概要
DQ10の登場人物で、【賢者ルシェンダ】の従者である【人間】の男性。声優は鶏冠井美智子。
オンラインとオフラインで大きな変更のあったキャラの一人である。
DQ10オフライン
グランゼドーラのおはなし
【ミシュア】こと【勇者姫アンルシア】の記憶の世界、幼少期の回想において初登場する。
【トーマ】王子の友人として剣の腕を磨き、勇者トーマの【盟友】になろうとしていた。
重なりし運命の大地のおはなし
【真のレンダーシア】へと帰還したアンルシアと【主人公(DQ10)】らが【アリオス】王と謁見した後、退室しようとしたところで登場する。
しかしアンルシアが逃げ出すのではないかと侮辱するような言動を浴びせていく。
紡がれし勇気の絆のおはなし
宿命の対決
ルシェンダに同行し、【古き神の遺跡】に赴く。
そこで【獣魔将ガルレイ】の攻撃からとっさにアンルシアを庇い負傷し、心の奥ではアンルシアを信じたかったのかと自問する。
ガルレイが【闇のころも】を纏うとアンルシアを叱咤し、勇者の力を示してトーマの死が無駄ではなかったことを証明して見せろと言うのだった。
その後はアンルシアと仮面の男の勝負にも立ち会うが、それが【大魔王マデサゴーラ】の操り人形として甦らされた「闇の勇者」トーマであることを目の当たりにし、衝撃を受けていた。
集結! 叡智の冠
ルシェンダから【叡智の冠】を招集するように命じられ、秘密会議室の装置を作動させようとするが故障していたため、主人公に対し修理できる技師【バジェオ】を呼んでくるように依頼する。
修理完了後はそのまま秘密会議室に滞在し、破邪の秘技修得の進行補佐と、賢者たちから預かった報酬の受け渡し役を担う。
破邪の秘技会得後
三つの破邪の秘技を会得し、アンルシアが【勇者】として成長したことを確認したミルトは、懺悔しなければならない事があるという。
それは、トーマの遺体が魔族に奪われたのはミルトが原因だったという事実だった。
勇者トーマの盟友であろうとしたミルトだったが、トーマは戦死し、真の勇者はアンルシアだったということを知らされる。
しかしアンルシアが行方不明となってしまったため、勇者の重責に耐え切れず逃げ出したと思い込んでしまった。
このためアンルシアが帰還した際も、勇者として称賛を浴びるために戻ってきたと穿った捉え方をし、冷たく当たってきたのだ。
そしてトーマを生き返らせたいと思うようになり、正体を隠した魔族から死者蘇生ができると言って騙され、【王家の墓】の入り口を開いてしまったのだった。
ミルトはルシェンダに処罰を求めるが、ルシェンダはその判断をアンルシアに委ねる。
アンルシアは己の感情よりも勇者としての在り方を重んじ、明確な処罰は与えなかった。
しかし母【ユリア】妃がこの事実を知ることのないよう、どれだけ後悔に苛まれても秘密を守り通すよう宣告する。
大魔王討伐後
【エンディング】を迎えた後、グランゼドーラ城の賢者の執務室へ行くとボイス付きのイベントが発生する。
アンルシアは、大魔王を討伐しトーマの魂が救われたことを、ルシェンダとミルトに報告する。
ミルトは全てが終わった今ならどのような罰も受け入れると言うが、アンルシアはこれからも亡き兄に代わって国を守り続けるよう求めるのだった。
DQ10オンライン
オンラインでは【集結! 叡智の冠】で初登場し、秘密会議室に常駐しており、あとはエンディングでルシェンダの側にいる程度の出番と役割であった。
そのためトーマやアンルシアと幼馴染といった設定もなく、一方でアンルシアを憎んだりトーマの遺体が奪われる原因を作ったりといった失態もない。
詳細はDQ10大辞典:【ミルト】を参照。