【マホプラウス】

Last-modified: 2020-01-07 (火) 02:19:01

ダイの大冒険

オリジナル呪文。漢字で書くと集束呪文。
妖魔司教【ザボエラ】が使用した、自分に向けられた攻撃呪文を受け止め自分の呪文を上乗せして放つ呪文。
自分がよく持ち歩いている【妖魔の杖】を媒体にして使うらしい。
ネーミングの由来は魔法威力(マホ)を足し算(プラス)することからで、往年のDQ呪文独特のネーミングセンスを踏襲している。
 
作中では部下の【サタンパピー】【メラゾーマ】(ポップ曰く十発近い)を集束させ発射したが、全身【オリハルコン】の金属生命体【ヒム】にあっさりと無効化され、その破壊力を読者が目の当たりにすることは無かった。
 
単行本に書かれた呪文の紹介文は

妖魔司教ザボエラが最大の切り札と豪語する強力呪文!
自らの身体に他人の攻撃呪文をうけ、そのすべての威力を自分の呪文に加えて放つ驚異の奥義だ!!
仲間の人数さえそろえれば、破壊力は極大呪文以上になる!!
ザボエラが使える攻撃呪文ならすべてに適用できる…!!
火炎呪文だけでなく爆裂呪文なども集束可能なのだ!!
配下のサタンパピーたちの火炎呪文をその身に集め、超火炎に…!!
自分の手を汚さず他人の力ばかり利用するザボエラらしい必殺呪文だ…!!

サボエラ本人の性格がアレすぎたので妥当な評価だと言えるが、本家DQには既に「他者の魔力を利用する呪文」【ミナデイン】が登場済みであり、同呪文の立場が無い、と2chの某スレで物議をかもした。
魔力を借りているだけで呪文を撃っているのは勇者自身だから違う、としてもマホプラウスもザボエラが使えない呪文は収束できないので、実際ザボエラ本人が自分の手を全く汚してないとは言い難い。
やはり、使用者がザボエラであるという一点で「汚い呪文」のような評価をつけられたのだろう。
 
とは言え、『受けた呪文を無効化』しつつ、作中で見る限り『ほぼ無制限で受けた呪文をまとめて自分の呪文に上乗せして放つ』ので、よくよく考えれば、ある意味これほど強力な補助呪文もなかなかない。
作中では味方の放った呪文を集束した例しか描かれていないが、敵の放った呪文も(自分が使えるものでありさえすれば)無効化した上に威力上乗せで撃ち返せる、ということになるのだから。
 
さらに使い手であるザボエラ自身が、自らの手を汚さないような手段をよく用いる=老獪なやり口を好むので、彼の性格をよく表している効果の呪文ともいえる。
卑怯なのは、マホプラウスという呪文ではなく、使い手のザボエラ本人である。
ちなみに、この呪文で放ったメラゾーマがヒムにノーダメージだった事が、【ポップ】【メドローア】習得に繋がっている。
流石のザボエラも自身の呪文が敵のレベルアップのきっかけになってしまうとは考えもしなかっただろう。
 
ちなみに、「呪文の威力に関わらず無効」という効果は本作では【鎧の魔剣】【鎧の魔槍】などが登場しているが、大魔王【バーン】の放つ【カイザーフェニックス】はこれを打ち破ることができるという描写があった。
つまり、規格外の破壊力の呪文であれば、このような効果を打ち破る可能性があったわけである。
鎧の魔槍相手にマホプラウスが放たれた描写はないが、少なくとも作中の戦闘力のインフレによって、サクサク破壊されていたオリハルコンボディに通用しない程度の威力だったというのは残念な部分である。
 
本当に規格外な威力の呪文であれば、その後も何度か使用してもよさそうであるが、作中ではヒムに防がれた時の一度しか使わなかった。
その性質からして収束する呪文を撃ってくれる仲間がいないと意味がないし、どこまで行ってもただの「呪文」なので、その後超魔生物の研究を中心にシフトして超魔ゾンビに行き着いたザボエラにとっては切り札とはならなかったのだろう。