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【Wii版】

Last-modified: 2019-08-05 (月) 23:56:14

概要 Edit

2012年8月2日に発売された。DQ10最初の対応プラットフォーム。同年3月頃から行われてきたベータテストを経て発売された。ゲーム機がかなり普及していたこともありWii版のユーザーは多かったが、2017年11月15日をもって惜しまれながらも本作のサービスが終了した。詳しくは後述。

Wiiとは Edit

任天堂が2006年12月に発売したゲーム機。読みは「ウィー」。
DVD相当の光ディスクドライブと無線LAN(Wi-Fi)によるネットワーク機能を持つ。縦長の無線コントローラー「Wiiリモコン」と左手デバイスを合わせた「ヌンチャク」により独特のプレイ体験をもたらし、国内累計1200万台を越える大ヒット機となった。
DQシリーズではその操作を生かしたゲームとして【ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔】が2007年に発売され、これ以外にはDQ1・2・3移植版とバトルロードビクトリーも出ている。
反面、同世代の他機種に比べ内蔵ストレージが少なく、映像出力はHDに対応していない。
 
DQXTV番外編「プロデューサー夜話~bar miyake」(2017年11月2日)によると、本作の機種選定ではPlayStation3も候補にあったが、堀井雄二の「(PS3は)高い」という意見がWii決定の大きな理由のひとつとなったという。

特徴 Edit

MMOに必須の大容量ストレージ(データ保存領域)が内蔵されていないため、USBフラッシュメモリーをWii本体に挿す必要があった。一回ディスクの中身をUSBにインストールしたら、以降はディスクレスで遊べる。Wii版の利用券はWii U/Windows/Nintendo Switch版に使いまわしできたのも特徴。
画質は解像度854×480(16:9)、30fps。性能の限界で画質は荒くメッセージウィンドウも大きい。
テレレーで有名だった【シンセサイザー音源】を聞けたのはWii版のVer.1まで。

問題点 Edit

ハード末期(リリースされた年の暮れに後継機Wii Uの発売が控えていた)に発売されたため、サービス当初はさほど問題にならなかった「Wiiというハードの限界」が徐々に見え始めてしまう。主に、

  • 有線化してもボトルネックになるネットワーク接続。
  • 外付けのため遅いUSBメモリーと、非常に長いインストールやアップデート時間。
  • メインメモリの制約とグラフィック性能の低さ。ユーザーイベントで十数人集まっても6~7人しか見えない。
    • さらに、これに合わせるために他ハードでのグラフィックレベルを上げられない。

一番下についてはVer.3.5.8で一応の解決をみたが、影響は大きく開発・運営上の限界が刻々と近づいていた。
そして…

Wii版のサービス終了 Edit

2017年2月のDQXTVにて、Wii版はVer.3期間終了をもってサービス終了と告知された。理由は主に

  • 数世代前の旧式ハードという開発上の足かせ
  • ハードの販売元である任天堂のサポート終了による開発機材の枯渇

の2点であると番組内で語られた。
後者の方が影響が大きく、ハード発売から10年以上経過し任天堂の開発サポートも終了しており、開発キットの新規調達ができず実機検証が行えなくなってしまう。さらに任天堂のサポートがないということは、クライアント側のシステム起因のセキュリティ上の不具合があっても修正・回避困難を意味するので、(クライアント側を信用していない設計であるとはいえ)MMORPGであるDQ10としては容認できないことであり、泣く泣くサービスを終えることとなった。
 
Wii版ユーザーへの対応として、【Nintendo Switch版】への無料アップグレードキャンペーンが期間限定で行われたほか、終了直前の2017年10月18日~11月15日までは利用券が切れていてもWii版のみ無料でプレイできた。
 
そして2017年11月16日午前0時00分、Ver.3の終了(メンテナンス開始)とともにサービス終了。
同時にWiiポイントによる利用券購入やヌンチャクといったWii版絡みのサポートも終了した。
同日、オンライン接続を必要としない【オフラインモード】の仕様変更により、サポート対象外にはなるがWii版のみこのモードがプレイ可能となっている。
なお、DQ10利用券購入の窓口だったWiiショッピングチャンネルも2018年3月27日にWiiポイントの追加が終了、2019年1月31日には各種コンテンツ購入も終了した。未使用のWiiポイントの払い戻しは2019年2月20日~2019年8月30日まで。
 
5年間頑張ってくれたWii版に感謝。