【ドラゴンクエストX TV】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 01:34:37

概要

ニコニコ生放送で放送されているDQ10の公式番組。
略称は「DQXTV」(ディーキューテンティーヴィー)。
Ver.5現在の正式名称は「超ドラゴンクエストX TV」である。
 
通常、大型バージョンアップの前に放送される。
特別企画として、秋の10時間スペシャルや番外編の「よーすぴサンタのクリスマス」が毎年恒例。
また、TGSやジャンプフェスタ、ニコニコ超会議等の壇上からも出張版として放送される。
 
なお、バージョンアップ情報やリアル夜話などでのゲームに関する重要情報は、【目覚めし冒険者の広場】にて「速報」や「開発者便り」として、翌日には発表されるようになっている。
 
尚、【スクウェア・エニックス】のゲーム公式番組の殆どが自社制作なのに対し、本番組は【ドワンゴ】?が制作している。
8周年カウントダウン特番(2020/08/01)からはYouTube Liveでも公式配信されるようになった(それまでもTGSなどからの出張版はYouTubeでも配信していた)。ドラゴンクエストX秋祭り2020(10月31日)より、ニコ生ではスクエニIDとのアカウント提携サービスを開始し、アイテム配布などの差別化を行なう模様。
 
過去の放送分はタイムシフトによりいつでも視聴することが可能。

主な出演者

MCは【椿彩奈】(旧称:椿姫彩菜)がスペシャルベータ版からのフル出演。
「超」からは竹若元博(バッファロー吾郎)とのダブルMC体制となった。
 
レギュラー陣は、【齊藤陽介】プロデューサー時代には齊藤Pがレギュラー出演、大型アップデート情報があるときや出張版・拡大版の際は開発代表でディレクター(【藤澤仁】/【齋藤力】/【安西崇】)も参加する形だった。
Ver.4以降は【青山公士】Pと安西Dがレギュラー出演している。
なおVer.3の後半は安西CP(当時)が準レキュラー、「超」からは青山TD(当時)がレギュラー陣に加わって冠コーナーを持ったが、これらは交替を見据えての顔見せと地ならしだったようである。

  
Vジャンプ編集部の【サイトーブイ】が不定期に登場。よーすぴサンタのクリスマス放送中に酔いつぶれ寝てしまってからは隔離部屋での出演になることも多い。
これも2019年以降は後任のマナティブイに移行していった。
 
【キャラクターボイス】がつくようになったVer.5以降は、登場するキャラの担当声優が登場することもあるようになった。
逆に、プレイヤーとして登場した声優が本作に起用されるケースもある。下記の初心者大使からも起用されている。
 
DQX初心者大使も準レギュラーとなっている。メンバーは次の通り(DQ10引退者は薄い字で表記)。

第一期河嶋まいこ、初美メアリ、柊かなえ
第二期石川竜太郎、磯部恵子、成田優介、ほりゆうこ
第三期阿見201、河内愛稀、坂口和也、渡辺未優
第四期太田裕二、大山雄史、内藤小也華、八幡カオル
第五期上原りゆき、兼田いぶき、松川貴則、梨衣名
第六期大城莉々香、川村海乃、高野光平、ひだか
第七期園村将司、西井万理那、福田直也、藤咲きく乃

なお齊藤Pの退任により、初心者大使は第六期で最後と思われたが、第七期が任命された。
2019年に第七期が卒業して以来、現在のところ新規の初心者大使企画は行われていない。
 
初期のスペシャル版では、DQXTV以前からTGSやジャンフェスで関わりがある【碧井エリ】がサブMCとして出演することが多かった。
お見送り芸人しんいちは第三期オーディションに落ちたものの、自主配信をしたことなどが認められ2016年の夏祭りに呼ばれたほか、R-1グランプリ王者となった2022年の夏祭りには正式ゲストとして凱旋出演した。

主な内容

  • 情報コーナー
    大型アップデート、新規対応機種などの最新情報を発信。
    運営・プレイヤーの双方にとって、最も重要なコーナーと言える。
  • 地味コーナー
    自社放送時代からの人気コーナー。安西Dになって情報コーナーに吸収され廃止された。
  • 聞かせてあなたのアストルティア!
    ゲストのプレイ状況を、写真を出しながら紹介するトークコーナー。
  • バトルチャレンジ
    ゲストを交えて強ボスやコインボスに挑む。
    その時の旬なモンスター、時に実装目前のものと初出しで戦うこともあり、情報コーナーに次ぐ目玉。
    なお、Ver.2時代に職人チャレンジが行われたこともある。
  • ディレクターリアル夜話
    ディレクター自らがゲーム内の諸問題について考えや対策や述べる。不定期配信。
    りっきー以降はスペシャル番組や夏祭り等の特別な機会でのみの実施となっている。
  • よーすぴ散歩
    番組中にゲーム内の各地を回るコーナー。集った人に記念品を渡すこともあった。
  • 教えて! 青山さぁぁぁぁぁん!
    青山P(開始時はTD)がサーバー処理やグラフィック等、DQ10の技術的な仕組みについて解説する。
  • アストルティア調査隊
    コンテンツの攻略状況やプレイヤーの人気職業傾向など、国勢調査も含めサービス中に得られた様々な統計を公開する。
  • 秋の大運動会
    2014年から2016年にかけて、毎年秋(10月~11月)に開催されていた10時間生放送特番。
    参加者が紅組と白組に分かれてバトルチャレンジ等を競い合うが、二人羽織やしぐさジェスチャークイズ、転生モンスター発見マラソンプレイなど身体を張るものが多い。
    また合間に野外収録の釣り堀対決も行われた。
  • 秋の大文化祭
    2017年と2018年の秋に開催されていた10時間生放送特番。
    大喜利や絵画展(お絵かきクイズ)など「文化祭」っぽい企画が増えたが、激辛カレーを食べながらバトルチャレンジをするなど別の意味で身体を張る企画もあった。
    野外収録では乗馬セグウェイ競争も行われた。

変遷

Ver.1 (藤澤D時代)

前身はTGS2012やジャンプフェスタ2013の当日に放送していた「ドラゴンクエストX チャンネル」
ステージイベントの生中継と、楽屋裏から藤澤Dと碧井エリがアップデートの内容を説明する「ライブアストルティア」の二段構えの企画だった。
当時は自社サーバからの配信だったが、春祭りあたりから他の中継企画でニコ生を使うようになり、2013年6月22日にスペシャルベータ版として「ドラゴンクエスト10だけに10時間ニコニコ生放送やっちゃうぞスペシャル(ベータ)」が放映された。
 
その後「ドラゴンクエストX TV Ver.1.5」として2013年8月27日からレギュラー放送がスタート(ちなみにこの日は新生FF14のサービスイン当日だったので、激多忙な吉田Pに電話するという企画が行われた)。Ver.1.5の期間が長くなる埋め合わせの意味もあった模様。
隔週火曜日に放送を続け、Ver.2.0移行を控えた11月30日に最終回(第8回)を迎える。

Ver.2~3 (りっきーD時代)

Ver.1期の人気をうけて2013年12月25日にクリスマスSPが放送され、さらに2014年1月28日から「ドラゴンクエストXTV Ver.2」として正式に復活。
Ver.2は2015年4月25日で最終回(第15回)を迎えたが、同日に「Ver.3」として続投することが正式発表された。5月末の第4期初心者大使の選出・準備の番外編を経て、2015年6月9日より本編がスタートした。
 
Ver.3の途中(第4回以降)からはナンバリング(第X回)はりっきーD確定出演の上VU直前に行われるようになり(その分頻度は減った)、新情報のない回(初心者大使の活動報告や、秋の大運動会SP)は番外編に振り分けられている。
Ver.3の最終回は2017年6月20日(第12回)だが、その後に夏祭りSPと秋の大文化祭SPが入り、りっきーDの退任発表と送別コーナーはそこで行われた。
 
2015年11月14日と2016年6月10日にはバッファロー吾郎・竹若やケンドーコバヤシなど、同番組にもゲスト出演したことのある吉本芸人たちによるイベント【どっぷり芸人】が開催された。

Ver.4~ (安西D時代)

2017年11月からは、Ver.4の発売に合わせて、「超ドラゴンクエストX TV」に改題。
追加パッケージのサブタイトルに「Ver.4」の文字を入れないことに合わせたものだろう。
 
VUサイクルは変わったが、1アップデート内で番外編・出張版を除いて1~2回ペースで放送している。
MCが椿・竹若の2人体制になった。
開発からは齊藤P・安西Dに加えて、青山TDが出演。
なお2018年8月25日の夏祭りWESTで齊藤Pが勇退して青山TDがPとなったため、以降は青山P・安西D体制となっている。
竹若が加わったのも齊藤の後釜の賑やかし枠としてであった。
 
情報コーナーは、より開発意図をトークで伝えようとする姿勢が見られるようになった。
また、地味コーナーは当初のネタ的な意味を離れ、情報コーナーとの切り分けが難しくなっていたため単独のコーナーとしては廃止。地味な変更点は情報コーナー内で語られるようになった。
Ver.4.1~Ver.4.5後期の情報コーナーは「安西先生! 忘れ物はないですか!?」に改称されていたが、Ver.5以降は再び「情報コーナー」表記に戻った。
 
青山TDは新コーナー「教えて! 青山さぁぁぁぁぁん!」でサーバー処理の内容を初心者向けに分かりやすく解説し、番組の新しい見どころとなっている。上記の通り青山Pとなってしまったが、開始のタイミングでPの交代は決まっていたことなどの理由で、コーナーはそのまま継続されている。
 
第7回(2019/1/22)以降は新たに「アストルティア調査隊」も開始。
 
世界的な新型コロナウイルス流行下の第17回(2020/05/19)では出演者を椿&竹若、青山P、安西D、小澤CPの5人に絞り込んだ初の完全リモート放送が行われた。
 
超DQXTV冒険者の超忘年会スペシャル2021(2021/12/28)より【アストルティア放送局】のベータテストが始まり、ドラゴンクエストX 夏祭り2022(2022/07/23)より正式サービスとなった。

関連

本家の【公式番組】も参照。

『ドラゴンクエストX オフライン』情報だらけでSHOW!

DQ10オフラインの情報を公開する番組。2021年10月3日に放送された。
司会は【クロウズ】役の福山潤、【白石琢磨】Pとタレントの飯窪春奈が出演した。
 
その後発売間近の詳報として2022年9月11日に二回目が放送。アストルティア放送局にも対応している。
司会の福山潤、白石Pのほか、【ダストン】役の伊藤健太郎、【マイユ】役の遠藤綾、【フォステイル】役の斎賀みつき、【フウラ】役の白石晴香が出演した。

外部リンク

ドラゴンクエストXTV ニコニコチャンネル