FF5
薬師の固有コマンド。また、ジョブレベル3(要累計90ABP)で覚えるアビリティ。
巨人の薬・力の薬・プロテスドリンク・スピードドリンク・英雄の薬の
5つの専用アイテムを飲むことができるコマンドである。
自分自身にしか効果がないが、使い方次第で強力なドーピング要素になる。
プロテスドリンクはプロテス、スピードドリンクはヘイストと同じ効果を持つが、
魔法の効力であるがゆえにディスペルで魔法効果と一緒に打ち消されてしまう。
高HP・低防御かつレベルによって素手の火力が大きく向上するモンクに「飲む」はうってつけのアビリティ。
「飲む」のメリットとしてMPを消費しないので、魔道士ジョブにつけるのもいいだろう。
とくに青魔道士との相性は良い。
どの薬も各地で簡単に買うことができ、なおかつ一個110ギルと非常に安価なのも魅力。
- 「各地」とは言っても、買えるようになるのは第二世界のルゴルの村から。
第一世界で量産する場合、プロテスドリンクはガルキマセラから(通常枠)、スピードドリンクはブラックフレイムから(レア枠。通常枠なし)、力の薬はロンカナイトから(レア枠)、それぞれ盗める。
ヘイスト・プロテス・HP底上げ・Lv上げがこのアビリティ一つでできる。
他の強力なアビリティと組み合わせられるなら巨人の薬を手軽に使えるこちらも悪くは無い…はず。
初めからくっついてる上に相性もいい薬師で使うのが普通だろう。誰が使ってもかなり強いのは間違いないのだが。
- 「かくとう」を付けて英雄の薬を飲んで殴るか、「青魔法」を付けて力の薬をがぶ飲みしてゴブリンパンチなど。
わかりやすさ、コストの少なさで勝ってはいるものの基本的に自己強化しかしないためまどろっこしい感は否めない。
飲める薬は「ちょうごう」で作れるものがほとんどなので、出番は限定的。
- 「ちょうごう」はレベル2で「のむ」はレベル3、つまり「のむ」を他のジョブで使えるときには既に「ちょうごう」も使えてしまう。
このことが「のむ」を薬師限定アビリティ(に近い状態)にしてしまっている大きな要因かと。
覚える順番逆の方がよかったのではないか。 - 唯一代用できない力の薬の効果が限定的すぎるのもある。旧スマホ版では改善されて汎用性が上がった。
ほぼちょうごうの下位互換と目されることの多いアビリティだが、
ちょうごうでヘイスト、プロテス、巨人の薬を使おうとすると非売品の専用アイテムやエリクサーを持っていかれてしまう。
ひとつ110ギルというコストの低さが本アビリティの最大の魅力だろう。
- 調合の下位ではあるのだが、それでも制限プレイでは真っ先に縛られるアビリティ。
実際これだけでもやり方次第で無双出来るくらい強力なんだ…ライバルが強すぎるだけで。
前作FF4は自身にしか使えない強化アイテムがやたら多かったので、その感覚で使っていた。
前作アビリティ「アイテム」の内強化アイテム部分だけ独立したイメージ。
わざわざアビリティをつけないと薬を飲むことも出来ないバッツたち。
- 劇薬アイテムの「処方せん」みたいな扱いだと思う。
効果が強い薬品は副作用も当然有るだろうし、「適切な指示なしで飲むな」というところか。 - 実際我々の世界でも医師の処方箋という「受動アビリティ」がないと飲めない薬は数多くある。
各種薬品が1個110ギルなのはやはり当時の自動販売機の缶ジュースが1本110円だったからなのだろうか。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版では力の薬の効果が「武器攻撃力+20」となり、上記の通り汎用性が上がった。
モンクの素手だけでなく多くの武器に効果を発揮するようになり、薬師にとっては○○装備の利便性もアップした。
従来通り魔道士系ジョブにセットするよりも、物理系ジョブにセットしてこそその真価を発揮する。
爆発的な火力を持ちながら守りに難のある忍者や踊り子を安心して前列に出せるようになるのは、このアビリティぐらいのもの。
魔道士系ジョブでさえ、その気になれば前に立って短剣を振り回せる。
武器攻撃力とHPの底上げで攻防両面の強化という、数あるアビリティの中でもかなり珍しい特性を持つことになったと言える。
FF5(ピクセルリマスター版)
力の薬など、各薬の効果は基本的に旧スマホ版に準拠した性能となっている。