・累々たる想い
進行内容
イロハに稽古をつけたが、
彼女は何事か思い詰めた様子。しかも、
無の使者と対決したがっているようだ。
女神アルタナに会う案を伝えた結果、
古代人に尋ねにいくことになった。
ノーグに戻り、古代人について
情報を集めよう。
- 指定されたアイテムをミザレオ海岸(G-5)の???にトレード。
イベント名「累々たる想い」
Iroha : では、師匠、
稽古の方もよろしくお願いいたします!
Iroha : 本気で!
殺す気で!
Iroha : あらん限りの
手を使って!
(イロハと冒険者の特訓が始まる)
(暗転)
Iroha : 有り難うございました!
Iroha : 師匠、腹が減り申した。
……おにぎりでも共に食しませぬか?
Iroha : 師匠、
おにぎりの海苔がついておりましたぞ。
Iroha : あ、あいすみませぬ。
ついつい、昔の癖が……
Iroha : ……我が母上は、
「そういったものを食すれば、
美しい黒髪が生える」と常々、
言っておりました。
Iroha : そして、我が黒髪は
師匠に初めてお目にかかりしとき、
お褒めに預かりましたもの。
Iroha : 無論、
今の師匠はご存じありませぬでしょう?
Iroha : けれども
幼子であった私めには、もったいない……
光栄極まりないお言葉でございました。
Iroha : それ以来、この黒髪は
私めの宝でございまする。
綺麗な髪だ
髪は女の命
母上って?
Iroha : ……有り難き幸せ。
Iroha : 女の髪には
力が宿ると申します……。
Iroha : 師匠は
既にお会いしておりますが……、
今はまだ、我が胸に秘めておきまする。
Iroha : 無の使者は、
師匠に「未来を変えたい」と
言ったのでありましたな。
Iroha : 闇の力を集め、
闇の力で未来を変える……?
Iroha : いったい、
どういうことでございましょうや。
闇に閉ざされた未来を作る
まっくらやみの未来を作る
より早く闇が来る未来を作る
よくわからない
Iroha : つまり、
私めが来た未来と同じ。
Iroha : あの未来を
どう「変える」というのでしょうや……?
Iroha : 想像する限り、
あまり良い未来とは言えませぬが、
私めが来た未来よりは良いのでございましょうか?
Iroha : ああ……
私めの頭の作りでは、隅々まで考えが及びませぬ。
Iroha : 恨み節のひとつも
言いたくなりましょうぞ、父上……。
Iroha : なるほど、確かに、
そう考えれば道理が通りまするな。
Iroha : 私め、
混乱するところでござった。
さすが師匠、切れ者でござる。
Iroha : ただ、
エクスカリバー……については、
どう説明すればよいのか……。
Iroha : 私めにも、
何が何やら見当がつきませぬ。
私めも、無の使者と対決せねばなりませぬ。
Iroha : 私めが
生き返るために、フェニックスの力を
使っていることは先に明らかとされたとおり。
Iroha : それは、
万物の理、自然の理から外れた行為。
Iroha : いくら、
命や再生を司る大いなるもの
フェニックスとしても限界がございます。
Iroha : そのような無理を通してきた故、
フェニックスの力も減るばかり。
Iroha : あの力は本来、
師匠に不意なることがおきた場合、
使うべきものなのでございます。
Iroha : え……?
何度も生き返っている私めのことも心配だと?
Iroha : 肉体の痛みなぞ、
あの闇に包まれた世界を思えば、
たいしたことはござりませぬ。
Iroha : この心の痛みは……
あの闇の中での孤独を思えば、
まだ耐えうるものでございまする。
Iroha : 然れども……
どちらにしろ、私めは弱き存在でございますな。
Iroha : しかも
私めが早い時代へ転がり落ちたゆえ……
Iroha : この私めなどに、
何度も何度もフェニックスの力が……。
Iroha : これを不甲斐ないと言わずして
なんと言いましょうや!
Iroha : それゆえに私めは、
無の使者と最後の対決をせねばならぬのです。
Iroha : そして……
もしも私めの力及ばず、死に至ったならば……
Iroha : 無情などと思わず、
ただただ放っておいていただきたい。
Iroha : 勾玉に光を集める道を
ひとりでも着実に進めている師匠ならば、
必ず決断の時を迎えることができましょう。
ひとりでは決断の時を迎えられない
無茶をしないで
女神アルタナに会えば解決する
Iroha : 師匠。
私めにはわかっておりまする。
Iroha : 勾玉に
満ち溢れている力をくださった方以外にも、
師匠のまわりには多くの絆がございます。
Iroha : その方々の助けがあれば、
すべては容易なこと。私めにも
それがわかったのでございます。
Iroha : 私めの命懸けの
決意でございますぞ。
軽んじぬよう、お願い申す。
Iroha : 女神アルタナに……?
Iroha : 私めには
思いもよらぬ案を出す者がおりますな。
Iroha : 無論、
万物の理、自然の理に反する
我が身については捨て置いても構いませぬが……
Iroha : 未来を変える力、
もしくはその方法が、
はっきりするやもしれませぬな!
Iroha : では、早速、
古代人へ尋ねに参りましょうや。
Iroha : 何を不思議に思っておいでです?
Iroha : 古代人のことは前に、
師匠が教えてくださいました。
Iroha : いえ、未来の師匠が
教えてくださったのでしたな。
Iroha : カムラナート、
エルドナーシュ。
Iroha : ジュノを治める者たちが
私どもとは異なる種族……
古代人だったということでございました。
Iroha : 彼らならば、
女神アルタナのことに詳しいと思われます。
Iroha : ……ああ、
わかっておりまする。
Iroha : そのお二人とも、既に亡者。
よって、私めは古代クリュー人への
謁見をお勧めいたしとうござります。
Iroha : 準備などございますから、
一度、ノーグで落ち合いましょう。