【ハーゴン城】

ビルダーズ2

【破壊天体シドー】の上空に浮かぶ、本作の世界における【ハーゴン】の居城。本作の【ラストダンジョン】である。
拠点になる【ハーゴン教会】の真正面に見えるが、先述の通り空に高く浮かび、さらに大量の黒い渦と【黒い魔物】が生み出す結界によって守られており、仮に空を飛べたとしても近づくことすら容易ではない。
【主人公（ビルダーズ2）】は三神官の提案により、【少年シドー】を探すため、この城に乗り込む方法を模索することになる。
かつては地上に存在していたらしいが、いつのまにか破壊天体シドーへ浮上していたようだ。

構造

かつて現実世界の【ロンダルキア】に存在した【ハーゴンの神殿】が高層の塔を備えていたのに対し、全体的に低く、がっしりとしたまさに城塞といった構造をしている。
ハーゴンの神殿が1階から順に階を上っていく構造だったのに対し、上層に着地してどんどん下りていかねばならない。
いたるところに【シドー】の巨大な抜け殻が横たわっており、黒い渦によって崩壊しつつある城内で通路として使用することができる。
最上階にはハーゴン神殿のそれによく似た玉座の間が存在する。
また、通常訪れることはないが城の裏側には見事な庭園が広がっている。
よく探すと、【からっぽ島作業台】では作れないブロックを作れる【きりかぶ作業台】も裏庭にある。とはいえ、これは取り逃してもクリア後には容易にレシピを入手できるのでさほど執着する必要は無い。
かなり作りこまれている上、邪教系のブロックが山ほどあるのでじっくり見て回りたい所だが、黒い渦のせいでそうもいかないのが残念。

悪霊の神々の影

城内に雑魚モンスターは出現しないが、【アトラス】、【バズズ】、【ベリアル】の影が行く手を阻む。
アトラスは地面を踏みつけで衝撃波を飛ばし、バズズはイオナズン（【メガンテ】？）を唱え続け、ベリアルは雄叫びで周囲に回避不能な衝撃波を発生させる。
いずれも倒すことはできないが、通り越えて進めば消滅する。
この3柱は他の黒い魔物と同様に破壊の力によって生まれた存在であり、意志を持たず「侵入者の行く手を阻む」行為を繰り返すトラップのように機能している。
もっとも、ハーゴンからは「ゴミ」、「（消えて）静かになった」、「役立たず」と何の期待もされていない。

余談

【かんごく島】のマップの東の海上に、少年シドーの夢の中に登場したこの城の1階部分が存在する。
このマップには他にも様々なものが置かれており、容量の節約に使われているようだ。