・蓄えられし悪夢
進行内容
光の神となるためには、
セルテウスがひんがしにもたらした
クリスタルを割らないとならない。
そして、無の使者に注ぎ込まれた
「闇」を消す必要もある。
ウォークオブエコーズへ向かおう。
- 醴泉島の祠でイベント。
イベント名「蓄えられし悪夢」
[Your Name]……
(暗転)
Selh'teus : [Your Name]、
会いに来てくれてよかったよ。
Selh'teus : 君のことを、
彼女がとても気にしていたからね。
(醴泉島のクリスタルで眠るイロハ、呼びかけに応じて目覚める)
Iroha : 師匠、
お久しぶりでございます。
大丈夫!?
無理しちゃダメだ!
生き返った!?
Iroha : いいえ。
事なきを得た……とは、残念ながら言えませぬ。
私めは、まだ完全なる復活を果たしてはおりません。
Iroha : 御心を砕いてくださり、
恐悦至極に存じます。
Iroha : いまだ
完全なる復活とは参りません故、
失礼をお許しください。
Iroha : いいえ。
私めは、死んでおります。
Iroha : いまだ
完全なる復活とは参りません故、
失礼をお許しください。
クリスタルの元へ還る。
Selh'teus : イロハも、
このクリスタルの中で休んでいるのだ。
Selh'teus : 彼女を何度も
生き返らせているフェニックスもまた、
共に休んでいるよ。
Iroha : 私めが、幾度となく
力を借りてしまったがため、フェニックスの
お力が尽きかけているのでございます。
Selh'teus : (フェニックスが言うには、
彼女の心は、既に限界に近いそうだ……。)
Iroha : ところで、師匠。
私めがケイザック古戦場で倒れ、
バラモアなる魔物が現れてからのこと……。
Iroha : どうか詳しく、
私めにお教えください。
(暗転)
Iroha : 世すべてを
覆い隠してしまった闇は「虚ろなる闇」ではなく
「暗闇の雲」なるものだと……!
Iroha : 暗闇の雲……。
Iroha : 浅学な私めは、ただの一度も
聞き及んだことなき語句でございます。
Selh'teus : 私も知らないな。
イブノイル様の知識はさすがの一言だ。
Selh'teus : [Your Name]、
近い未来、その「暗闇の雲」と戦う
必要があるのは確かなのだな?
Selh'teus : そして、イブノイル様は、
君に「光の神」になる道を示した。
Iroha : 人が
神に、なる……?
Selh'teus : 神になるためには……
このクリスタルの力を使うしかない。
Selh'teus : つまり、
このクリスタルを割るのだ。
Iroha : しかし、それでは……!!!
Selh'teus : ひんがしにおける、
「虚ろなる闇」の侵攻は再び始まるだろう。
Selh'teus : また、
クリスタルの元で休んでいる多くの命……
Selh'teus : それらは純粋な力となり、
君に注ぎ込まれて、その意思は消えることとなる。
Selh'teus : ……そう、1つとなるのだ。
その力を得ることで、君を
「光の神」にすることは可能かもしれない。
Iroha : 師匠……。
Iroha : やはりどの道であろうと、
犠牲が必要なのでございますか……。
Selh'teus : しかし、本当に、
それが正しいのだろうか?
Selh'teus : 「暗闇の雲」に、
それで勝てるのだろうか?
任せて!
気乗りしない
Iroha : 師匠が決心したのでしたら、
私めはただ、その背中をお守りするのみ。
Iroha : お任せください。
多くの命の重み、そして恨み辛み、
私めが一身に背負い申し上げます。
Iroha : まだお時間はございます。
大事なことゆえ、じっくりと
お考えになってください。
Selh'teus : どちらにしても、
今の[Your Name]では無理なのだ。
Iroha : なんと!?
どういうことでございましょう!?
Selh'teus : 君の中……
心の中に、闇が溢れている。
(回想、無の使者に闇を注がれるシーン)
Selh'teus : 君は強い意志で
その負の感情を抑えつけているようだが、
とても辛いだろう……。
Iroha : 師匠……。
なんとおいたわしい……。
Selh'teus : もしや、
君が光の神とならぬよう、闇を注ぎ込むことが
奴の狙いだったのかもしれない。
(暗転、仮面を着けた冒険者の姿)
Selh'teus : そして、
彼女が来た未来において、
君は闇に囚われ……あの仮面の姿へと……
(暗転)
Iroha : くっ、なんということ!
Iroha : その闇を吸い出すことは、
誰にもできぬのでございましょうか!?
Selh'teus : それは……
Selh'teus : もしかしたら、
あの異世界でなら……
(暗転、天象の鎖)
Selh'teus : 前に説明したように、
ヴァナ・ディールには、幾つもの異世界がある。
そのうちのひとつ、まだ君と関わりがない世界だ。
(一匹の竜の姿)
Selh'teus : そこには、
完全なる「闇の神」がいる。
(暗転)
Iroha : 完全なる、闇の神?
Selh'teus : 君が出会った中でも、
最も恐ろしい存在となるだろうが……、
君の中にある闇を取り込んでくれるかもしれない。
Selh'teus : そして、
あれほどに強力な力を持つ神ならば、
「暗闇の雲」を知る可能性も高い。
Iroha : 師匠!
向かわれるのですか?
黙ってうなずく
心配ない
Selh'teus : これを持って、
君はまず、ウォークオブエコーズへ向かうといい。
Iroha : 私めは同行できませぬが、
師匠のご無事をお祈り申し上げております。
Iroha : 師匠、
どうかご無事で。
(クリスタルの前に佇む冒険者)
だいじなもの:時空の羅針盤を手にいれた!・時空の羅針盤
とある異世界を指し示す、 セルテウスのくれた不思議な羅針盤。 この羅針盤を手にして「禁断の口」を通り、 ウォークオブエコーズへ向かおう。