パーティメンバー:DQ10オフライン
概要
DQ10に登場するキャラクターの1人で、当代の【勇者】。
【レンダーシア】の【グランゼドーラ王国】の姫であり、父は【アリオス】、母は【ユリア】。
勇者としてはプレイヤーが操作できない初のキャラクターであり、DQ4以来の女性。
なおかつ男性とのペアでなしに女性単独でメインで押し出された初めての女勇者である。
こういった重要キャラであるため【鳥山明】にデザイン発注されており、【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】にデザイン画が掲載されている。
優しさと勇敢さを併せ持つ少女。
装備は3DS版DQ7の勇者に似た赤い服と、【王家のレイピア】を身に付けている。
体型はやや小柄。髪はブロンドの長髪をヘアバンドでデコ出しオールバックにしている。口元にほくろあり。
スタイルに関しては、元々平常時の服装がポリゴンモデルの都合で胸が「ない」ように見えたため、一部でネタにされていた。その後、スタッフの悪ノリかメインストーリー中に【豪魔将ブレンダ】からぺったんこ呼ばわりされたこともあり、半ば公式のネタとなった。
DQ10の公式設定資料集といえる書籍『アストルティア創世記』掲載の年表によれば、本編開始より16年前に誕生とあるので、16歳(±数か月)。兄の【トーマ】王子とは7歳ほど離れている。
勇者の力を再現するため、彼女をモデルに造られた偽者が【魔勇者アンルシア】である。
CVは早見沙織(「ダイの大冒険」新アニメ版で【レオナ】を担当)。
海外ではDQタクトにおいてAnluciaという名前表記で登場を果たした。
DQ10オフライン
本編(Ver.1)段階では名前のみが語られており、本格的な登場は超大型拡張DLC(Ver.2)のメインストーリーに突入してからとなる。
【グランゼドーラのおはなし】において「アンルシア」名義で【プレイヤーキャラクター】として仲間に加わり、7人目のパーティメンバーとなる。
一部のボス戦では彼女のバトルメンバー参加が必須となる。一方でパーティから一時離脱する期間もある。
オンライン版との違い
オン版ではメインストーリーや一部コンテンツといった特定状況で参戦する【NPC戦闘員】だが、経験値獲得によるレベルアップがありプレイヤーがスキルを割り振れるなど、【プレイヤーキャラクター】に近い性質も持っていた。
このためかオフラインにおいても、【スキルパネル】や【必殺技】はオン版を元にして設定されている。スキルなしで元々持っていた属性耐性はパネルで習得する形になっている。また、オン版では特技が一切なかったため、片手剣と盾の特技が追加されている。
なおオン版の【最大レベル】は60(オフライン範囲外で引き上げ)だが、こちらは逆に初期Lv60で加入する。
ストーリー上では別行動が多かったオン版と異なり、仲間入りして同行する都合上、関連したテキストや描写が一部変更されている。
イベントシーンでは出番及びアクションシーンが多いが、【主人公(DQ10)】やオフライン版の仲間が映るシーンはオン版の映像を使用できないため、関連シーンでは映像の切り替わり頻度が多くなっている。
【仲間会話】のテキストでは、オン版で話しかけた際の会話が元になっているものも見られる。
オン版ではプレイヤーが所有する片手剣と盾および大盾を装備させられ、防具は外見のみが変化しキャラ性能には影響しないオマケ要素だった。イベントシーンはリアルタイムレンダリングのため、それらの装備も映像に反映されていた。
オフラインでは鎧系・ローブ系・服系が装備可能に設定されている。またアンルシアおめかし衣装の一部が【着せ替え】用のアイテムとして実装されている。
装備している剣・盾・おしゃれ装備は、オン版映像を使用している箇所には反映されない。
ストーリー上の動向
誕生~Ver.2開始まで
16年前グランゼドーラ王国において誕生。
11年前(5歳)【グランゼドーラ城】のテラスに【ガーゴイル】が飛来、アンルシアを庇いトーマが負傷する。
この事件を機に兄トーマを支える【盟友】になることを決意する。
6年前(10歳)【シタル】一座の公演を切っ掛けに踊り子【ジャンナ】と親交を持つ。
その後、ジャンナが魔物に襲われ命を落としたと知る。
【冥王ネルゲル】が【エテーネの村】を攻め滅ぼしたのと同じ頃、大魔王マデサゴーラ配下の魔王軍がグランゼドーラを襲撃。
トーマとともに戦場に出るが【魔元帥ゼルドラド】に命を狙われ、その攻撃から妹を庇いトーマが死亡。
その際に真の勇者が自分であるという秘密を明かされ、自分を守る為に兄が死んだことで戦意を喪失。
天馬【ファルシオン】の干渉により戦場から離脱させられるが、ファルシオンの力が完全ではなかったため【偽りのメルサンディ村】へと落下。
【勇者のチカラ】によって自らの記憶を封じてしまい、記憶喪失の少女【ミシュア】として過ごすこととなる。
グランゼドーラのおはなし
【主人公(DQ10)】が、【クロウズ】と【3匹の蝶】の力によりミシュアの記憶の世界へと潜入。
主人公の助けにより封じていた己の記憶と向き合い、真の勇者として覚醒する。
なおクロウズによれば、この際の勇者覚醒の光こそが【出身村のおはなし】で主人公を窮地から救ったものだといい、外界との時間のズレが指摘されている。
重なりし運命の大地のおはなし
紡がれし勇気の絆のおはなし
メインストーリークエスト【宿命の対決】では、兄の仇である魔元帥ゼルドラドが【古き神の遺跡】に現れたと知り、一人で飛び出して行ってしまう。
元々アンルシアがNPCであるオン版では問題ないのだが、仲間として同行しているオフラインでは一時離脱する展開となってしまう。
天翔ける希望の双翼のおはなし
悠久の果ての決戦のおはなし
【悠久の回廊】では、オン版を意識してかアンルシアのみ分断され一時離脱してしまう。
【奈落の門】前で合流し、道中の敵は固定戦闘のみとはいえ、やはりパーティの戦力がダウンしてしまう。
なおオン版の会話によると、娯楽の扉(【カジノ】)のスロットについつい引き留められてしまったらしい。大魔王も勇者も足止めするスロット恐るべし。
戦闘能力
装備と特技はオンライン版同様に片手剣と盾のみという割り切ったものになっている。勇者は片手剣しか使わねえ!を地で言っているシリーズ唯一の勇者。
オンライン版や他の仲間と異なり、固有のスキルはデイン系と必殺技のみで基本的には主人公と共通する特技で戦う。
呪文もベホイム、ベホマラーとザオリクを持ち、フバーハとマジックバリアである程度の補助もこなせると流石に勇者らしいバランスの良さ。攻撃呪文は普段使いできるのはライデインのみ。実用できる威力を得るには【超暴走魔法陣】【奇跡の風】などによる強化が欲しいが、他に普段使いできる範囲攻撃がギガスラッシュしかないので、全体攻撃を手札に加えたい場合は使えるようにしておくといい。
防具も鎧で守備力を重視したり、ローブで魔力を確保したりもできる。
しかしそのバランスの良さ故に、特化した役割や優秀な固有特技を持たされている他のキャラに比べるとどれも今一歩劣る面は否めず、特に加入後しばらくはレベル、スキル解放で固有の強みを獲得した盟友に代わるように器用貧乏気味なキャラに。
とは言ったものの攻撃面は【不死鳥天舞】が優秀で鎧を着こめば【精鋭部隊呼び】を別にすれば守備力はラグアスを超え、【アイギスの守り】も使えるので粘り強く戦う事が可能で、敵の攻撃が苛烈になりフウラの耐久面が不安になってくる中でパーティの足りない部分を補ってくれる。
一方でストーリーで習得し、必殺技として使える破邪の秘技は一転して強力なものが多く、特に全属性耐性低下を耐性無視で複数に入れられる勇者の眼と、自分も動けなくなるとはいえ、【闇のころも】解除を抜きにしても2ターンの間確実にスタンさせつつ被ダメージを大幅に上げる勇者の光が強い。【ティンクルバトン】で勇者の光を回せば単体の敵に対して非常に強力なハメ+ラッシュをかける事が可能である。
また武器が片手剣のみな分スキルパネルの多くがパッシブに割り振られており、レベルを上げてそれらを取りつつ【スキルアップパネル】で強化することで基礎性能も強力になる。特に耐久面の伸びが著しく、アイギスの守りも合わせればラグアスや職次第では主人公ですら厳しい猛攻に対しても悠々と生き残ってパーティーを復活させてくれる。パネル解放後にはなるが他にダストンしか持たない再行動スキルも非常に強力なので、こちらはぜひ最大強化しておきたい。
総じてレベル20から圧倒的なステータスを誇ったオンライン版とは逆に、レベルやストーリー進行で大きく伸びていく大器晩成型のキャラクターといえよう。
ステータスデータ
- 盾・大盾を装備可能
- 武器は片手剣のみ
初期(Lv60) | Lv99 | ||||
---|---|---|---|---|---|
基本 | 取得済 | 基本 | 増強 | 最大 | |
さいだいHP | 420 | 440 | 680 | 740 | 1040 |
さいだいMP | 267 | 292 | 440 | 490 | 740 |
こうげき魔力 | 299 | 334 | 490 | 525 | 630 |
かいふく魔力 | 257 | 272 | 420 | 455 | 560 |
ちから | 239 | 254 | 390 | 425 | 510 |
みのまもり | 140 | 155 | 230 | 265 | 350 |
すばやさ | 175 | 195 | 290 | 310 | 340 |
きようさ | 240 | 260 | 390 | 410 | 440 |
みりょく | 274 | - | 450 | 470 | 530 |
経験値 | 1,621,780 | 17,620,144 |
取得済=加入時取得済みのパッシブスキル(Lv1)を含める
増強=パッシブスキル(Lv1)全取得時
最大=パッシブスキル全取得+スキルアップパネル使用によりLv5にした時
スキルパネル
数字はパネル数(初期→最終)。
グランゼドーラの紋章を模った形状になっている。
スキルパネルの名称はオンラインでのスキルラインの名称と同様。
スキルアップスロットは初期24個、拡張後28個。
習得する能力
※スキルによって習得できる呪文・特技・必殺技については上記各スキルの項目を参照。
習得条件 | 呪文・特技・必殺技 | 備考 |
---|---|---|
Lv4 | 【ホイミ】 | 初期習得済 |
Lv7 | 【スカラ】 | 初期習得済 |
Lv16 | 【ルカニ】 | 初期習得済 |
Lv26 | 【ベホイミ】 | 初期習得済 |
Lv30 | 【ロストアタック】 | 初期習得済 |
Lv30 | 【マジックバリア】 | 初期習得済 |
Lv32 | 【ヘナトス】 | 初期習得済 |
Lv37 | 【ピオラ】 | 初期習得済 |
Lv44 | 【フバーハ】 | 初期習得済 |
Lv52 | 【ベホマラー】 | 初期習得済 |
Lv54 | 【ザオラル】 | 初期習得済 |
Lv65 | 【ベホイム】 | |
Lv70 | 【ロストブレイク】 | |
Lv77 | 【ザオリク】 | |
イベント | 【勇者の光】 | 必殺技 【魔勇者アンルシア】戦で習得 |
イベント | 【勇者の眼】 | 必殺技 クエスト【真偽】で習得 |
イベント | 【勇者の盾】 | 必殺技 クエスト【守護】で習得 |
イベント | 【勇者の心】 | 必殺技 クエスト【闘志】で習得 |
DQ10オンライン
こちらでは、基本的には一部のボス戦のみで参加する【NPC戦闘員】という扱い。
ストーリークエスト【集結! 叡智の冠】クリア後から入れる王家の迷宮というコンテンツでは修行に同行して共闘、レベルアップさせることができ、またプレイヤーの武器や盾を渡して装備させたりスキルを振ったりすることが可能なので、他のDQシリーズにおける仲間キャラにも近い役割も持つ。
オフライン範囲外では更なる修行で雷系を中心とした新技を習得しており、ライバルズやタクトでは「天雷の勇者」の二つ名を持った強化形態に反映されている。
DQ10オンラインでの彼女について詳しくはこちらを参照。
DQ11
【エンディング】におけるDQ10パートで登場。
また、おめかし衣装の【ラバースーツ】が【セーニャ】の【おしゃれ装備】に存在している(PS4・PC版を除く)。
スキャンバトラーズ
超5弾では【エックス】と共に【スペシャルチケット】「クロスブレイブソード」の使用者として登場する。
二人で使用する技なので、正確な使用者名は「冒険者エックス&勇者姫アンルシア」。
新3弾ではスペシャルチケット「勇者の雷光」の使用者として登場する。
勇者の光の後にギガデインで追撃する。複合技になったのは同弾で雷系ギミックが多く取り入れられているための措置であろう。
トレジャーズ
お宝として【勇者姫アンルシアの像】が登場。
いたスト30th
Aランクの初期キャラクター。
【冥王ネルゲル】と共にDQ10から初登場した。
ハイライト曲には、彼女のテーマ曲のアレンジである【勇者アンルシア】が設定されている。
1人で挑戦モードでは、闇と大魔王コースの【ダーマ神殿】で登場する。
ライトニングから【ゼシカ】の、【リッカ】からミンフィリアのスタイルについて話を振られるなど、ここでもぺったんこネタでいじられている。
OPムービーでは最初に登場し、ラストでも一番最後にダイスを振るなど、ドラクエの勇者だけに非常に目立つポジションが与えられている。
途中のシーンではゼシカとマーク集めを競い合っているのだが、両者ともマークにギュッと抱き着くものの、アンルシアはしっかり掴めてゼシカは胸元からすり抜けている。おそらくぺったんこなアンルシアと豊満なゼシカを対比したネタなのだろう。
ライバルズ
スタンダードパックにて初期より「アンルシア」名義で実装。その後にグランプリルールでの使用が制限されてたが、それと入れ替わる形で第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて「勇者姫アンルシア」名義で再び実装された。
どちらも共通のレジェンドレアで、CVは早見 沙織。勇者姫アンルシアは英雄カードである。
またエースへのリニューアル後、ソロバトルアドベンチャーの勇者専用カードとして「天雷の勇者アンルシア」名義のものが実装されている。
第1弾「アンルシア」
5/5/4 冒険者
召喚時:攻撃力5以上の敵ユニット1体を攻撃力0にする
効果が発動できるかは相手依存だが、強敵をほとんど無力化する切り札として、速攻デッキ以外では基本的に採用候補に上がるほど強力なカードであった。
特に、圧倒的スタッツを持つ【ゾーマ】への対策カードとして非常に重用された。
「勇者アンルシアvs大魔王ゾーマ」という、外伝作品ならではのこの構図は第7弾カードパック「光と闇の異聞録」の構想の基盤になっている。
Switch版DQ10のセーブデータ連動特典として絵柄違いのEXカードが入手できる他、エースから実装された「ソロバトルアドベンチャー」では基本的に全ての敵が攻撃力5以上となる為、デッキが空けば投入できるレベルの強カードとしてスタン落ち後も活躍した。
第7弾「勇者姫アンルシア」
コスト1
レベル1 コスト0 眠れる勇者
自分のターン中、味方の冒険者が場に出る度カードを1枚引く
この効果は条件を満たすと自動的に発動する
レベル2 コスト2 覚醒の光
自分のデッキと手札と場の冒険者を+1/+1する
レベル3 コスト3 破邪の秘技の会得
ユニット1体に4ダメージ
ヒーロースキルがランダムな破邪の秘技になる
盟友と共に戦うことから、冒険者シナジーを持つ英雄カードになった。
Lv2の冒険者強化も侮れないが、最大の特徴はLv3で使える破邪の秘技だろう。
これは「【勇者の眼】(サーチドロー)」「【勇者の心】(テンションアップ)」「【勇者の光】(攻撃封じ)」「【勇者の盾】(ダメージ軽減)」の4つが使う度にランダムに切り替わるというもの。
ランダム故に適材適所とはいきにくいが、どれも何回でも使える上にしっかり強力な効果なので、無限リソースと言っても過言では無い。
その点を活かして長期戦に持ち込むも良し、ヒーローレベルに呼応した効果「シンクロ」やLV2での冒険者強化と合わせて早めに勝負を決めに行くも良し。
弱点としては冒険者が引けないといつまでたっても先に進めないことと、レベル1,2が盤面に干渉しづらく序盤の動きが遅くなりやすいこと。冒険者の枚数自体を増やすか、先に勇者ソロの冒険者確定サーチを使うと事故を防ぎやすい。
当初はLV3の効果がダメージ6と必殺級に高く、さらに破邪の秘技の「勇者の眼」と「勇者の心」コストも低くほぼ確実に毎ターン飛んでくる状態にあり、「勇者の盾」に至っては軽減量が2だったため、継続的にリターンを得られる上にリソースまで付いていたため長期戦に非常に強かった。
専用の冒険者が存在しない魔剣士ですら無理矢理採用されることがあるほどで、いまいち使用率の伸びない【大魔王ゾーマ】を差し置いて猛威を振るっていたが、さすがに運営に問題視されてナーフされることになった。
ライバルズエース
「天雷の勇者アンルシア」
6/5/3 冒険者
速攻 2回攻撃
召喚時:横一列にいる全ての敵ユニットと敵リーダーに8ダメージ
このターン中「反撃ダメージ無効」を得る
(通常版初期の能力)3/10/6 冒険者
速攻 2回攻撃
召喚時:横一列にいる全ての敵ユニットと敵リーダーに20ダメージ×2回
このターン中「反撃ダメージ無効」を得る
(プレミアム版最高レベルの能力)
ソロバトルアドベンチャー限定で使用できるエースカードとして期間限定で登場。修業を積み大勇者の天衣を身に纏った姿。DQ10のVer.5.3でのストーリーに合わせたスピード実装。
初期状態でも強力な能力を誇るが、同カードを重ねて強化することで非常に攻撃的に強化され、冒険者属性を持つためサーチ、サポート手段も優秀。また一定数強化すると使用時に専用のムービーが挿入される。
ただし錬金できず確定入手手段も同時実装された【超サポートなかま】との2択での50%しかないため、人によっては延々と超サポート仲間ばかり当たり血の涙を流す場合も…
本ゲームのサービス終了が発表された2021年4月。勇者専用カードをソロバトルアドベンチャー内でほぼ無限に入手可能なアドベンチャーコイン(Ⅲ)と交換できる「レジェンド大確定 天雷の勇者登場!チケット」から課金せずとも入手可能となった事で、重課金プレイヤー以外も彼女を使用可能となった。
コスト3の彼女と【せいれいのうた】(コスト3以下の死亡済みユニットを最大6体蘇生する)をはじめとした蘇生・再利用コンボは強力であり、それ以外にも様々なカード(【ソロ】や【おたけび】や【ちからの指輪】など)とのコンボで重課金者だけが体感できた世界を垣間見る事ができた。
他の勇者カードも強烈なものが揃うとは言え、総合力では間違いなくドラクエライバルズエースの全カード中最強の性能である。特殊勝利が有効な雑魚モンスター戦を特殊勝利条件を満たすよりも速く倒す事ができるレベルの超性能でサービス終了を彩った。
また、前述の超サポートなかまのイラストにも通常版が【セラフィ】・【ヒューザ】と共に描かれている。
クロスブレイド
DQ10オンラインの10周年を記念して真5弾CPで【ギガレア】として登場。
その後超5弾コレクション2では10オンラインVer.5の大勇者の天衣姿が【シークレット】として再登場。
エクスブレイク3弾でも再度通常衣装がギガレアとしてカード化されている。
本作ではDQ10本編でアンルシアのCVを担当している早見沙織が【レオナ】役で出演しているが、アンルシアのCVは実装されていない。
これは歴代のドラゴンクエストシリーズのキャラはCVなしという仕様統一に沿った形になっているためと思われる。
ウォーク
2022年7月25日から開始のDQ10コラボイベントで登場。同イベントでの最重要キャラでもある。
覚醒とともになぜか【プクランド大陸】に飛んでしまい、そこで出会った主人公と共にグランゼドーラに帰るべくネルゲルに挑む。
各種族の大陸のイベントをこなし、絆レベルを上げていく事で強化されていく。
能力値、及び修得特技は以下の表のとおり。なお、能力値は絆レベル最大時のものを記載。
原作では扱わないメラ系やイオ系の呪文や特技、補助なども多様に覚えるのが特徴。
大陸名 | キャラ名 | HP | MP | 力 | 身の守り | 攻撃魔力 | 回復魔力 | 素早さ | 器用さ | 修得スキル |
- | 素の能力値 | 40 | 40 | 30 | 18 | 30 | 20 | 16 | 16 | 【メラ】、【イオ】、【ホイミ】 |
【オーグリード大陸】 | 【マイユ】 | 205 | 78 | 252 | 102 | 178 | 137 | 141 | 111 | ビックバンソード、【まもりのたて】 |
【ウェナ諸島】 | 【ヒューザ】 | 184 | 134 | 210 | 102 | 198 | 152 | 169 | 140 | 【イオナズン】、【ラリホー】 |
【プクランド大陸】 | 【ラグアス王子】 | 167 | 112 | 189 | 92 | 238 | 152 | 141 | 111 | 【メラゾーマ】、【ミラーシールド】 |
【ドワチャッカ大陸】 | 【ダストン】 | 205 | 84 | 210 | 123 | 178 | 137 | 127 | 111 | 【ギガソード】、灼熱なぎはらい、【マヌーサ】 |
【エルトナ大陸】 | 【フウラ】 | 167 | 151 | 189 | 92 | 198 | 182 | 127 | 111 | 【ギガデイン】、【ベホイミ】 |
- | 合計値 | 970 | 599 | 1080 | 529 | 1020 | 780 | 721 | 600 |
強化したアンルシアは、彼女1人で挑むコンテンツ「王家の迷宮」で使用する。
勝つためには覚えたスキルをうまく使い分けていかなければならず、頭を使うコンテンツといえる。
なお、王家の迷宮ではベホイミは3回までしか使えない。これの使いどころにも気を配る必要がある。
王家の迷宮を勝ち進めると彼女のこころが入手できる。
こころは虹色でコストは116。虹色はどの枠に装着してもステータス上昇倍率1.2倍の恩恵が受けられる万能なこころ。
どの能力もバランス良く伸びるが、魔力は高いとはいえないので物理寄り。
高グレードで全属性のダメージを強化し、メラ、デイン、イオ系は更に強化可能。????系へのダメージも強化可能で、全属性の耐性もつく。
3つの属性のいずれかを弱点とする相手や、????系の相手と戦う際には誰かに持たせておきたい。
タクト
勇者姫アンルシア
2022年4月28日開催の「『ドラゴンクエストX オンライン』イベント」にて登場。「勇者姫アンルシアSPスカウト」で仲間にすることが可能。Aランクは【ダークペルシャ】。
英雄系Sランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「英雄系物理威力+25%」基本特性「加護の光」(戦闘開始時または行動開始時 自分のHPが50%以上の場合 ダメージを30%軽減する)
とくぎは【勇者の盾】【勇者の光】「勇者の雷光」【アルテマソード】
必殺技は「双雷刃」
覚醒スキル10Pで「眠れる勇者」(10ターン目までの奇数ターンの行動開始時 こうげき力・かしこさ・すばやさを上げる 効果3ターン) 30Pで「勇者の心」(敵からこうげきを受けた時 ときどきテンションを上げる 効果1ターン) 50Pで「自動MP回復(小)」等を習得できる。
天雷の勇者アンルシア
2023年4月23日開催の「真・『ドラゴンクエストX オンライン』イベント」にて登場。「天雷の勇者アンルシアSPスカウト」で仲間にすることが可能。
英雄系Sランク、こうげきタイプ。
とくぎは【雷鳴一閃】、【堅守の聖盾】、正義の剣閃、ディバインスパーク、ロイヤルソードとデイン系を多く持つ。
基本特性「復活の勇者姫」により、HP0になっても3回までHP1で生き残る。
ドラけし!
DQ10イベント「眠れる勇者と導きの盟友」で登場。ストーリーでは原作通り最初はミシュアの姿だが、途中で記憶と本来の姿を取り戻す。
ドラけしは★6の赤属性で、スキルは広範囲を呪文攻撃する「勇者の光」。攻撃力も最大390。
魔勇者と見た目を差別化するためか、右頬に剣がくっついている。
だがバトケシ!の効果大は彼女と魔勇者アンルシアしかおらず、おまけに排出率も1%という有様。ドラポンポイントとの交換に至っては470pt=900,000Gというバカ高いコストが必要である。
彼女専用のスキルレベルアップアイテムとして3匹の蝶「蝶のかみかざり」「パピヨンブレス」「こはくの宝珠」がイベントで入手できるが、ほとんどのプレイヤーにとって無用の長物となるだろう。
蒼天のソウラ
物語本編には未登場だが、扉絵等でDQ10主人公に相当する【<盟友>ユルール】と共に戦っているシーンが挿入される他、おまけ4コマ漫画等でも頻繁に登場する。
【魔工技師プラクゥ】は彼女をモデルにした新型の【キラーマシン】である「再生端末 呂-一九一」を開発。
勇者の技と力の再現と量産化が目論まれたが、大半の【冒険者】とは隔絶したその力は【ギガスラッシュ】や【ビッグバン】すら繰り出せる機体をも自壊させる高出力であった為、アンルシアの技を使う事はプラクゥから制限される事となった。
リアル脱出ゲーム×ドラゴンクエスト「大魔王ゾーマからの脱出」
本イベントでプレイヤーの味方として登場。来襲した【ゾーマ】に立ち向かうも敗北し、囚われの身となってしまう。プレイヤー側は3つのオーブを集め、ゾーマ城に侵入してアンルシアに届けることが目的となる。