・逃れられぬ運命
進行内容
イロハは無の使者に襲われ、
その不思議な力……フェニックスの
力を奪われてしまっていた。
一刻も早く、力を取り戻さねばならない。
プリッシュから聞いた情報を元に、
「魔笛」があるというアトルガン地方へ
向かおう。ジュノ下層にある「天晶堂」から
案内が出ているそうだ。
- ジュノ上層(F-7)のDoor:"Marble Bridge"を調べる。
酒場と相場が決まっているのでござるが……
イロハ殿はいったい何処へ……。
(高所で佇む仮面の男)
Tenzen : [Your Name]殿……
あやつ……、もしや噂の……!?
(倒れこみ力を奪われる冒険者)
Tenzen : 大丈夫でござるか!?
Tenzen : そこへ直れ!
Tenzen : そなたが、おなごを追って
滅びる未来からここへ来たこと……
Tenzen : そなたが「虚ろなる闇」の
使者であること、お見通しでござる!
観念せよ!
Volto Oscuro : 私ハ……
永遠に……倒せヌ……
Volto Oscuro : 「闇」ヲ……
受け入レル……他ないノダ……
Volto Oscuro : 「決断ノ時」……
そノ時……ハ……近イ……
Volto Oscuro : 導くノダ……
テンゼン……ヨ……
(ヴォルトオスクーロが指差す先にイロハが倒れている)
Tenzen : !?
Tenzen : イロハ殿!
お気を確かに!
Tenzen : あ奴に、
無の使者にやられたのでござるか!?
Iroha : ……ああ……
奪われて……しまい申した……。
Tenzen : 奪われた!?
Iroha : 鳳凰の力……。
フェニックスの力が……。
(イロハが光になって消えてしまう)
Tenzen : な……
なんということでござろう!?
Tenzen : この刀「鳳凰丸」。
以前にお教えしたとおり、命の霊獣
フェニックスの息吹を宿していたものでござる。
Tenzen : 我輩と
あの娘御が初めて会いまみえたとき……。
Tenzen : この刀に
あの娘御が持っていたフェニックスの力が
ほんの欠片だけ移動したのでござる。
Tenzen : その欠片の思念、
我輩には理解できるもの。
Tenzen : それは、
娘御に宿りし力は、未来の完全なる
フェニックスであると断言できるもの。
Tenzen : そして完全なる
フェニックスの息吹は、無敵とも呼べる力。
どのような悪事をも働くことができよう。
Tenzen : そして、ひんがしの
虚ろなる闇を完全に晴らすことができる力……。
Tenzen : しかし……
フェニックスの半身はセルテウス殿の元に
あったはずでござるな……未来は一体……?
Tenzen : ともかくでござる、
[Your Name]殿!
Tenzen : 一刻も早く、我々で
フェニックスの力を無の使者から
取り戻さねばなるまい!
そうしよう!
ちょっと待て!
どうすればいい?
Tenzen : 何を待つでござるか?
Prishe : おい、おまえら!
Prishe : こんなところで
何をぼーっとしてやがるんだ!?
Prishe : 俺はな、
見るからに怪しい仮面の男を見つけたぜ!
Prishe : 俺の顔を見るなり
「懐かしい」だぁ「変わってない」だぁ、
怪しいことを言って去っていったぜ!?
Tenzen : なんと!
その仮面の男はどこへ行ったか、
わかるでござるか!?
Ulmia : 「魔笛」という
何かが必要だとか、呟いていましたが……
Prishe : あの仮面の男、
ぜってぇにおかしいぜ!?
Prishe : 独り言だけど、
独り言じゃねぇみてぇな……
誰かと会話している感じだったもんな!
Tenzen : 「魔笛」……。
聞いたことはあるでござる……。
Tenzen : アトルガン地方にある
不思議な力を持っている楽器のこと。我輩もいつか、
調査をしに向かいたいと思っていた品でござる。
Prishe : あとるがん?
聞いたことはねぇし、
なんとなく遠そうだなぁ!
Tenzen : [Your Name]殿、
アトルガン地方へ向かうでござる!
Tenzen : ジュノ下層にある
「天晶堂」から案内が出てると
忍びの者に聞いたことがあるでござる!
はい
いいえ
Tenzen : さっそく、
向かうでござるよ!
Prishe : 俺はここに残るぜ。
ちょっと気になることがあってな……。
Prishe : 奴の雰囲気……
なにかに支配されてるような感じだったぜ……。
Ulmia : 気を付けてくださいね、
[Your Name]さん。