【ネーレウス】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:29:58

概要

ピンク色のローブを着た老人のモンスター。【かいがらぼうし】がトレードマーク。
色違いに【まほうじじい】【ハッスルじじい】がいる。
 
元ネタはギリシャ神話における海の神様の一柱。
海の老人と呼ばれる穏和で聡明な神であり、絵に描かれるときは主に老人の姿だという。
DQ10には【ネレウスダガー】など、「ネレウス」を冠する装備が登場する。

DQ5

青年時代後半の海域に登場する。元ネタの通り、海にしか出現しない。
 
ヒャダルコやバギマで攻撃してくるだけでなく、【いなずま】までも使う。本作の稲妻は受けるダメージが高く、青年時代前半の最後の敵である【ジャミ】【こごえるふぶき】【バギクロス】よりも破壊力が大きい。
なお、通常攻撃以外はすべて【制限行動】になっており、行動はランダム行動(偏向型)で一応稲妻の使用率は低く設定されているが、スロットが2つあり、1発はそこそこの確率で使用する(20%程度)。
集団で現れた場合、運が悪いと稲妻2連発もありうる。稲妻はSFC版ではデイン系、リメイク版ではイオ系の扱いであり、人間キャラクターであれば、これらの属性に対する軽減手段はほとんど無い。耐性の高い仲間モンスターでない限り、稲妻が直撃することになる。
冗談抜きで、稲妻を連発されると1ターンでパーティが半壊する。
マホトーンは一応効くが、呪文を封じると稲妻を使う頻度がさらに上がってしまう。素直にヒャダルコやバギマを喰らうほうが遥かにマシである。間違っても呪文は封じないように。
また、火力だけではなく、ひ弱そうな見た目に反して耐久力は同時期の海のモンスターの中でも高い方である。
また、バギ系とデイン系以外の攻撃呪文に高い耐性を持つ。時期的にバギマは火力不足になっており、ライデインもこの時点では覚えてはいないだろう。有効なのは弱耐性のイオラぐらいしかない。主人公はバギクロスがまだ覚えていないだろうが、もしおどるほうせきをスタメン起用しているなら覚えている可能性がある。いるなら外に出してぶっ放してやりたい。
 
青年時代後半になると、船に乗る機会が大幅に減るが、それでも魔法の絨毯を手に入れるまでは船で移動せざるを得ない。最初の目的地がエルヘブンであり、船で旅立つことになるので、いきなりコイツに遭遇する可能性がある。
しかも出現率が高いうえに、複数で登場することも多い。
SFC版ではバランス調整のためか、下位種のように4匹組で出ることはなく、3匹組が最大であるが、それでも十分に脅威である。
リメイク版では、【天空への塔】近海(【グロンデプス】が出る海域)にて4匹組の群れで出てくるようになった。
さらに何を思ったか、単体×3グループで現れることもあり、こうなると制限行動が機能せずに稲妻連発のリスクが上がる。【ザキ】を連発してくる【キラーシェル】と組まれるとさらに怖いことになる。
加入したての子供たちをうっかり馬車外に出しっぱなしにしていると、簡単に倒されてしまう。
 
対策としては、まずは事前にパーティー編成を考えること。
SFC版ではデイン系、リメイク版ではイオ系に強い仲間モンスターで固めておこう。
ただ、デイン系なんかは耐性の高い仲間モンスターを用意するのが大変である。【ジュエル】を仲間にしているのなら、是非活用しよう。
ラリホーがよく効くので、まずは眠らせて動きを止めてしまおう。
ザキ使いであるキラーシェルにも注意しよう。
 
なお、本作における攻撃呪文を唱える人型魔道士のモンスターはコイツで打ち止め。
以降の呪文攻撃主体の魔道士モンスターは、猿の悪魔こと【シルバーデビル】【バズズ】が引き継ぐことになる。
本作の人型魔道士の最上位である【あくましんかん】は、なぜか攻撃呪文を唱えてこない。
 
仲間にすることも可能。詳細はこちらを参照。
SFC版では、海洋に生息する唯一の仲間モンスターである。ただし、【ベホマスライム】【マザーオクト】に呼ばれた場合のみ海でも勧誘可能。
仲間モンスターにはよくあることだが、仲間になると最大の脅威であった稲妻を忘れており、しかも彼は最大レベル付近になるまで思い出してくれない。
倒すと被っている【かいがらぼうし】を落とすが、仲間になった彼は何故かこれを装備できない。

DQ11

世界に異変が起きた後の内海や【ダーハラ湿原】西部、【デルカダール地方・南の島】で出現する。2Dモードでは【名もなき地】【忘れられた塔】北西、ダーハラ湿原西の小島、【バクラバ石群】北、【デルカダール神殿】北・山地部分)にも出現する。
また、【ソルッチャ運河】ではコイツばかりが出現する。
 
攻撃手段はDQ5の頃と全く同じでヒャダルコやバギマを乱発してくる他、いなずまも使用する。ヒャダルコは暴走あり。
地域によっては大勢で現れるので注意。
攻撃呪文自体の威力も上がっているとはいえ、出現時期が遅くなったので、こちらのレベルも35~40くらいまで上がっており、その時期にヒャダルコやバギマを食らっても脅威度はそこそこ程度。油断さえしなければやられることもないだろう。
不安ならグレイグの【マジックバリア】を使っておこう。
 
ドロップアイテムは通常枠で【いかずちのたま】、レア枠で【まじないしの服】
 
余談だが海産物の化身で漁をする人間を憎んでいるらしい。特にサザエへの恨みが強いんだとか。

強ver

【ネルセンの迷宮】に出現。PS4版等では【賢者の試練】・不惑の森の下層部に夜のみ生息。一方3DS版等では【導師の試練】・天啓の谷の洞窟内に居る。
【マヒャド】【バギクロス】を唱える他、いなずまの威力も強化されている。

ライバルズ

第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて実装。
占い師専用のノーマル。

3/2/3
味方ユニットが場に出る度そのユニットの攻撃力+1
それが冒険者なら代わりに+1/+1

味方ユニットを大量に強化できるが、自身の脆さが欠点。
バルーンコールで出した【バブリン】を強化すれば1/2/1速攻が2体並ぶといった強い動きができる。
冒険者を軸としたデッキに入りそうだが、【勇者姫アンルシア】のレベル2や【ハッスルじじい】で大量に強化できるため、このカードを採用するかは要検討。

漫画版スラもり

第4話の港で登場。
スラリンに怪しい壺を売りつけようとした。