補足:ダイン・フリークスのキャラクターは架空の別作品からの出典という体裁を取っている。
補足2:『無限少女Y』シリーズは1990年代後半~2000年代前半の実在の作品名をモチーフにしている模様。
『ゆえにすべてをYと為す』(森博嗣著『すべてがFになる』1996)
『九頭龍の虚』(京極夏彦著『魍魎の匣』1995)
『コズミック・ホラー』(清涼院流水著『コズミック』1996)
『グロの菩薩』(殊能将之著『黒い仏』2001)
『夜鷹が啼く時に』(竜騎士07著『ひぐらしのなく頃に』2002)
『虐殺ウロボロス』(不明 竹本健二著『ウロボロスシリーズ』?、矢野龍王著『極限推理コロシアム』2004?)
『歪の境界』(奈須きのこ著『空の境界』2001)
- TRPG「ダブルクロス」リプレイのプレイヤーキャラクター「寄車皆無」は彼女の兄(ということになっている)。皆無のプロフィールによればD市出身で、複数人の兄弟姉妹がいることになるが…
正体
- ヨグ=ソトースの分霊
- 渦動破壊神に滅ぼされたアザトース復活を果たすため、三神器を揃えダイン・フリークス世界の外からやってきた。
余談
- 元々はクトゥルー短編集に寄稿予定だった作品の探偵役として創造されたキャラクター。その際には三十代男性として設定されていた事がダイン・フリークスの対談で語られている。
斬魔大戦では
- 白黒を基調とした宮廷道化師の衣装。
- 新たなブラックロッジのアンチクロス、暴君ネロ。
- 渦動破壊神による宇宙消滅の阻止を目的としていることに変わりはないだろうが、どの派閥に味方し、どのような手段を取るか予想がつかないトリックスター。
- 帝都・アサイラムのよぐるま先生との関係は不明。
「魔人"ホラー"」
「ヨグ=ソトースの瞳を持ち、時間も空間も因果さえも歪ませる、最強の魔人」
- ダイン・フリークスより
- 鳴神千影「これが寄車むげんの能力 時間と空間を自在に操る邪神ヨグ=ソトースの力だ」
- 斬魔大聖デモンベインより
「本名は寄車むげん。『DYNフリークス』の主人公の一人」
補足:他のキャラクターのように「別世界、別ルートの同一人物」「既存キャラをモチーフとして生まれたキャラ」ではなく、
本人がそのまま登場している模様。
「神出鬼没。目的不明。制御不能」
- ダイン・フリークスより
- 鳴神千影「見ての通りコイツの思考は極めて不可解だ だが絶対に何かを仕掛けている コイツはそういう奴だ」
「人称代名詞は使わない(名前で呼ぶ)」
「――きしし」
- ダイン・フリークスより
- むげん「きし きしし きししししし…」
補足:寄車むげんを象徴する笑い声(嘲笑)
DYN_memoでは
- (∞-2)の世界にてヒロイン(アザトース)の導き手として登場。
- 「《きしし》」「〝私〟ではない私に思考を与える誰かが笑う。彼女は《シックス・ストリング》と名乗った。」 「《シックス・ストリング》は続ける。クロックに世界は救えない。故に世界を滅ぼすと。――さあ、ロックンロールだ!」
- 「『シックス・ストリング』 ヒロインを導く、謎の存在。 シックス・ストリング=六弦=むっつのげん。…ふざけてんのか、このアマ。」
- ダイン・フリークス世界に渦動破壊神が襲来した結果、滅んだことが示唆されている(が、本当に死亡したか非常に怪しい)
- 「寄車むげん 瑜伽卒塔波(ヨーガ・ストゥーバ)落城 魂魄崩壊」
ニトロプラス・ブラスターズでは
【運命の輪】逆位置
意味
- 情勢の急激な悪化、別れ、すれ違い、降格、アクシデントの到来、解放
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