【転生大王】

Last-modified: 2020-07-27 (月) 17:30:34

DQ11(3DS版)

【冒険の書の世界】のクエスト【乗っ取られた神々の間】で戦うことになるモンスター。
一人称が「ワチ」、語尾が「~だヨン」といった独特のしゃべり方をする。
自分が何度転生しても【ネーレウス】になることに腹を立て、他人の転生の邪魔をすることにしたというはた迷惑な奴である。
にも関わらず、配色は【まほうじじい】のそれである。
マップ上でのグラフィックは【老人】
 
当の本人は魔物たちを呼び寄せるあやかしの楽器を探しに【ガライの町】を訪れており、宿屋に居る彼に話しかけると戦闘となる。
通常攻撃の他にバギマ、バイキルト、スクルト、マジックバリア、ステテコダンスを使用し、【オコボルト】【マーマン】【ブチュチュンパ】を呼びだす他、「ニヤニヤ わらいながら ようすを うかがっている」という【無駄行動】をすることがある。
なお、この戦闘で呼び出されるマーマンとブチュチュンパは、通常個体とは使用する呪文・特技が異なっている。
 
「1ターンに2回行動するが、仲間呼びは行動に数えない」という特殊な行動パターンを持つ。
ターン開始時に仲間が1体もいない場合は本来の行動回数とは別にまず仲間呼びを行い、続けざまに3体の仲間を呼ぶ。
この時は仲間呼び×3→スクルト→マジックバリアという固定パターンで1ターンに5回行動することになる
仲間呼びとスクルト・マジックバリアを使用するのはこの時だけで、仲間が1体以上居る状態ではこれらの行動は取らない。
呼び出された仲間を先に倒して転生大王1人の状態にすると、再び上記の固定パターンで行動する。
仲間が1体以上居る状態では通常攻撃とバギマによる攻撃と、バイキルト・ステテコダンスによるサポートを行うようになる。
 
魔法系モンスターだけあって呪文を得意とし呪文封じ耐性も高いが、それ以外の不利な状態変化への耐性は軒並み低い。
レベルにもよるが【セクシービーム】をぶち込めは高確率で魅了できるため、仲間呼びをすることなく一方的に倒すことができる。
手下たちも使用特技こそ異なっているが耐性は通常モンスター仕様でやはり状態異常には弱めなので、こちらも搦め手を使っていく方がいいだろう。
手下が1体でも残っていれば仲間呼びは行わないので、厄介な行動のないオコボルトだけを残しておくのがオススメ。但しバイキルトや【いきりたつ】で攻撃力が上がった状態での打撃は痛いので注意。
 
なお、【判断力】が「1」であると思われる転生大王は、MPを0にした状態で仲間を呼ばせると1回目はスクルト→マジックバリアを唱えようとして失敗するのだが、2回目はこれらが選択されなくなる代わりに「転生大王は を はなった!」というバグメッセージが表示された後「転生大王は ニヤニヤ~」という無駄行動をする。
この「はなった!」は【ウルノーガの杖】が呪文を使用した時の表示メッセージと同じものなのだが、何故ここで表示されるのかは不明。
 
ちなみにこいつはDQ10における転生先の5種族を【トロル】【げんじゅつし】、オコボルト、マーマン、ブチュチュンパに差し替えるという嫌がらせを行っていた。
戦闘ではそのうちの3種類を呼び出すわけだが、トロルやげんじゅつしを呼ぶことはない。

DQ11S

3Dモードの【討伐モンスターリスト】での配色がネーレウスのものになっている。
また、上述のMPが枯渇した状態で仲間を呼ぶと変なメッセージが表示されるバグが直されていない(バグメッセージの内容も3DS版と全く同じ)。
実害の全くないバグなので意図的に残したのだろうか?