【ロンダルキア】

Last-modified: 2020-09-12 (土) 08:10:50

概要

DQ2に登場する地名で、正式名称は「ロンダルキア台地」。
周囲を囲む岩山によって外界から隔絶された、万年雪に覆われた白の台地。
ここに到る方法はただ一つ、長く険しい【ロンダルキアへの洞窟】を踏破することのみ。
SFC版の【公式ガイドブック】での英語表記はRondarchia。英語版での地名はNES・GB版DW2ではRhone、スマホ版DQ2ではRendarak。
これを見るに、ロンダ・ルキアではなく「ロンダル・キア」と読むのが正しいようだ。
 
道中の洞窟共々難所の代名詞として悪名高く、ようやくたどり着いても決戦の場所はまだこの先に控えている。
余談だが、名前の由来は「飽きるんだろ」のアナグラムという俗説が存在する。

DQ2

大神官【ハーゴン】が根城を構える地で、最奥には【ラストダンジョン】である【ハーゴンの神殿】が鎮座する。
それだけあって、この地方のフィールドに出現する敵はこれまでとはけた違いに強い化け物揃い。
ロンダルキアへの洞窟も相当に厳しい道のりではあるのだが、それがどうしたと言わんばかりの錚々たる顔ぶれ。
長く厳しい洞窟をやっと抜けて、初めて見る眩しいまでの真っ白な大地と久々に聞ける【果てしなき世界】。しかしここを進むのは全く甘くない。
悪魔族や巨人族といった強大にして凶悪な面々が我が物顔で闊歩する、まさに人外魔境である。
特にFC版でのキツさとここで安定して勝てるようになった際の達成感は、実際に戦った人にしか分かるまい。
 
ロンダルキアへの洞窟の出口から北東にしばらく行くと、唯一の安息所【ロンダルキアのほこら】がある。
ここにいる神父に話しかけると無料でHPとMPが全回復して、さらに【復活の呪文】も聞くことができる。
初見では北上するのが近道に見えるが、実は岩山に沿って平野部を歩くのが最短距離になり、エンカウント率も抑えられる。
だがここへ辿り着く前に【サイクロプス】に挨拶代わりの痛恨を貰ったり、【シルバーデビル】【ブリザード】【あまいいき】+【ザラキ】コンボの洗礼を受けて無情にも下界へ送り還されるのがお約束。
さらにこの前半部分では、洞窟での悪夢も記憶に新しい【キラーマシン】すら出てくる。
しかも祠の直前にある橋周辺、通称「魔の森林地帯」ではなんと後半部分の最強レベルの雑魚敵が出現するので、あと一歩というところで無念の全滅…なんてことも少なくない。その場合も容赦なく台地の麓へ飛ばされ、またあの長い洞窟に最初から挑まなければならない。
ロンダルキアへの洞窟の項目を読めばお分かりいただける通り、あの洞窟は半端ではない難関なのである。そこを一からやり直し……。
その絶望は経験者はもちろん、未プレイでも容易に想像できるだろう。
薄氷を踏む思いで祠に辿り着いても、そこからハーゴンの神殿への道のりはさらに険しい。
なので当面は【ふしぎなぼうし】のドロップ狙いも兼ねて、洞窟に戻ってレベルアップに励んだ方が賢明。
祠までたどり着ければ【リレミト】【ルーラ】【タダ宿】たる祠に戻れるので、あの長い洞窟を再び…というプレッシャーから開放されて幾分気楽に経験値稼ぎに専念できる。
 
意を決して後半部分に足を踏み入れると、今度はブリザードのザラキに加え、使われると【全滅】確定の【デビルロード】【メガンテ】を始め、2回攻撃や【イオナズン】・炎ブレスを連発する【アークデーモン】【ギガンテス】【痛恨の一撃】で画面は赤に染まる。数多のプレイヤーが涙した、怨嗟渦巻く死の台地の洗礼、その第二波である。
もっとも、ここまでたどり着いた人がこれまでの町に戻ってまとまった買い物をすることはほぼないだろうから、全滅してゴールドが半減しても影響は少ないと思われる。回復も無料で受けられる。
ただしFC版のロンダルキアの祠は死者蘇生を行ってくれないので注意すること。
 
一部ではあるが、ここでの強敵たちがDQ5では【仲間モンスター】として、DQ8では【スカウトモンスター】としてこちらの戦力になってくれる。
散々痛い目にあったからこそ、彼らをこちら側で使役する際の感激はひとしおだ。
 
なお分厚い岩山地帯に囲まれているため外界からロンダルキア、またロンダルキアから外界を見渡すことはほぼ不可能だが、ごく一部のみチラッと見ることのできる場所がある。
その場合、主人公たちが外界にいる場合はロンダルキアも緑色に、ロンダルキアにいる場合は外界も白く見える。
これは「ロンダルキアにいるかどうか」のフラグに基づいて、草原用のパレットの色を変えているためと思われる。
 
ちなみに北西の一部が【テパ】のエリアに重なっており、出現するモンスターがテパ周辺のものとなっている。
これはFC版のロンダルキアが後述するリメイク版の「フィールドに見せかけたダンジョン」ではなく、あくまでもフィールドの一部であることを示す証左である。
ハーゴンの神殿を前に【ちからのたて】を利用してタダで回復するには絶好のスポットと言えるだろう。

リメイク版

リメイク版では【ベギラマ】【ザオリク】等の性能が上がり、王女もザオリクを使えるようになったうえ、敵の思考ルーチンや能力も変化。
例えば、FC版では【ルカナン】orザラキという鬼パターンだったブリザードは、通常攻撃などが入りザラキの確率が低下。
デビルロードはベギラマがかなり痛くなっているものの、メガンテ使用条件が変化したことからメガンテを見る方が難しくなっており、毒の息などのヌルい行動も増えた。
ギガンテスは実質一撃必殺である痛恨の発動率が大幅に下げられている。
アークデーモンもイオナズンの頻度が下がり、2回攻撃もしなくなっている。
それでも殲滅力が高いことは変わりないので、一歩間違えると一瞬で全滅する。
獲得経験値も上昇しているので、命がけではあるが、はぐれメタルが中々倒せないときにはここで稼ぐ手段もある。
【ドロップアイテム】の仕様変更もあり、戦利品を売却して装備できなくても道具としても使える防具代を稼ぐ手段もある。
 
FC版では祠の神父は死亡キャラの蘇生までは行ってくれなかったため、死亡者がいる場合は一度下界に戻る必要があった。
しかしリメイク版ではここで蘇生も行ってくれるため、ここを拠点としてのロンダルキア攻略がとてもしやすくなっている。
 
「後半はバランス調整不足だった」という開発者の声もあり、「リメイク版の難易度が適切」という声もある一方、「オリジナル版のこの難易度が達成感を生むのだ」という声もあり賛否両論。
いつかDQ2にも「すべての敵が強い」の縛りプレイが実装された時は、FC版の敵が再現されるのかも知れない。
 
ちなみにリメイク版では外界とは完全に別世界として扱われているようで、外からロンダルキアを見ようとしたり、ロンダルキアから外を見ようとしても、岩山地帯が延々とあるだけでその向こうの地形を見ることはできない。これは縦長画面のスマホ版をもってしても同様である。
SFC版などでは【せかいちず】がここでは使えない(スマホ版では閲覧可能)。
 
また、一見ワールドマップに見えるがエンカウントの判定は全域ダンジョンのものと同じ。
そのため、平地を歩こうが森を歩こうが山を歩こうがエンカウントのしやすさは変わらない。
ちなみに他のダンジョンにもいえることだが、平地より心なしか敵と出会いやすい程度。
ただ、厳密に他のダンジョンと同じ判定ではなく、全域で【トヘロス】は有効という特殊なエリア。
しかも、同一平面上にもかかわらず敵の出現パターンが2つのエリアに分かれているという点でも特殊である。
おそらく、【フィールドダンジョン】で、トヘロスを有効にさせてフィールドだと錯覚される演出なのだろう。
地形が完全にフィールドの外見をしているのは、フィールドダンジョンでも珍しい。
ちなみにローレシアの王子がLv33以上になっていれば、全ての敵をトヘロスで封殺できるため、行軍目的ならフィールド上での脅威は最終的には無くなる。
 
SFC版での【ハーゴンの神殿】はシドーを倒して外に出ると1歩動いた瞬間に崩れるのだが、外に出てから動かずにルーラで下界に直接飛ぶか、ロンダルキアのほこらに飛んですぐ入って下界に下りる、つまりロンダルキアのフィールド上で1歩動くということをしない限りどれだけ動いてもハーゴンの神殿が崩れない。
しかし、その状態でもロンダルキアに戻ってきて1歩動くとその瞬間に崩れるイベントが発生する。
もしロンダルキアのフィールドがその他のフィールドと同じマップの一部である扱いだったなら、他所に飛んでから動いても崩れるイベントは同様に発生するはずである。
よってリメイク版では、ロンダルキア上のフィールドは下界とは異なるマップで管理されていると分かる。
 
同様の完全フィールド型ダンジョンにはDQ6の【はざまの世界】も挙げられる。
なお、バグやチートでロンダルキアの【海】(湖?)に【船】を持ってきても、一切動かず【エンカウント】することもない。
これは上述の仕様によって水地がただのオブジェと化しているからである。
寒冷な気候によって水が凍結して船が動かないと考えることもできるが。

小説版

天空に一番近いとされている場所。400年前までは、神々の住む神聖な山として人々に崇拝されていた。
ほこらは登場せず、洞窟の出口からハーゴンの神殿まで一本道が続いている。

DQ10

2014年のクリスマスイベントに登場した【聖夜の破壊者】たちの故郷。

我々は 氷雪に閉ざされた
いにしえの大地から この地にやってきた。
故に 雪を見ると 昔を思い出す……。

DQMCH

ドメディの城(元ハーゴンの神殿)を目指してここを訪れることになる。
長い時を経てもここに生息し続けているのはアークデーモン、ギガンテス、ブリザードの3体。
他は【ビッグももんじゃ】【スノーム】【ゴートドン】【ホークブリザード】といかにもなモンスターが登場している。
ちなみに、かつてここを闊歩していたキラーマシンはロンダルキアへの洞窟のみを生息区域とし、シルバーデビルは【満月の塔】【大灯台】に移住した。
ロンダルキアのほこらは相変わらず存在するが、ドメディの城の北に新しく【復活の台座】?というほこらができている。

クリア後にはここにもオーブ探索のキャラバンや魔物の巣が発生する事がある。
ただしルーラで行くことができないので、ドメディの羽根を使って行く(ドメディの城の前まで飛べる)のが一番容易。

DQMB

ギガンテス+シルバーデビル+アークデーモンの編成で生息地「ロンダルキア」の能力アップが発生する。
また、ビクトリー限定のアトラス+バズズ+ベリアルでは生息地「真ロンダルキア」の能力アップが発生。
こっちは状態異常耐性がダウンするためダブルスキャンは必須。

DQB2

「地獄をそのまま現したかのような禍々しい地」だの「死の大地」だのと伝わっており、人々から恐れられている土地。
DQ2時代のあの魔境ぶりを身に染みて知っているプレイヤーからすれば、やむなしとも言える評価である。
【ロンダルキアへの洞窟】を何とか抜けた主人公が最後の壁を壊した瞬間見たものは、その懐かしき地獄の光景……

のはずなのだが、実際は辺り一面に穏やかな草原が広がり、花は咲き乱れ、美しい滝が落ち、池には澄んだ水が湛えられている。
どう見ても地獄というより、桃源郷と評した方が相応しい場所。
襲い掛かってくるモンスターも存在せず、プレイヤー(とキャラクター達)は「一体ここは何なのか」と首を傾げることになる。
ちなみに必ずしもロンダルキアへの洞窟を通る必要はなく、山を越えるだけでも来ることができる。
ムーンブルク編の序盤や中盤で島の散策をしていたら偶然見つけてしまったプレイヤーも少なくないだろう。

渓谷の奥に進めば巨大な池。その中心に崩落した城が佇んでいる。
中に入ってみれば、そこはなんとDQ2終盤にてハーゴンがロトの勇者達を引き込んだ偽りの【ローレシア】城。
ロトの三勇者にからくりを見破られ脱出された後も消えずに残っていた幻の空間であった。
この場所に踏み入ったのを引鉄に、プレイヤーはこれまで物語の随所で体験してきた違和感の正体と、予想だにしなかった「世界の真実」を目の当たりにすることになる。
 
完全に余談なのだが、ここにはNPCとして【サイクロプス】【ギガンテス】がいるのだが、彼らを【マグネブロック】を用いて拠点に無理矢理連れ帰り、鐘を鳴らせばしれっと仲間になる裏技が存在する。 
この際サイクロプスは「ロンダルキア_サイクロプス」、ギガンテスは「ロンダルキア_サイクロプスギガンテス」という名前を確認することができる。内部データとして便宜上つけられたものかもしれない。

いたストSP

トーナメントモードでは伝説の勇者ロトコースの4ステージ目として、スフィアトーナメントでは大盗賊カンダタコースの5ステージ目として登場。
しかしトーナメントモードの対戦相手は2のキャラどころかDQキャラはおらず、ティファ、ユウナ、パインとFFの女性キャラばかりである。
2のキャラと対戦するとやはりというかいい思い出がないようだ。
大きい外周の中に小さい円形の離れ小島があるいたスト初となる完全無交差の一本道ステージで、外周と内周のアクセスは旅の扉かチャンスカードの効果などでしか移動ができない。
そして各所にある氷スイッチマスがこのステージの特徴で、押すと好きなマスを凍らせることができる。
凍ったマスは誰かが通ってもそのマスをスルーすることができる。そして一度通過すると氷は解ける。
自分が入ってしまいそうな高額物件を凍らせる、離れ小島にいる他プレイヤーが脱出できないように旅の扉を凍らせるなどの使い方ができる。
また、スイッチを押して凍っているマスを選択すると即時解凍することもできる。
内部の島は大きさの割に脱出口が2つしかないため高額増資された上に迷いこむと破産が見える。
エリア名はこおりのたて、ふぶきのつるぎ、かぜのぼうしなど、寒そうなアイテム名が使用されている。
しかしかぜのマントはどういうわけか「かぜのまんと」とマントまでひらがな表記になっている。
使用されている曲は通常時が【果てしなき世界】、目標金額突破時が【戦い】

いたスト30th

1人で挑戦モードでは闇と大魔王コースの最終戦マップとなり、優勝するとスタッフロールを見られる。
対戦相手は【ビアンカ】(Sランクに強化)、ゴルベーザ(FF4)、ライトニング(FF13)、いずれかがプレイヤーキャラの場合の予備枠で【テリー】、となっている。
目標資産突破時の曲が【死を賭して】に変更された。

DQM+

【吉崎観音】による漫画【ドラゴンクエストモンスターズ+】にも登場するが、その設定が独特。
 
かつて神はこの地に人々の邪念を封じ込め、恒久なる平和な世界をもたらした。
その際に氷雪で大地を覆い、地獄の回廊(ロンダルキアへの洞窟)をもって下界との往来の一切が閉ざされた。
封じられた邪念はしだいに膨れあがり、氷の結晶を傀儡とし宙をさまよい始めた。
それらはやがて邪悪な魔物と化し、この「神と人々に見捨てられた地」を埋め尽くした……。
 
破壊神が討たれた後、神はこの地より元凶であった邪念を取り払い、人々は邪念を我が身の一部として受け入れ、ロンダルキアは豊かな大地としてよみがえった。
しかしそれから数百年後、いにしえの賢者【マルモ】が現れ、その魔力により再び氷雪に覆われた地となっている。