ヴァナ・ディールの星唄/論客バラモア

Last-modified: 2017-07-29 (土) 16:37:08

・論客バラモア

進行内容
 「遠い遠いむかし、
 おおきな美しき生ける石は
 七色の輝きにて闇をはらい……」。
 その「闇」とは「虚ろなる闇」ではない。
 「暗闇の雲」と呼ばれる「無」のこと。
 意思がなく、空に浮かぶ雲のように
 動くもの……。
 バラモアが語った知識と情報を、
 アシェラはどう考えているのだろうか?


  1. ララ水道(C-6)の???を調べる。
    イベント名「論客バラモア(1)(2)」
     
    Balamor : 伝説は、こうはじまる。
     すべての起こりは「石」だったのだ、と♪
    Balamor : 遠い遠いむかし、おおきな美しき
     生ける石は七色の輝きにて闇をはらい、
     世界を生命でみたし、偉大なる神々を生んだ♪
    Balamor : ……この唄、
     中の国からきた君なら
     よーく知っているんじゃないかな?
    Balamor : はじまりの「石」。
     七色の輝きで払った「闇」。
    Balamor : その「闇」っていうのは、
     確か、虚ろなる闇のことじゃないんだよね。
    Balamor : それは「無」。
    Balamor : 未来の世界を
     包み込もうとしているのは、虚ろなる闇じゃなくて、
     その「無」なんじゃないかなぁ?
     
    何という?
     「無」って何?
     「無」って「む」?
     何もないということ?
     
    「「無」って何?」「「無」って「む」?」「何もないということ?」
    Balamor : ボクもよく覚えてないから、
     君に一仕事してもらったんじゃないか。
    Balamor : ほら、もったいぶらずに
     初代王のオーブをボクに渡してごらん。
      
    (暗転、オーグストの姿)
    論客バラモア(1)

    論客バラモア(1)
    Balamor : 初代王オーグストは
     1000年ほど前に、巨大な魔力を得て
     異世界タルタロスを見い出したある男を
     封じるのに成功した。

    論客バラモア(2)

    論客バラモア(2)
    Balamor : 初代王オーグストは
     1000年ほど前に、巨大な魔力を得て
     異世界タルタロスを見い出したハデスを
     封じるのに成功した。

    (暗転)
    Balamor : この話の
     「巨大な魔力」ってのが肝でね。
    Balamor : オーグストは、
     ボクの故郷……ボクの生まれた世界に
     関わったことがあるのさ。
    Balamor : そう。
     これは、ボクの世界のものなのさ。
    (オーブを取り込みなにか閃くバラモア)
    Balamor : 思い出したよ。
     ボクの世界に伝わる話。
    Balamor : その「無」は、
     「暗闇の雲」と呼ばれていた。
    Balamor : うーん?
     何て説明すれば、
     愚かな君にも理解できるかなぁ?
    Balamor : その「暗闇の雲」は
     生きてもいないし死んでもいない。
     実際に在るわけでもない。
    Balamor : 光も闇も飲み込んで、
     すべてを停止させて無かったことにする。
     そういう負の存在、いや事象かな?
      
    (暗転)
    Balamor : でね。
     ボクの故郷も、ヴァナ・ディールも、他の世界も、
     すべて「暗闇の雲」の中に浮かぶ「島」のような
     ものだと思ってよ。
    Balamor : 「暗闇の雲」には意思がないけれど、
     空に浮かぶ雲のような動きはあってさ。
    Balamor : 風が吹いたら流れたり、
     広がったり、小さくなったり……
     そして島を……世界を飲み込むこともあるのさ。
    Balamor : そうなった場合、
     その世界は一貫の終わり!
     幕引き! ジ・エンド!
    Balamor : ま、実際にボクがみたわけでも
     体験したわけでもないんだけどねぇ。
     こいつがくれた知識だと、そういうものらしいよ。
    (暗転)
    Balamor : くふふ。
     ボクのいまの話を信じるか
     信じないかは、君次第!
    Balamor : でも、
     信じた方がいいんじゃないかな。
     君の勾玉に、何故かボクの力が入ってたよね?
    Balamor : 「フェイス」?
     ……って言うんだっけ?
    Balamor : その力が
     何故、君のもとにあるのか……
     ボクにも不思議なんだけど。
    Balamor : そういうことが
     起こりえるってことは、かなり高位の……。
     彼女が君に任せろって言ってるのかなあ?
    Balamor : 仕方ないね。
     とりあえず、この力は
     特別に返しておいてあげる。
    Balamor : ほら、アレだよ、アレ。
     さっさと、勾玉を出してくれないかな?
    Balamor : 圧倒的不利な状況から活路を開く。
     なかなか熱い展開じゃない?
    Balamor : ではでは!
     また出会う日まで
     ごきげんよう~!