・祈りの炎
進行内容
ノーグにて、イロハに会った。
醴泉神社の宮司だという彼女。
神の力を借りたのか、未来から警告に
やってきたという。このまま行くと
世界は闇に包まれて滅びてしまうと……。
イロハは消えてしまったため、
今後どうすべきか、ギルガメッシュと
相談してみよう。
- ノーグ(K-8)のOaken Doorを調べる。
冒険者[Your Name]、
頭の部屋に案内しよう。
Gilgamesh : おお!
お待ちかねの冒険者が
とうとうやってきてくれたぞ!
??? : 師匠!
??? : 今再び、こうして
言葉を相い交わせる日が来るとは。
??? : 師匠の言いつけどおり、
日々、天神地祇へと祈祷を捧げ、
自らを律し、鍛錬を重ねてまいりました。
??? : すべては、この再会のため。
Iroha : 不肖、このイロハ。
感極まりましてございます。
誰?
師匠って?
Gilgamesh : おいおい!
師匠と呼ばれているのはおまえだろう!?
Gilgamesh : 弟子のことを
すっかり忘れてしまったのか?
Gilgamesh : おい、
どういうことなんだ?
Iroha : いいえ、
それで良いのでございます。
Iroha : つい我を失ってしまいましたが、
ここは実のところ、天晶暦884年。
Iroha : 私めが
世に生まれ落ちるは、ずっと後のこと。
本来ならば、ここに在ることも許されぬ身。
Gilgamesh : はあ?
なんだ、難しいことを言い出したぞ?
Aldo : この時代に、おまえはまだ
生まれてないって話なのか……?
Gilgamesh : じゃあ、
どっから来たっていうんだ?
Iroha : 後の世……
はるか先に待つ、世の行き先。
そこから師匠の元に馳せ参じました。
Aldo : ……つまりは
未来において、[Your Name]が
師匠になるということだな。
Gilgamesh : 未来、ねぇ……。
で、その出で立ちは、「ひんがしの地で
生まれ育ったから」で間違いないか?
Iroha : はい。
私めは、醴泉神社の護り手。
宮司を務めるよう、仰せつかりし者。
Gilgamesh : ふぅむ。
ひんがしの信仰は、中の国とはかなり違うが、
女神アルタナへの信仰を元にしている。
Gilgamesh : その信仰を司る
神職の人間だということはわかった。
Gilgamesh : 神の力を借り、
未来からここへ来たってーことか?
Iroha : 過去へと遡り、
来たる闇の未来を討ち払うよう、
神は私めにおっしゃいました。
Aldo : ちょっと待て。
闇の未来とはどういうことか、
詳しく教えてほしい。
Iroha : 師匠、
この者たちに、真実を伝えて
宜しいのでしょうか?
伝えてあげて
やめておいた方がいいかも……
Gilgamesh : 荒海で流されている小舟から
その娘を助けたのは誰か、忘れたのか?
Iroha : 御意。
Iroha : 来たる闇の未来とは、
闇に閉ざされた世のことでございます。
Iroha : 我が祖国
ひんがしの国は「虚ろなる闇」と呼ばれし
闇に浸食されており申した。
Iroha : しかし、師匠の勇敢なるご活躍にて、
一度は「虚ろなる闇」の浸食も止まり、天下泰平の
世が始まろうとしていたのでございます。
Iroha : そう、
師匠とその御友人による命を賭した武勲により、
明るい未来は約束されたと思われました。
Iroha : それから幾星霜。
私めがこの世に生を得、師匠に
弟子入りを果たしてしばらく後のこと。
Iroha : 濃霧を超えた
泥海のごとき「闇」が、
ひんがしの地を包み込み申した。
Iroha : 当時の師匠が仰いますには、
ひんがしのみならず、ここ中の国、
他の大陸も皆、同様の窮地に立たされ……。
Iroha : 人も神も為すすべなく、
世に終焉が訪れたのでございます。
Gilgamesh : ……おまえは、
どうやって生き残ったんだ?
Iroha : 師匠と父に、
命を繋げていただきました。
Iroha : 母の故郷、
ひんがしの醴泉島にて
最後の戦(いくさ)を迎えた我等……。
Iroha : 「闇」を討ち払わんとする
努力は報われなかったものの、結界を張り、
小さな光を守るに至ったのでございます。
Iroha : それは、数多の骸の上に……。
世にただひとり、残された私めが護りし祠に……。
Iroha : ……そして、戦から数年。
私めの元に、神は一条の光を
お示しくださいました。
Iroha : 人々の希望……。
最後の希望の光……。
Iroha : 師匠。
それは師匠と共にある光でございます。
師匠と共に、世を照らす光でございます。
Iroha : その光に導かれ、私めは、
この時代へと遡ることができたのでございます!
Iroha : 師匠。
忘れぬうちに、まずは
こちらをお納めください。
(勾玉を取り出し、冒険者に手渡す)
Iroha : これより先……
師匠がひんがしの地を踏むまでの間。
師匠には、幾多の定めがございます。
Iroha : その定めの道を
正しく辿りしこと、お渡しした
勾玉が教えてくれましょう。
Iroha : 勾玉に従えば、自然と
私めの知る未来へ近づくことになり申す。
ただし……
Gilgamesh : そのまま突き進めば、
世界は滅びちまうってことだよな?
おまえだけが生き残った世界になるんだよな?
Iroha : ……はい。
しかし、師匠は本来の未来よりも先んじて、
闇の未来を知ることとなったわけでございます。
Iroha : 新たなる一手を、
師匠……どうか見出し……。
Iroha : ……この世は……
私めは……いまだ不安定な……
(光となって消えてしまうイロハ)
Gilgamesh : どうなってやがる!
消えちまったぞ!?
Gilgamesh : [Your Name]。
あの娘が言ったこと、本当だと思うか?
Aldo : 調べてみるしかないな。
俺の方でも、人手を割いて調査してみよう。
Gilgamesh : やれやれ。
気が動転しちまって、
頭が真っ白になっちまった。
Gilgamesh : すまんが、
ちょっとだけ考えさせてくれ。
だいじなもの:醴泉神社の勾玉を手にいれた!・醴泉神社の勾玉
イロハから手渡された勾玉。 イロハがいた未来へと導く力を 持っているようだ。