【ノーザン・グランブレード】

Last-modified: 2022-01-29 (土) 06:02:15

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場する北の勇者【ノヴァ】の必殺技。
大きく跳び上がりながら最大出力の【闘気の剣】を作り出し、一気に振りおろして敵を斬り伏せる大技。
発動するときは【闘気】が十字に輝くのが特徴である。
直訳すると「北の偉大なる刃」。
 
劇中初披露の相手は【サババ】の街を襲撃してきた【ヒム】
直撃させて吹き飛ばしポップも仕留めたかと判断したものの、大技が来ると察知したヒムは当たる場所を予測し、頭部に意識を集中し守りを固めたことで傷一つ受けずに耐え切っていた。
ヒムなりの挑発かもしれないが「こいつは効いた、柱の角に頭をぶつけた程度のダメージ」だと軽口を叩かれており、結構痛いが致命傷には程遠いというレベルで防がれてしまったようだ。
ノヴァは通常の闘気を込めた攻撃でも【オリハルコン】に傷をつける実力があるので、まともに当たればオリハルコンボディ相手でも粉砕できるダメージが期待できそうだが、ジャンプして闘気剣を噴出させ斬りかかるまでの動作があるため、ヒムが身構えるだけの充分な時間を取られてしまったり、アルビナスに【ニードルサウザンド】で迎撃されたりと、見切られやすい隙の大きさが弱点と言える。
 
ポップは「ライデインストラッシュも真っ青」と評し、ダイも「ハンパな技ではない」「やつら(【ハドラー親衛騎団】)がどんなに硬くても無事では済まないはず」と言っており、この技は決して弱くなく、親衛騎団の身体と同じオリハルコンの【真魔剛竜剣】を折った自身のライデインストラッシュや、それに拮抗して【ダイの剣】を破損させた超魔爆炎覇と比べ得る技という見立てのようだ。
実際にそれらの技とぶつかったことはないが、ダイの試し撃ちのアバンストラッシュXを受けた「全開の闘気の剣」がこの技の防御的運用と言える。
使い手の成長や手加減などもあるため一概にそうとは言えないが、鎧化フレイザードをたやすく切り捨てられる普通の剣による竜闘気を使わない通常のアバンストラッシュの5倍以上の威力を一瞬とはいえ受け止めたことになる。
シナリオの面で見れば、そんな技すら余裕で耐えてしまう難敵の登場を読者に伝える台詞とも言える。
 
その後もノヴァを象徴する技としての何度か登場しているが、大物を撃破するような成果は上げていない。
最終決戦の戦いでは数体の【さまようよろい】を粉々に砕く威力を見せているが、【ミナカトール】防衛線では【超魔ゾンビ】の圧倒的な防御力に剣が食い込んで取り込まれてしまい、決して折れることのない闘気刃を生み出す捨て身の奥の手【生命の剣】の前振りとなっている。
 
ダイがQ&Aで「竜闘気併用のライデインストラッシュは最強だが一撃で力を使い果たすのでやらない」と答えているのに対して、グランブレードは即座に二撃目を撃てるなど消耗がかなり少ない様子。生命力の消費と威力の効率が良い技のようだ。
 
余談だが、モンスターバトルロード2で【パパス】が使う【ホーリーエッジ】は、ジャンプ斬りの動きがこの技と似ている。

星ドラ

闘気の剣のメインスキルとして登場した、ランクSの補助特技。威力430%~700%のイオ属性攻撃で、30%の確率で一度だけイオ属性のダメージを1.5倍にする光陣を付与する。