Demon Machineなんて武器じゃねえ! ただの貫通するFire Ballだ!
遠距離から弓をパスパス撃つなんてチキンなことはせず、魔力付加の武器と鎧とバリヤーで正面きって正々堂々と殴りあう大変漢なビルドです。
個人的にはこちらをEnchantressと呼びたい(現在のEnchantressは1.09時代にBow Sorcと呼ばれていた)。
構想
Enchantは炎スキルとしてFire Masteryが適用された後、さらにもう一度、属性ダメージとしてFire Masteryが適用される。この莫大な炎ダメージを用いて殲滅する。
また、氷の鎧やEnergy Shieldなど防御面のスキルも充実している。
戦い方
Enchant、Armor系、Energy Shieldなど魔力付加スキルを自身にかけた後、敵集団に突撃する。
パーティプレイ
当然、パーティーメンバー全員にかたっぱしからEnchant。タロン朝や弓アマ、骨ネクの手下たちにはかなり有効。後は他のビルド同様、Static Fieldで援護したりします。
良い点
- 基本的に攻撃も防御もスキル依存なビルドなので、アイテムを選ばない。
- いろいろな武器を状況にあわせて使えるので、うまく運用すれば万能キャラになれる。
欠点
- ES型の場合、Mana Burnに非常に弱い。
- また、いくら防御スキルに振るといってもSorcは近接攻撃が得意ではないので遅い攻撃速度と体勢回復、低いライフなど課題は多い。
- あとFIがつらい。
- FOをとらない場合は、FIPIがどうしようもなくなってしまう。
スキル配分
Fire Spells
- Warmth:20
- Enchant: 20
- Fire Mastery: 1~20
Lightning Spells
- Telekinesis: 1~20
- Teleport: 1
- Static Field: 1
- Energy Shield: 1~20
Cold Spells
- Armor系一種: 1~20
- Frozen Orb: 0 or 1+ブースト or 20
- Cold Mastery: 0 or 1
スキル解説
ポイント配分が厳しいので、何に重点をおくかで配分は変わる。命中率の関係でEnchant20は必須。
攻撃に重点を置くならFire Skillにすべてをかける。
防御力に重点を置くなら、氷の鎧に振る。なお、Frozen Armorは命中した場合のみ、攻撃者を凍結させるので、防御力を追求するのなら、Shiver Armorがいいと思います。
ダメージ低減能力を極めるならTelekinesis20は必須である。Energy Shieldは高レベルになると上昇率が悪くなるので、振らないほうがいいかも。ブースト込みで吸収率70%を超える16くらいあればいいと思われる。
なお、低減の手順はES→DR(MDR)→DR%(レジ)→属性吸収である。
FI対策にFrozen Orbを取得するのもオススメ、と言うか取らないと手も足も出なくなる。
その場合Cold Masteryも一緒に。
ステータス配分
- Str: Thundergod's Vigorが装備できる110あたりが妥当かと。
- Dex: 命中率に満足するまで。盾持ちならばブロック率75%を目指す。
- Vit: それ以外といいたいが、Sorceressはライフ還元率が悪いので、護符などでライフを上昇したほうが効率はいい。
- Ene: Energy Shieldを運用するならばそれ以外全部。しないならば初期値。
装備
特化能力によって、使用アイテムはさまざまだ。
ES特化の場合、ダメージ自体を低減できるので、DRやレジは%のものより数値のほうがいい。ただし呪いやMana Burn対策のためにやっぱり必要。ESは死ぬほどマナを食うので、マナとマナ還元を最重要視する。
装備例
近接ビルドの定番以外を紹介する。
武器
- RW Passion : PaladinのスキルZealが使用可能になる武器。もっともポピュラー。攻撃速度はZeal速度計算参照。
- RW Insight : Meditationのオーラが展開できる武器。Sorceressは発動武器である杖やPolearmのスイング速度が一番速い。そこそこのEDをoskillのCritical Strikeでさらに倍増できる。杖もち、鎌もちのSorceressは多分少数なので、すごい目立ちます。
- RW Kingslayer : PaladinのスキルVengeanceが使用可能になる武器。ただし使用ルーンに見合うかは謎。 Feral Axeで護符・籠手・ベルトでIASを稼ぐと9フレVengeance。
- Frostwind : バリンバリン敵を砕ける。なお、敵凍結アイテムを装備すると、氷の鎧の凍結時間も長くなるっぽい。
- Kuko ShakakuとDemon Machine : 困ったときの最終武器。ただし一度使うと殴らなくなる可能性があるので、絶対に使用しないこと! まあピンチのときにわざわざ両手武器に変えるメリットは少ないかもしれないが、Mana Burn対策にはいいだろう。
防具
RW Sanctuary : 遠隔攻撃タイプの敵への対処が一つの問題。裏に仕込んでSlow Missileを活用するのもいい。
装備オプション
上記装備とは別に、Enchant用の装備を用意します。
炎Skill+3なサークレットや護符、Enchant Skill+3のついたOrmus' Robes。武器はRW LeafやRW Memory。もし、炎SkillにEnchantがついたナイスなオーブを発見できれば、RW Spirit盾と併用すると非常に強力です。
FI対策にFOを使うなら裏にThe Oculusなどのキャスター向け装備を。
その他
育成
死ぬほどつらい。というかいつまでもつらい。ESに振ると、マナに鬼のようなダメージが来るので、Telekinesisをさきに振る。意外とACT3傭兵が集団殲滅力に優れているので、育成には結構使える。
『Meleeソサのプレイ感覚(特色)を生かした初期育成の一例』
- Cathan's Seal×2
- Sigon's Wrap、Sigon's Gage、Sigon's Sabot
- Arcanna's Head&Arcanna's Flesh
・・・この組み合わせで、22%LS、+30%IAS、高い防御値(Lv15時420)を獲得できる。
Shiver ArmorとDefiance兄貴の組み合わせで、早々と防御値1000超えが可能。
振りの速い、かつ高ダメージの両手鎌を装備すればモリモリ吸える。
護符はお好みで、Lv15からならThe Eye of Etlichがおすすめ(スキル+1、さらに+3-7%LS、遠隔防御UP)。
なければ、Cathan's Sigil(+15-20火ダメ)、Arcanna's Sign(ライフ+50)で、殴りソサのコンセプトをキープしつつ強化できるパーシャルボーナスを得ることができる。
傭兵
ES型で自身がRW Insightを用いない場合にはACT2の傭兵は必須。スキルEDがないのでMight傭兵がいいが、その場合、Iron Maidenによる反射ダメージがきつくなる。
いくらEnergy Shieldがあるといっても、Sorceressは壁役に向いていない。兄貴に壁になってもらうしかないが、Hellの敵の攻撃力は兄貴でも支えきれない事が多々ある。
兄貴には敵を弱体化させる装備(The Reaper's TollやKelpie Snareなど)を装備して耐えて貰おう。
注意点
Enchantressにクラスチェンジしたり、熊に取付かれないようにする。その際は前職を生かしたビルドになってくれ。