モンスター/偽りの預言者『ゼーム』

パルミア国第三代王ザシムの従弟。名うての魔術師。
ザシムとともにレシマスの秘宝を探索したが、発見した秘宝《常闇の眼》に魅せられ、地上への帰還を拒む。
結果、ザシムによってレシマスの最深部に封印され、その封である三種の魔石は強大で邪悪な存在に渡る。
以降、ゼームの姿を見たものは居なかった。

そして現在。
レシマスの秘宝《常闇の眼》は全ての歴史の真相を網羅し映すと言われている。
ヴィンデールの森(と世界)の破滅を画策するザナンの皇子サイモアにとって真実が露見することは阻止する必要があった。
そのため遊説でノースティリスを訪れたサイモアは同時にレシマス探索と《常闇の眼》の入手をも画策する。
これを偵知したパルミア王ジャビは、サイモアの計画を阻止するべく、スラン、カラムを送り込むも逆に討たれ、
自らもサイモアによって暗殺されてしまう。

しかし、ジャビ王の意志を託されたプレイヤーがレシマスを踏破。三種の魔石の封印は解かれた。

ゼームは長い時を経ても自らの魔導によって生きながらえており、《常闇の眼》を渡すまいとプレイヤーに襲いかかる。
全てを映す《常闇の眼》。これを手にしたプレイヤーは如何なる真実を知ることになるのだろうか？

「死を奏でる大鎌」により威力を増した混沌の渦は驚異の一言。混沌耐性はもちろん、各種状態異常の無効化が必要だろう。
混沌の渦の一撃当たりの威力は耐性無しで300を越え、麻痺や眠りが発動すれば2発、3発と連発される為、
仮に数発耐えられる体力や耐性があったとしても状態異常耐性がなければ運次第で即死もあり得る。
また、「死を奏でる大鎌」はマナを吸収する。マナが負に転ずると反動ダメージが発生するため、
魔法を使わないプレイヤーでもマナを補充する必要に迫られることになる。
その他の攻撃手段としては、モンスター召喚も場所が深いだけに高レベルモンスターばかりであり脅威になる。

しかしこれらは全て隣接していないと使ってこないため、
テレポートの巻物などで距離を取りながら射撃等で安全にダメージを稼ぐことが可能ではある。

体力がピンチ(3割を切った辺り)になるとジュアの癒しを使い、
1回あたり2割ほど回復できるため、とどめを刺せるだけの瞬間火力も求められる。
接近戦が得意なら体力3割まではのんびり削り、そこからは接近して一気にダメージを奪い、ジュアの癒しを使わせ続けながらそれを超えるダメージで倒すことになるだろう。
ジュアの癒し以外を一度も使わせないのであれば、混沌や状態異常耐性は用意しなくても問題ない。

火力不足で勝てないなら、道具に頼るのもいい。
ジュアの癒しの回復量にダメージが超えられないようであればルルウィの憑依で手数を増やしたり、
ランキスの時を止める効果が発動するまで頑張ったり、
それでも届かなければ契約の呪文を掛けて核爆弾で自爆するのもありだろう。

レシマス45層は入る度に再生成される点に注意。
ゼームの装備もフロアも再生成される。
キューブのような危険なモンスターが召喚されて手に負えない場合は上階に逃げるのも手。