概要
敵の呪文を封じる属性。→状態異常【呪文封じ状態】
有効な敵は限られるものの、終盤まである程度役に立ってくれる。
危険な呪文を唱える敵によく効く場合も多いため、そのような敵に対して唱えてみよう。
呪文を使うボスに効くことも時々ある。
DQ7以降の作品では、補助呪文の効果はターン経過で解けるようになったものの、昔の作品では、かかってしまうと【死亡】しない限り戦闘終了まで治らないものが多かった。
特にこの呪文封じ系は、長期戦になりそうな時に効いてしまうと危険なものである。
DQでは、HP回復手段の多くが呪文であり、呪文以外でのHPの回復が厳しい場合が多いためだ。
「わざと死なせて状態異常が解けてから蘇らせる」にも、死亡後にその呪文で蘇らせなければならず、更に呪文封じの行動自体が自軍の場合は漏れなく全員対象でかけられるため、蘇生呪文を使える仲間が無事でいるとは限らない、というジレンマが根強かった。
DQ10には【マホリー】という解除方法もある。
幸い、マホトーン使いにはマホトーンが効きやすい場合が多いので、素早いキャラで先手を取って、こちらから先に呪文を封じてしまおう。
該当呪文
【マホトム】、【マホトーン】
マホトーンは初代から登場する。効果範囲は敵グループ。
マホトムはマホトーンの下位版で、敵単体が対象。初代から時代を下る事長く、DQMJにて登場した。
該当特技
【まふうじの歌】、【まふうじのつえ（特技）】
【くちをふさぐ】（DQ11）、【ぶきみなきり】、【おじゃまスペシャル】
まふうじの歌はDQ7に登場。
無消費で封じられることも無い上に簡単に覚えられるので、かなり重宝される。
DQ9ではまふうじの杖が特技に姿を変えて登場している。
該当道具
【あまぐものつえ】（DQ3のみ）・【まふうじのつえ】（道具使用）、【せいじゃくのたま】
関連事項
属性は異なるが、同じ「マホ～」を冠する呪文の中でも、以下のようなものやその同系呪文・特技は結果的・間接的に敵から受ける呪文を回避・軽減する性質を持つので、同じような目的で使用されることがある。
ある意味【マホカトール】も該当するかもしれない。