【エスタード島】

Last-modified: 2026-05-06 (水) 01:23:13

DQ7

世界の中心にある小さな島。
スタート時点では、【世界地図】にはこの島しか記載されていない。
島の領域は【グランエスタード】王国の領土と完全に一致する。
物語の始まりの地であるとともに、ストーリー上非常に重要な位置付けにあり、全編にわたって冒険のベースとなる島。
DQ7のサブタイトル「エデンの戦士たち」の「エデン」はこのエスタード島を指しており、「戦士たち」はそこの出身である主人公一行を指しているのだろう。
道中で一時的に加入するサブキャラクターも含めるとなかなか豊富なキャラクター達とパーティーを組むことになる今作だが、最終的に正しく「エデンの戦士」と呼べるのはたった1人である。

地理

【水の精霊】の加護を受けた島で、「人」という字に似た形をしている。
 
南の海岸沿いには【主人公(DQ7)】【マリベル】の生まれ育った漁村【フィッシュベル】が、北西の海岸に突き出た半島には【キーファ】の住むグランエスタード城とその城下町が、南西部には【きこりの家】がある。
北東の山奥には物語の鍵となる【謎の遺跡】【なぞの神殿】があり、遺跡にある石の蓋の下の洞窟は【七色の入り江】に繋がっている。
【ルーラ】で行けるのはなぞの神殿・フィッシュベル・グランエスタードの3カ所。
 
ゲームを始めて最初に歩くフィールドであるが、他のナンバリング作品とは違い、なんとモンスターが出現しない。
この世界は平和であるため、序盤から中盤まではほかの陸地も含めて、地上にモンスターはいない。
戦いはこの島で【ふしぎな石版】を揃え、見知らぬ世界を訪れてからとなる。
ただし終盤になり【クリスタルパレス】でのイベントを終え【異変後】になると、現代の地上にもモンスターが出現するようになる。
出てくるモンスターは【じごくの番人】【マージインプ】といった禍々しい体色の物もおり序盤の平和な雰囲気からは一変する。
 
なお、他の地方にはそれぞれ過去と現代のフィールドマップが存在するが、エスタード島には過去のマップがない。
この島が封印されている間は暗く陰鬱な雰囲気になるため、他の地方の過去の様な印象を受けるが、実際には過去ではない。

歴史

元々は誰もいない無人島だった。
このことは、過去の【コスタール】の学者の「最近、有名な学者が、七色の入江は世界の中央の無人島にあると書き記しました」という発言からわかる。このことから、【シャークアイ】の時代にはエスタード島はまだ発見されたばかりだったということもわかる。
決定的なのが、グランエスタードの城下町の地下にある古い石碑。

“われわれが この美しき無人島を
 発見した 記録に
 この文字を記す。
“この島は 楽園だ。
 水も 森も 生き物も
 食べ物も つきることはない。
“願わくば 世界のすべての地にも
 この平和が おとずれんことを。

やはりエスタード島が発見されたのは、世界全体が大魔王【オルゴ・デミーラ】に脅かされていた時期だったようである。
発見後、この「楽園」の噂はまたたく間に世界中に広まっていった。
 
やがて【神さま】が魔王に敗北してしまい、世界は次々と封印されてしまう。
しかし、水の精霊の加護のおかげか、それとも元が無人島だったために大魔王も無視していたからか、理由は不明であるが、いずれにせよエスタード島だけは封印されずに世界に取り残されることになる。
グランエスタード城の学者は水の精霊のおかげという仮説を語っているが、それならば他の精霊達の地は何故封印されたのかという疑問が残る。また、現代で復活した大魔王は、魔神像と2つないと力を発揮しないとはいえ【闇のルビー】の力もあったのだろうが、この島をも封印できている。水の精霊と違い他の精霊は眠りについていたことが理由だろうか?
考察の一種として他の封印の多くが「人間を絶望させて封印」しているのでその地に住む人間を苦しめることは封印に必要なことと考える人もいる。だが、エスタード島は本編の通り人が入植して無人島では無くなっているため封印しなかった理由にならず、「人間が死んだことすら気づかず絶滅している」大陸や「絶望どころか神の復活により希望に満ち溢れている」現代の大陸すらも絶望させることなく容易に封印しきっているためこの説も矛盾店が多く考察の域を出ているとは言い難い。
未来から現れた主人公達に倒されたことが正史に組み込まれているので逆説的に封印できなかったのかもしれない。
また、オルゴ・デミーラの侵略中にようやく見つかった神秘の島であるためオルゴ・デミーラですら存在を認知していなかった可能性がある。
 
そしてその後、特に大きな事件もなく平和が続いて現代に至る。
そんな平和な「楽園」の住人である主人公らが、「禁断の地」とされている謎の神殿に行くことで、世界は大きく変わることになるのであった……。

序盤の流れ

PS版では、「主人公が城の兵士に呼ばれてから、石版世界に行くまで」の流れが以下のようになっている。大まかに分けると「遺跡に入る方法を探る→遺跡内部の謎解きをする→石版を集める」の3段階となっている。

  • グランエスタード城の玉座の間へ行き、バーンズ王と謁見
  • 遺跡へ行き、キーファから【王家の古文書】を受け取る。キーファは【太陽石の指輪】を石像に乗せて試す
  • グランエスタードの【ガケっぷちのじいさん】に王家の古文書を預ける
  • 城下町で【しんじゅ玉】または【ホットストーン】を手に入れる
  • 遺跡の石像にしんじゅ玉またはホットストーンを乗せてみると、キーファの置き手紙を読める
  • グランエスタード城2階でキーファと合流する
  • ガケっぷちのじいさんから遺跡に入る方法を聞く。城下町に戻るとキーファがお説教のために城に戻され、主人公は夜までフィッシュベルで待つ
  • 遺跡へ行き、石像の前で祈って扉を開く
  • 遺跡の内部で謎解きをし、聖者の武具の置き物を聖者の像に捧げる
  • なぞの神殿で石版2枚を拾い、台座に嵌める。神殿を出ると朝になり、キーファが離脱
  • フィッシュベルでボルカノから石版を貰う
  • グランエスタード城でキーファと合流し(省略可能)、遺跡で追いかけてきたマリベルが加入
  • 残り1枚の石版を嵌める

このように遺跡と城・村を何度も行き来することとなり、そのうえ遺跡での謎解きも非常に複雑になっている。

リメイク版

最序盤の謎解きの簡略化に伴う変更が施された。
PS版では、フィッシュベルの西の外れにあった洞窟が分離され、フィッシュベルときこりの家との間に【海辺のほこら】として存在するようになった。
なぞの神殿の4聖者に供える武具を回収する場所も神殿から独立し、グランエスタード城の東に設けられた扉の先に【大地と炎の遺跡】、さらに島の北側に【風と水の遺跡】が追加された。一部の扉や石のふたに鳥の紋章が描かれている。
七色の入り江は、なぞの神殿の【旅の扉】からのみ行けるようになった。
島の東側にはイタリアカサマツ(いわゆるローマの松)のような樹木が見られる。遺跡群や植生など、全体的にギリシャやシチリアといった地中海世界のような雰囲気が増している。
 
「主人公が城の兵士に呼ばれてから、石版世界に行くまで」の流れは、リメイク版では以下のように変化。遺跡に入るまでの手順が減り、石版拾いと聖者の謎解きを並行して行う形になった。
青字は追加・変更された点。

  • グランエスタード城に入るとキーファがおり、先に遺跡に向かう
  • グランエスタード城の玉座の間へ行き、バーンズ王と謁見
  • 遺跡へ行き、キーファから王家の古文書を受け取る。キーファは太陽石の指輪を石像に乗せて試す
  • グランエスタードのガケっぷちのじいさんに王家の古文書を預ける(ホットストーンかしんじゅ玉を入手して試すプロセスは削除)
  • グランエスタード城2階でキーファと合流する。その際に用済みのホットストーンを受け取る
  • ガケっぷちのじいさんから遺跡に入る方法を聞く。城下町に戻るとキーファがお説教のために城に戻され、主人公は夜までフィッシュベルで待つ
  • 遺跡へ行き、石像の前で祈って扉を開く
  • なぞの神殿で石版案内人に出会い、聖者の像を調べてヒントを読む。この時石版2枚を拾える
  • 島の北部にある2つの遺跡で聖者の武具の置き物を手に入れる
  • なぞの神殿に戻り、聖者の武具の置き物を聖者の像に捧げる
  • 手に入れた石版2枚を台座に嵌める。神殿を出ると朝になり、キーファが離脱
  • フィッシュベルでボルカノから石版を貰う
  • グランエスタード城でキーファと合流し(省略可能)、遺跡で追いかけてきたマリベルが加入
  • 残り1枚の石版を嵌める

リイマジンド

謎解きが再度変更されたのに伴い、上記リメイク版で追加された2つの遺跡はなくなり、海辺のほこらもフィッシュベル村内に戻された。
七色の入り江は島の北端に位置するようになり、フィールドから直接入る形になった。また、【木こり】の存在が抹消されたことで、彼の家も消滅している。
 
島の住民からやたらと「島の東側には熊が出る」という警告が出るようになった。
何かしらの伏線かと思いきや、特に【ごうけつぐま】系などのクマ系モンスターが出たりするイベントはない。
 
フィールド上ではストーリーの進行に応じて【キラキラ】が増えていく。なお異変後になってもこの島には【強モンスター】は出現しない。
 
【ルーラ】の行先リストでは、【海底王の家】と「【さらなる異世界】・神さまの家」もこの島に含まれる。
 
「主人公が城の兵士に呼ばれてから、石版世界に行くまで」の流れは、リイマジンドでは以下のように大きく変化している。
今回は石版が遺跡内部に入るためのキーアイテムともなり、島内で最初のイベント戦闘も追加された。

  • グランエスタード城に入るとキーファがおり、王家の古文書と、既に持っている石版1枚を見せ、先に遺跡に向かう
  • グランエスタード城の玉座の間へ行き、バーンズ王と謁見
  • 遺跡へ行き、キーファから王家の古文書を受け取る。キーファは太陽石の指輪、ホットストーン、石版の順に石像に乗せて試す。その後ホットストーンを受け取る
  • 去ろうとすると声が聞こえ、残る3枚の石版を集める試練をあたえられる。このとき最初の石版が持ち物に加わる
  • キーファと2人で行動し、島内(フィッシュベル、グランエスタード、七色の入り江)にある石版を順不同で手に入れる。詳細はこちらを参照
  • 遺跡へ行き、石像の前で祈って扉を開く
  • 追いかけてきたマリベルが加入
  • 神殿内で石版案内人から説明を聞き、4枚の石版を嵌める
     

キャラバンハート

キーファが主人公の本作はここから冒険が始まる。
OPによるとこの頃からDQ7の世界にはこの島しか無かった模様。