ヴァナ・ディールの星唄/累々たる想い

Last-modified: 2017-07-25 (火) 21:08:35

・累々たる想い

進行内容
 イロハに稽古をつけたが、
 彼女は何事か思い詰めた様子。しかも、
 無の使者と対決したがっているようだ。
 女神アルタナに会う案を伝えた結果、
 古代人に尋ねにいくことになった。
 ノーグに戻り、古代人について
 情報を集めよう。


  1. 指定されたアイテムをミザレオ海岸(G-5)の???にトレード。
    イベント名「累々たる想い」
     
    Iroha : 有り難き幸せ!
    Iroha : では、師匠、
     稽古の方もよろしくお願いいたします!
    Iroha : 本気で!
     殺す気で!
    Iroha : あらん限りの
     手を使って!
    (イロハと冒険者の特訓が始まる)
      
    (暗転)
    Iroha : 有り難うございました!
    Iroha : 師匠、腹が減り申した。
     ……おにぎりでも共に食しませぬか?
    Iroha : 師匠、
     おにぎりの海苔がついておりましたぞ。
    Iroha : あ、あいすみませぬ。
     ついつい、昔の癖が……
    Iroha : ……我が母上は、
     「そういったものを食すれば、
     美しい黒髪が生える」と常々、
     言っておりました。
    Iroha : そして、我が黒髪は
     師匠に初めてお目にかかりしとき、
     お褒めに預かりましたもの。
    Iroha : 無論、
     今の師匠はご存じありませぬでしょう?
    Iroha : けれども
     幼子であった私めには、もったいない……
     光栄極まりないお言葉でございました。
    Iroha : それ以来、この黒髪は
     私めの宝でございまする。
     
    何という?
     綺麗な髪だ
     髪は女の命
     母上って?
     
    「綺麗な髪だ」
    Iroha : ……有り難き幸せ。
     
    「髪は女の命」
    Iroha : 女の髪には
     力が宿ると申します……。
     
    「母上って?」
    Iroha : 師匠は
     既にお会いしておりますが……、
     今はまだ、我が胸に秘めておきまする。
     
    Iroha : ところで、師匠。
    Iroha : 無の使者は、
     師匠に「未来を変えたい」と
     言ったのでありましたな。
    Iroha : 闇の力を集め、
     闇の力で未来を変える……?
    Iroha : いったい、
     どういうことでございましょうや。
     
    どういうこと?
     闇に閉ざされた未来を作る
     まっくらやみの未来を作る
     より早く闇が来る未来を作る
     よくわからない
     
    「闇に閉ざされた未来を作る」
    Iroha : つまり、
     私めが来た未来と同じ。
    Iroha : あの未来を
     どう「変える」というのでしょうや……?
     
    「まっくらやみの未来を作る」
    Iroha : 想像する限り、
     あまり良い未来とは言えませぬが、
     私めが来た未来よりは良いのでございましょうか?
    Iroha : ああ……
     私めの頭の作りでは、隅々まで考えが及びませぬ。
    Iroha : 恨み節のひとつも
     言いたくなりましょうぞ、父上……。
     
    「より早く闇が来る未来を作る」
    Iroha : なるほど、確かに、
     そう考えれば道理が通りまするな。
    Iroha : 私め、
     混乱するところでござった。
     さすが師匠、切れ者でござる。
    Iroha : ただ、
     エクスカリバー……については、
     どう説明すればよいのか……。
     
    「よくわからない」
    Iroha : 私めにも、
     何が何やら見当がつきませぬ。
     
    Iroha : ……師匠。
     私めも、無の使者と対決せねばなりませぬ。
    Iroha : 私めが
     生き返るために、フェニックスの力を
     使っていることは先に明らかとされたとおり。
    Iroha : それは、
     万物の理、自然の理から外れた行為。
    Iroha : いくら、
     命や再生を司る大いなるもの
     フェニックスとしても限界がございます。
    Iroha : そのような無理を通してきた故、
     フェニックスの力も減るばかり。
    Iroha : あの力は本来、
     師匠に不意なることがおきた場合、
     使うべきものなのでございます。
    Iroha : え……?
     何度も生き返っている私めのことも心配だと?
    Iroha : 肉体の痛みなぞ、
     あの闇に包まれた世界を思えば、
     たいしたことはござりませぬ。
    Iroha : この心の痛みは……
     あの闇の中での孤独を思えば、
     まだ耐えうるものでございまする。
    Iroha : 然れども……
     どちらにしろ、私めは弱き存在でございますな。
    Iroha : しかも
     私めが早い時代へ転がり落ちたゆえ……
    Iroha : この私めなどに、
     何度も何度もフェニックスの力が……。
    Iroha : これを不甲斐ないと言わずして
     なんと言いましょうや!
    Iroha : それゆえに私めは、
     無の使者と最後の対決をせねばならぬのです。
    Iroha : そして……
     もしも私めの力及ばず、死に至ったならば……
    Iroha : 無情などと思わず、
     ただただ放っておいていただきたい。
    Iroha : 勾玉に光を集める道を
     ひとりでも着実に進めている師匠ならば、
     必ず決断の時を迎えることができましょう。
     
    何という?
     ひとりでは決断の時を迎えられない
     無茶をしないで
     女神アルタナに会えば解決する
     
    「ひとりでは決断の時を迎えられない」
    Iroha : 師匠。
     私めにはわかっておりまする。
    Iroha : 勾玉に
     満ち溢れている力をくださった方以外にも、
     師匠のまわりには多くの絆がございます。
    Iroha : その方々の助けがあれば、
     すべては容易なこと。私めにも
     それがわかったのでございます。
     
    「無茶をしないで」
    Iroha : 私めの命懸けの
     決意でございますぞ。
     軽んじぬよう、お願い申す。
     
    「女神アルタナに会えば解決する」
    Iroha : 女神アルタナに……?
    Iroha : 私めには
     思いもよらぬ案を出す者がおりますな。
    Iroha : 無論、
     万物の理、自然の理に反する
     我が身については捨て置いても構いませぬが……
    Iroha : 未来を変える力、
     もしくはその方法が、
     はっきりするやもしれませぬな!
    Iroha : では、早速、
     古代人へ尋ねに参りましょうや。
    Iroha : 何を不思議に思っておいでです?
    Iroha : 古代人のことは前に、
     師匠が教えてくださいました。
    Iroha : いえ、未来の師匠が
     教えてくださったのでしたな。
    Iroha : カムラナート、
     エルドナーシュ。
    Iroha : ジュノを治める者たちが
     私どもとは異なる種族……
     古代人だったということでございました。
    Iroha : 彼らならば、
     女神アルタナのことに詳しいと思われます。
    Iroha : ……ああ、
     わかっておりまする。
    Iroha : そのお二人とも、既に亡者。
     よって、私めは古代クリュー人への
     謁見をお勧めいたしとうござります。
    Iroha : 準備などございますから、
     一度、ノーグで落ち合いましょう。